第一話 私の学校生活①
これは私黒崎綾奈の物語
小さな小さな物語。これは私と三人の人外のお話
ヴィオラ「(マスター!マスター!起きてくださいよ!)」
……私は毎日この子達に起こされる。今日起こしてくれたのは妖精のヴィオラ。
少しイタズラ好きだけど、私なんかよりもオシャレさんなんだ。
私は急いで学校に行く準備をした。
ヴィオラ「(今日は私が着いて行ってもいいですか?)」
私「(んー、いいよ。それじゃあアルト達にちゃんと言ってきてね。
じゃないと連れていかないから)」
ヴィオラ「(…………わかりました〜。それじゃあちょっと行ってきますねマスター!)」
母「綾奈〜!そろそろ学校なんだからご飯食べに来なさい!」
私「あ、はーい!」
私「(言わなくてもわかってるって。はぁ、学校めんどいなぁ。)」
アルト「(我が主よ、一応主は人間なのだから学校の方はきちんと行くべきだろう?)」
「(ちぇ、りょーかいりょーい。あ、帰ってきたら久しぶりにそっちに行くよ。
アイツに言って肉体を持ってきてもらっておいてくれる?)」
アルト「(了解した、我が主よ。………そろそろ行かないと遅刻になるのでは?)」
私「…………あ、やばいやばいやばいヤバイ!行ってきまーす!」
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友人「綾奈おはよ!ギリギリじゃん!」
私「まあね〜!話をしてたらついついね〜」
ヴィオラ「(…………この女やっぱりウザイです。)」
友人「今日一時間目から体育とか最悪だよね〜!」
私「だね〜(話あわせんのってメンドイなー。てかヴィオラさ、思ってても言わないの。私もそう思うけど)」
先生「今日はバドミントンだ!チームを組んでダブルスでやれよ!ただ話してたら…………」
生徒『…………うぇーい』