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胡蝶は世界を越え再開する

ひらりはらり・・・胡蝶は舞う

月の光に照らされ月光蝶となり

ひらりはらり・・・胡蝶は舞う

悲しみにくれる愛する子犬のために

ひらりはらり・・・胡蝶は輝く

世界の果てでまた出会えた子犬ために

ひらりはらり・・・胡蝶は共鳴する

子犬の記憶と

ひらりはらり・・・胡蝶は悟る

自分は父親に殺されたことを

ひらりはらり・・・胡蝶は知る

子犬もその場で死んだことを

ひらりはらり・・・胡蝶は包み込む

怒りと憎しみにくれ自分を思ってくれた子犬のために

子犬は覚えている

娘のぬくもりを優しさを

子犬は覚えている

娘の匂いとその強さを


「もう大丈夫やで・・・ポチ・・・今まで1人にしてごめんな」

ーーーワン!(会いたかったよ)ーーー

「ウチもや・・・ウチもやで・・・だからもう悲しまんでええんやで・・・」


その日真夜中に虹色の光が世界を包み込んだ

それは誰もが安心してしまうほど圧倒的に優しい温もりがある光で怪奇現象に絶望するものは一人もいなかったという

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