転生前
初めての作品となります。
誤字脱字があるかと思いますが、読んでいただけたら幸いです。
現代社会には、いろいろなモノがあふれている。
モノの成り立ちや製造方法については、本やインターネットで調べることが可能だ。
幼いころからモノの作り方や歴史など様々なことについて知りたくて図書館に入り浸っていることが多かった。
中学生の時、誕生日に親父のお下がりだったが、パソコンを貰った。
パソコンを貰ってからは図書館では調べる所とができなかった、ほかの国での歴史や文化について調べることができ、どんどん知識を増やしていくことができ満足していた。
勉強はもともと好きで大学は、県内トップの有名大学に進学することできた。
しかし、勉強ができても就職活動が上手くいかず地方の中小企業に就職することとなった。
就職から六年が経過し、俺は、28歳になっていた。
新社会人になった当時は、成績トップとなり同期よりも早く昇進をしようと思って上司に認められるように努力していた。
……それがいけなかった
俺が有名大学卒業ということで学歴コンプレックスを持っているクソ上司が事あるごとに俺に突っかかってくる。
例えば、提出する文書の書体が違うだの、書体の大きさが違う ひどい時には、お前の顔が気に食わないなどと言われ毎日のように怒鳴られてばかりだった。
更には、入社してから五年たった時に新入社員として配属されたクソ上司の親戚の子供が入ってきた時だ。
俺は、入社から五年経過しているからとその新入社員の教育係になるように命令された。
そこからは、もっと地獄だった。
新入社員のミスはお前の指導力がないと毎日のように上司に呼ばれては、罵倒された。
俺自身も新入社員は、俺の責任でもあると認識しているものの俺の指導はなにもいうことを聞かず舐めた態度をいつも取っている。
さらには、俺が取ってきた契約を奪われたり逆にミスをした時には、俺に指示されたと言い俺がいつも怒られることとなっている。
帰宅中「今日も疲れた…
仕事辞めようかな… はぁ」
毎日毎日 朝起きては、憂鬱になりながら仕事に行き、職場では毎日のように怒られては、終電の時間に帰宅する毎日だ。
もちろん土日などはない。
そんなある日、声を荒げながらクソ上司が怒鳴りながら執務室へ入ってきた。
「ヤマオカ どこにいる!!!」
俺は、何も身に覚えがないが
「ここにいますがどうされましたか?」と返事をした。
「ここにいますじゃないだろ!
お前が仕事で大きなミスをしたせいで大変なんだよ こっちにこい!」
クソ上司に言われるがまま、説教部屋ならぬ喫煙室へ連れていかれた。しかし、何も身に覚えがないから経緯を聞いた結果、新入社員が大きなミスをしたらしくそれを、俺の指示だとのことだった。
もちろんそんな指示はしていない。
「それは、僕の指示ではなく 新入社員が独断で行ったのですよ
相談や報告等は一切受けてないですよ。」
「あいつは、お前が指示したといっているぞ。
言い訳をするな!!!」
そう言って、ステンレス製のタバコの灰皿を手に取り俺の頭を殴ってきた。
当たり所が悪く俺は意識を失っていく。
「これでお前は、人殺しだ ざまぁみろ」と思いながら自分の死を持ってこれまでの鬱憤を晴らすことができ死んでいった。