表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

陸上部員の憂鬱

よーい、ドン!

作者: abakamu

どうも。abakamuです。

運動会……。僕が走るのが早くなったのって、昔走り去っていくいじりっこ達を追いかけてたからだと思います。……そうですよね?雅紀さん。

あの時は遠かった……。


あ、どうぞ!!

僕は時々思い出す

君が浮かべる微笑みを

僕は時々思い出す

君が浮かべた悲しみを



運動会の明くる朝

僕と君との二人きり

校舎の窓から覗いてた

太陽兆すグラウンド


とても幼いあの頃は

信じも解りもしなかった

君と別れて行くことの

君を恋していたことを



よーい、ドン!で走り出したら

僕はみんなを追い越して

君の場所まで行くだろう

だから待ってて欲しいんだ

あの日走った校庭で



別れ際君が言った事

鮮明にいつも思い出す

君と僕との約束を

僕と君との約束を


ドアの向こうに居た君を

ずっと抱きしめていたかった

君と僕とを隔つ壁

ゆっくりゆっくり去ってった



よーい、ドン!で走り出したら

君はみんなを追い越して

明日のいずこへ行くだろう

だけど待ってて欲しいんだ

あの日笑った校庭で



あの日隔てた壁の外

電車に浮かぶ陽炎は

夢を追い越し焼き殺し

明日へと走り去ってった



よーい、ドン!で走り出したら

僕はみんなを追い越して

君の場所まで行くだろう

だから待ってて欲しいんだ

あの日眺めた校庭で


久しぶりに自分が書いた作品を見ると、なんか思うところありますよね。

こうしたらいい、とかここいいな~、とか。


読者からの意見が交わればとてもいい作品ができると思うんですよね☆

ですから感想ください☆

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] リズムがあってテンポがよくて、詩に書き慣れていると思います。abakamuさんのいいところだと思います。大切にして下さい☆なんか、歌にして欲しいですね、綺麗な歌詞みたい!
2013/05/01 13:35 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ