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海賊の後日談

クラーケン焼きを作った翌日

 ちがやは、教えるだけ教えてさっさと帰ってしまった。

 だが、そのおかげでもう食糧に困ることはなくなり海賊達も自分の仕事を誇れるようになった。

 その代わり犯罪はもう犯せないがそれでもよかった。

 好きなことやって真っ当に生きられる

 それを教えてくれたちがやには感謝しかなかった

 そして、その後も商業ギルドと取引をしているとあっちからブルースカイに招待された。

 今まで真面目に取引をしていたのでもう大丈夫だろうと判断してくれたようだ。

 これには海賊全員で喜びあった

 あまり騒がないようにしつつブルースカイを満喫した

 ちなみにその時泊まらせてくれたのがリゾートホテルでなんと無料だった

 ちがやが前持って全員分の宿泊費を払っていつかここに遊びに来れた時に貸してほしいと頼まれていたそうだ。

 彼女達はもう旅に出てしまったらしいがまた借りが増えてしまった

 ちがやの好意を無駄にしないように周りに配慮しつつ観光を楽しませてもらった。

 最初はギョッとされたがちがやのアドバイス通り誠実に接していたら心を開いてくれた。

 嬉しくなってやいのやいの騒いでいると冒険者ギルドの人間が話しかけてきた

 場所を変えて話を聞いてみると依頼料を払うから海の警備をしてくれないかと頼まれた

 海賊としてのスキルを見込んでのことだろう

 俺は快く受けいれ少しだけ仕事ができた

 理想の形だ

 これもちがやのおかげだ

 きっかけをくれたあの黒髪の少女に感謝しつつこれからも俺たちは海を守っていくのだった。

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