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第八話 買い物

  買い物に関して女性は属性が大体二つに分かれる。

 気に入ったものを後先考えずに買うか、必要最低限の物を買うか…だ。

 倉沢は間違いなく前者だ。



「キャアー、まずあそこから見ましょう!その次あそこと、あそこ、その後、あっちに行きましょう」


 コノヒトダレ…?


 普段の彼女しか知らない人間ならこう思わずにはいられないだろう。


 

 二人は、倉沢行きつけのブティック街の一角に車を止めると、車から降りた途端壊れた。



「ネエネエ、これ着てみて…うん似合うわ、アアアア、次はこっちのを着て!」

 

 倉沢はお店に入ると、自分の見立てた服、靴、バックそのほか諸々をかおりに身に付けさせた。


 かおりは一軒目の三十分ですでにぐったりとしてしまった。

 彼女が今まで関わってきた人間でこのテンションはいなかったのだ。

 倉沢はかおりに口を挿む暇を与えずにかおりを引きずりまわした。



(卓也…これでまともって…どんな人間関係してるの…)

 かおりは今の自分の状況より、思わず卓也の心配をしてしまった。



「何をしているの?かおり、次行くわよ!」

 かおりから財布を預かり、勝手に選び勝手に精算した倉沢の足元にはすでにいくつもの紙袋が置かれていた。

「はい、今…」

 かおりはこれからどうなるのか不安になりつつも、倉沢に着いて行った。

(私、これからどうなるんだろう…?)


 

今回は軽めに書いてみました。

いかがでしたか?

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