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敵ボスとの戦い後編

第七回敵ボスとの闘い後編

■放課後商店街

前回の続き

ドクター・バード「ナイフロボにタイガーロボ、この二つに勝てるかなレネルガン!」

牧人「レネルガン、戦おう!」

 炎の剣となった牧人にレネルガンが応える。

レネルガン「ああ、行くぞ牧人」

 三つのロボットが闘いを始めようとしているのを見て女子高生・春菜が驚いていた。

春菜「あの子、炎の剣になっちゃった! それにロボットまで!」

オンリー「牧人さんはレネルガンさんに選ばれし者ですからね。ドクター・シリーズのロボットに勝てるのは牧人さんが変身した剣だけなんです」

雪彦「あのオンリーちゃん、このお姉さん避難させなくていいのか?」

オンリー「大丈夫、肝心な時は私が守りますから」

雪彦「ならいいけどさ」

春菜「やーんかわいいくてカッコいいなんて惚れそう」

 春菜がオンリーに頬擦りする。

オンリー「やめてください。私にはそんな趣味はないですからね。私はレネルガンさんが好きなんです」

 冷静なオンリー。


牧人「最初から全力で行ってくれレネルガン

。フレイムソードで一刀両断だ!」

レネルガン「ああ、そのつもりだ牧人」

牧人「行くぞ!」

レネルガン「一刀両断、フレイムソード!」

フレイムソードがナイフロボを真っ二つにする筈だった。

しかしナイフロボはそれを刃で受け止めた。炎の剣が初めてダメージを受けた。

牧人「くぅ、レネルガン痛いぞ」

レネルガン「牧人、すまない。これは想定外だった」

バード「これで終わりだレネルガン。あの世に行け!」

牧人「どうするレネルガン。フレイムソードが効かないなら、勝ち目がないんじゃ……」

レネルガン「牧人、忘れてないか? フレイムガンを」

牧人「ああ、思い出したよ。あれなら勝てるな!」

フレイムソードがフレイムガンに変形する。

レネルガン「フレイムガン、ファイヤ!」

ナイフロボを炎の弾丸が貫き、ロボは消滅した。

バード「なぜだ、なぜ勝てない!」

牧人「後はタイガーロボだけど、フレイムソードで勝てるよな」

レネルガン「ああ、大丈夫だ。一刀両断、フレイムソード!」

タイガーロボもあっという間に真っ二つになった。

牧人「俺たちの勝ちだな」

レネルガン「ああ、そうだな」

バード「くそッまだ負けてないぞ。ドクター・エンペラー様いらっしゃってください!」

謎の声「ああ、儂自らが相手をしよう」

空中に禍々しくそして巨体のロボが現れた。

分厚い体から重量感が半端ない。

エンペラー「貴様らは私が殺す」

牧人「こ、こいつは圧力が凄いな」

レネルガン「牧人、奴がドクター・シリーズのボスだ。ドクター・エンペラー。全人類を武器にして滅ぼそうとしている最悪の男だよ」

牧人「道理で邪悪に満ちてると思ったよ」

エンペラー「死ね! 下賎な者どもが」

 エンペラーロボがビームを発射してきた。

レネルガンがダメージを受ける。

牧人「レネルガン、大丈夫か!?」

レネルガン「ああ、少々痛いが平気だよ」

牧人「どうするレネルガン。やはり勝ち目が……」

レネルガン「最終手段がある」

牧人「どういうことだ?」

レネルガン「君自身に私の力を預ける時なんだ。君が武器から巨大ロボに変身すればいい」

牧人「そんな事ができるのか!?」

レネルガン「ああ、理論上は可能なんだ。君がロボに変身して、私が変形した銃で敵を倒せばいい」

牧人「わかった。やってみるよ」

レネルガン「集中して……変身せよ牧人。ビッグフレイムに!」

牧人「変身、ビッグフレイム!」

炎の剣が全身炎を纏った巨大ロボに変身した。レネルガンより一回り大きいサイズだ。ヒーローのような見た目だ。

エンペラー「ふん、ロボが増えただけで何が出来る」


傍観していた雪彦が驚く。

雪彦「あいつ、ロボになっちまった!?」

オンリー「牧人さんは選ばれし者ですからね。当然の帰結ですよ」

春菜「すごーい。カッコいい」


レネルガン「変形! レネルガンシュート!」

レネルガンが銃の形に変形した。

レネルガン「よし、牧人。私のこの導火線に火をつけてくれ」

牧人「わかった」

炎のロボになったビッグフレアから銃となったレネルガンに炎が導かれていく。

そして、ビッグフレイムがそれをがっちり持ち上げ、

牧人「レネルガン、行くぞ」

レネルガン「ああ、私の力を預けるぞ牧人」

牧人「レネルガンシュート、ファイヤ!」

 とてつもない光線がエンペラーロボを貫いた。

エンペラー「そ、そんな馬鹿なぁ」

 エンペラーロボが消滅する。

 ここにドクター・エンペラーとの戦いが終結した。

第七回了

 



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