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第一章 平和の終わりと波乱の始まり

プロローグも混じってますが宜しくお願いします


第一章 平和の終わりと波乱の始まり



(あれはいつの事だったか、平和な日本での生活からこの世界に転生したのは。)


現代日本。町も人も発展し、世界有数の国家であるこの国は交通網もしっかりしている。そう思っていた、あの時までは。


「うわぁぁぁ!!!」

「明!、修!」


そう、あの日、僕達はバスにはねられた。(明と修を助けようとして自分まで死んでしまったのは残念だ。)


だが、三人がはねられた事に誰も気づいていない。まるで見えていないように。だが、やはりガードレールが壊れている?


(あれ、おかしい。さっきまで壊れていたガードレールが直っている。バスも平気である。このような事は通常ありえない。という事はなんらかの力?がこの世界に働き、この世界を少しだけ変えた事になる。つまり、この世界から三人の存在が消され、なかった事にされているという事になる。)何故?そんな事を考えている間に周りに光が集まり始め、とうとう目がくらむレベルまで集まっていた。そして、僕達のこの世界の人生が、平和が終わった。


所、変わって帝ノ学園。


入学式が終わり、数日が過ぎていた。

平和な学園生活を楽しんでいた新入生にとって嫌なイベントの告知がされた。その告知とは…

「今日から一週間後に実技テストがある。今回は個人戦なので、自身の最高の評価が貰えるように頑張ってください。また、その二週間後には筆記テストがあります。勉強も頑張りましょう!赤点の方は、補修頑張りあるので気をつけて下さいね。」


というものであった。


「はぁー、まぁ頑張ろうか、みんな…」

そう言って振り返ると

「赤点回避のための強化を神無月を省いてやるぞ。」


「えっ!」


そう、僕、神無月神人はこの帝ノ学園でただ一人の虚ランクのため、クラスに収まらず、学年、全校、果てには、教員にすら、嫌われている。そんな中でも、仲の良いもとい、味方もいる。


「お〜い、神人、今度は何をやらかしたんだ?。この差別は並の事じゃないぞ、やらかしたに決まってる。」


そうよ、昔から自分以外の事は何も気にしないからこうなるの。」


「大丈夫ですか、私はいつでも神人さんの味方ですからね。」


「あ〜、未来さん、何を言っているの?、しかも神人に近すぎよ!。」


「あなたにそれを言われるような事は何もしてませんよ、明日香さん。」


「おいおい、お前らまで喧嘩すんなよ。」


「相変わらず、大変そうだな、水蓮。」


「お前が原因なんだから、お前も止めるの手伝えよ、神人。」


「はいはい。」


この三人、水蓮、明日香、未来は僕に対しての差別をしない、少し変わった人達なのだ。

(ただ、水蓮と明日香に関しては子供の頃からの付き合いなので、いわゆる、幼馴染という奴だ。未来は入学初日にゲームでありがちなイベントをやってしまい、その日に告白もされたが自分では釣り合いが取れないと思い、ふってしまった。それは明日香も同様で子供の頃に告白されたがふってしまっている。二人共自分にはもったいないと思える人なのだ。)


この三人は、新入生の中でも一位、二位、三位とトップクラスの成績を持っているため、周りからの注目には慣れているようだが、僕に対する注目が凄く嫌だ。やっかみや差別以上に嫌だ。


「実技テストは全員、クリアできるとして筆記テストは神人、出来そうか?」


「分からん。」


「じゃあ、今から何問か言うから答えてみて?。」


「分かった。」


「この世界に存在する基本属性を全て答えて。」


「火、水、風、雷、土、光、闇」


「それじゃあ、特殊属性を全て答えて」


「氷、龍、天、地、無、木、聖、緋、鉄」


「良し、そうゆうのは出来るのな。」


「出来るよ、このぐらいは。」


だったら、この問題が解けたら、今日はもう終わりにしよう。」


「おう。」


「魔法の術式の基本となる詠唱は?」


これについては授業で教わったのと自分で考えたのが混ざって分かりにくい問題である。

『祖は円環へと帰還する。』


「それは原典術式だけのだ。」


「これ以外は良く分からん。」

「おいおい。」


「ちなみに答えは

『顕現せよ、理より外れし者よ』

だ」


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