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 魅惑の花園  作者: 栗田 清香
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楽しい新体操のススメ

習い始め

やっと、私。憧れのソフィア新体操クラブに移籍出来たのね。でも、この名門クラブで選手になれるのかなぁ。


今までいたSmile新体操クラブのからの移籍。村木先生を説得してくださった育成クラスの森本先生が言ってくれた

「あなたの踊りには華がある!踊りたい、新体操を踊るのが大好きって伝わってくる、素敵な魅力を振り撒きながら 演技するあなたなら、この先どんどん伸びる筈。

なぜ選手クラスから落ちたのか私にも腑に落ちないんだけど、あなたなら、よそのクラブや新体操部のある学校で、そこそこの活躍は出来ると思うから頑張って」を、信じて。

なんせ、新体操なんて選手でいられるのは、せいぜい大学4年の22歳まで。

今、小6の12歳の私に残された時間は、あと10年足らず。私頑張る。



美明日(みあす)が、新体操を始めたのは幼稚園の年長さんだった頃。

住んでる三重県で新体操の世界選手権が2009年に開催されたのだが、三重県教育委員会が

「大会を契機に、新体操の普及・強化とともに、県全体のスポーツを活性化することができる。」

を、開催の意義に挙げていたので、県内の市町村で次々と、市営体育館で初心者向け新体操講座が開かれた。

美明日の住んでる桑名市でも、土曜日の午前中月3回、隣の小学校で始まるらしい。市の広報誌に載っていた。


私立の幼稚園の放課後クラブやスポーツクラブにも、「新体操初級クラス」があって、幼稚園のお友達が始めたらしく、

「私もやりたい、習う!」って、うるさかったっけ。

「おお、安い!これなら行かせてあげれるわ」

ふふふ、あの子喜ぶかなぁ。何々?体験受付中ですって、申し込んでみよっと。

だって、スポーツクラブが週1回コース5000円。内容が違うかもだけど、なんと3000円。お兄ちゃん2人もいて塾代大変だし、これくらいなら何とかなりそう。

とりあえず、玲那ちゃんや天音ちゃん達がやってるから、自分もやりたいと思っただけでしょう?

あの子が帰ってきたら、連れて行ってみよう。



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