第3話 ・・・ただの幼馴染です
今回は女キャラ登場です。
キャラの詳細はいずれ・・・
翔也は学校に登校する時、いつも一人である。
別に、友達がいない訳でもない。
むしろ翔也は、周りから慕われる存在である。
ただ、ある事件を切っ掛けに、人と接することを極端に避けるようになった。
え?ある事件が気になるって。まぁ、それはいずれ説明しよう。
翔也がいつもの通学路を歩いていると、
「お~い!翔也~」
そう呼んで現れたのは、こちらも幼馴染の、七瀬香織である。
ちなみに、香織が和樹の彼女である。
「おはよ!翔也」
「おはよ。相変わらずテンション高いな」
「相変わらずはよけいだから!」
「ハイハイスイマセン」
「心がこもってないな~」
朝からこのテンションは、・・・少々きつい。
まぁ、基本いい奴なので、別に嫌な訳ではない。
「あんまり意地悪言うと、和君に言っちゃうけど、翔はそれでもいいのかな~」
「スイマセンでした」
まぁ、あれです。和樹と香織は、いわゆるバカップルなんです。
特に和樹はヤバイ・・・いろんな意味で
前は、冗談抜きで、半殺しにされましたよ。・・・ハハ笑えねえよ!
実は、香織の初恋は俺らしい。当然、俺は香織の事は気づいてたけどな。
香織は、はっきり態度に出るから、すぐに分かった。
ただ俺は香織のことが恋愛の意味では好きじゃない。
それに、俺は恋愛をする気になど、到底なれない。
結局、香織の告白を俺がフッて、心底傷ついた香織を和樹が必死に慰めた。
それを切っ掛けに、二人は付き合うのだけど・・・あの時は色々あったな。
実は、二人が付き合うのは、俺の作戦通りだったんだけどね。
「まぁ、詳しい事は次回って事でいいか。」
・・・今の言っちゃまずいよな。
「え?何か言った?」
「いや別に」
・・・こういう朝も悪くは無いけどな・・・
という訳で(ってどういう訳だよ!)次回は
和樹と香織の付き合うまでをやりたいと思います。