表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/148

ジェイソンは戦う

フェンリルは他の四聖獣を一気に相手にできるほどの力を暴走させていた

そんな中、地上にフェンリルでも恐れる気配を感じた

人間にしてはデカいがただの男だ

仮面をつけていて大きなナタを持っている

だが、それだけだ

恐れる理由がない

なのにフェンリルの本能が男を警戒させた

男はこちらを見ている

ありえない 四聖獣であるフェンリルが人間を恐れるなど

そんな時男に悪魔のような翼が生えた

これはヤバイと感じた時には遅かった

一瞬、たった一瞬目を話した瞬間に男はフェンリルの後ろにいた

フェンリルは咄嗟に避けるが男の動きは物理法則を無視していた

やばい やばい やばい

あいつは今まで出会った誰よりもやばい

世界の理を逸脱している

これなら他の四聖獣を相手にする方がマシだ

また背後に現れた男がナタを振り下ろす

ギリギリのところで回避するが男が振り下ろした瞬間空間が裂かれるような悪寒を感じた

ヤバイヤバイヤバイヤバイ

なんなのだあいつは 攻撃したかと思ったら当てる気がないようにも思える

そしてなぜかやたらと背後に現れる

やめろやめろやめろ

そんな時四聖獣の一人スザクが突進してきた

フェンリルはたたき落とす動作にでるがひょいと上空に進行方向を変えたスザクの後ろにはやつがいた

あぁ これは終わった

そう思った時転移させられた

そこには神の力で溢れかえった黒髪の少女が立っていた

あぁ、なんでここに・・・あなたは確かに死んだはずと思っていると少女の光が眩く輝くその光に飲み込まれた


目の前にはさっきの少女がいた

相変わらず綺麗な羽を生やしてフェンリルを優しく抱きしめている

温かい フェンリルはこの温もりを知っている

夢の中で何度も何度も経験した優しい温もり

そして何度も何度も助けられなかった愛おしい人

その悔しさを無力さを思い出しフェンリルはまた悲しくなる

「大丈夫や・・・もう大丈夫や・・・」

あぁ・・・懐かしい声だ・・・

忘れるはずがない

フェンリルが毎日のように見ていた夢に出てきた少女の声

少女はいつも優しかった

少女はいつも強かった

助けられなくてごめんなさい・・・

「何言うてんねん・・・うちの方こそ勝手に死んでごめんな・・・1人にしてごめんな」

違うあなたは殺されたのだ

あの男に 実の父親に

そういうと少女はやっぱりかと言わんばかりに力無い笑みを浮かべた

「でもそんなことはどうでもええねん・・・」

どうでもいいことなんかない

あんなやつ許しちゃいけない

「フェンリル・・・いやポチって言った方がええかな・・・うちのために怒ってくれておおきにな・・・でもうちの代わりにポチが怒ってくれた・・・もうそれでええんや」

そんなこと言われたら何も言えないじゃないか

そんなに優しい顔をしないでくれ

そんなに優しく抱きしめられたら私の怒りが無くなってしまう

甘えてしまう

「ええやないか・・・ポチはうちの家族や・・・甘え甘えられ助け合うのが家族なんやで・・・だからもう怒らんでええんやで」

あぁ・・・変わらない・・・あの夢のご主人と同じだ・・・そんなご主人だから私は・・・


大好きなんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ