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悪魔の子
読んでくださり、ありがとうございます。
本日二編投稿です。
フリースクールで講義を受けた後、年齢も性別も様々な人たちが集まって、普通に話をしていました。そこで仲良くなった女性と話していると、小学生ぐらいの男の子が近づいてきて、やたらと仲良くなろうとしてきます。
「さみしいのかなぁ、仕方ない。一緒にいてあげよう。」
としばらく一緒にいたのですが、私たちは気づいてしまいます。
「この子は悪魔だ」と。
それから私たちはこの子から自然に離れようとしますが、なかなか離れてくれません。
やがて。
次々と周りの人たちが殺されていきます。私たちは、隙を狙ってトイレに駆け込みました。鍵をかけ、ほっと一息ついた瞬間。
「どうして逃げるの?」
笑顔の悪魔の子が、私達の顔の前に。
「いやー!助けて!!!」
ここで目が覚めました。




