ついに結婚を申し込まれました。コツコツと好感度を上げて、最後にドラゴンまでぶっ飛ばして、年の差、身分の差を乗り越えました。ありがとう皆様のおかげです!
「ギン姉さん、俺は強くなりましたか?」
「帝都で暴れたドラゴンを封印した勇者でしょ、自信を持ちなさい」
ドラゴンは、一年前、私がぶっ飛ばしたけど、逃してしまったヤツでした。
他の魔獣で帝都の騎士団を引き付けた後、私を狙って現れました。
墓地公園の荒れてしまった庭園の中、立っているのは、私たち二人だけです。
私たちの体を護ってきた鎧も、ボロボロです。
「ドラゴン、強かったです」
「うん、強かった、クロはそれ以上に強かった」
ドラゴンは、今回は魔道具の鎧を着けていました。
胸には、金の十字の模様が入った青い石も、、、
各国の、婚約破棄をした第一王子たちが持っていたあの石です。
「あ! ギン姉さんの鎧が傷ついて、、、その左腕は大丈夫ですか?」
しまった、一年前、ドラゴンに呪われた肌を見せてしまいました。
「初めて見ましたが、白くてキレイな肌ですね」
え? そんなはずは、呪いの青アザが、、、消えています。
「あまり見ないで、恥ずかしいでしょ!」
「ごめんなさい」
二人ともカブトを外します。
私の銀髪は、キレイなままです。
クロの黒髪は、少し汗をかいています。
クロは、手で髪を整えました。
「ギン姉さん、貴族社会では、男性は年上の令嬢を婚約者にできないのでしょうか?」
私は3歳年上です。やはり、クロも気にしていましたか。
「各国の王妃様から理解を得ています」
「貴族社会は、裏で女性が動かしているのです、問題ありません」
・・・この展開は、もしかして、もしかします。
「王国の男爵の息子では、帝国の王女様を婚約者に出来ないのでしょうか?」
普通であれば、身分の差がありすぎます。やはり、クロも気にしていましたか。
「クロのお母さんは「賢者」の称号を持っていますよ?」
「賢者は、各国の王妃様と同等の身分ですので、問題ありません」
・・・これは、来ました、間違いありません!
「俺の生みの親は、分かりませんでした」
「私の生みの親も、秘密にされたままです、問題ありません」
・・・早く言って下さい、ドキドキがもちません。
「俺は、小さい頃、強くなってギン姉さんを婚約者にすると、誓いました」
「ギン姉さん、いや、ギンチヨ嬢、ずっと愛していました」
「このクロガネと結婚して下さい」
♪───O(≧∇≦)O────♪
「その答えは、貴方とファーストダンスを踊った時、すでに出しておりますよ」
「私も、ずっと愛していました、クロガネ様」
クロガネ様が、優しく抱きしめてくれました。
歯と歯がぶつかり、笑いながら離れます。
遠くで仲間の皆さんの声が聞こえましたので、そちら、王宮に向かって二人で歩き出します。
「結婚式には、私たちを応援してくれた仲間も呼びましょう」
「はい」
「俺は、母親のような、各国の王妃様、伯爵夫人様も呼びたいです」
「そうですね、私も同じことを考えていました」
あら、これは涙?
十数年、流さないぞと耐えてきたものが、今、流れています。
お読みいただきありがとうございました。
この毎日投稿の連作は、今回で終わりますが、別の形で執筆を続けます。
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