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第六話 始まりの精霊 前編
俺が最初の世界を作り出してから数年後、
俺は幾度となく夢の中で沢山の生を受け、死を授かった。
そして、様々なヤツとあった。
そんな中である化学の発達し、ギフトと呼ばれる超能力がある世界で出会った
電脳の神と言うヤツがいた。
そして、そいつを介して出会ったのがその頃は力が安定してい無かった。
現在死の精霊の長たるレオン・ユグドラシルに出会った。
その時の私はまだまだ、甘かった。
レオンと共に友人を救いだし…………私はその時に死んだ。
レオン「お前のお陰で我は力を手に入れた…………我は救われた。
…………故に、お前には私の加護を1つやろう。
いつか、お前が……殺奈が我らの仲間に出会った時にまた、
我らと再開出来るように…………」
これが私が哀川殺奈として生き、最後に聞いた言葉だった。
それから現実では2年、次元界での時間では600年後に
レオンの眷属達に出会った。
その時の風景は、まさに圧巻と言えるだろう。
何せ何千という精霊達が、様々な姿で様々な光で溢れ、
まさに幻想的と言える景色だった。
そんな中で一匹の狼………のちの名をアルト、を見つけたのがその始まりだ