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は?再婚?義妹?

義妹と妹っていいよね。

「雪斗、美久…お父さん再婚するんだ…」


「「…………は??」」





俺の名前は南原雪斗、どこにでもいる特徴のない普通の高校2年生だ。そして俺には妹がいる。

南原美久という名前で俺と同じ高校に通っている高校1年生だ。

ぱっちりとした大きい瞳に小さいきれいな鼻、ぷるんとした唇で顔が小さく茶髪のツインテールだ。胸はあれだが…

身長は俺より20cmくらい小さくて、守りたくなるような可愛さがある。


父は南原智樹という名前で俺と同じで特徴がない顔だが、仕事の才能はあるらしく、結構金を稼いでいる。

母は南原由香という名前でもういない。俺が12歳の時に交通事故にあって、死んでしまった。美久が大人びた感じの美人で、お父さんよくあんな美人と結婚できたな…とたまに思っている。


で、なんで俺が急に家族の紹介をしてるのかって言うと…父さんが…急に再婚するとか言ってきたからだ。


「その…お父さん、ずっと由香が死んだのを引きずってたんだけど…職場の同僚と話していたら趣味が合って、それに元気づけてくれたんだ…それから話している内に好きになってしまったんだ…雪斗も美久も急にこんなこと言われて混乱してるし再婚なんて嫌だとも思ってるかもしれないが…」



いや…別にお父さんが再婚するのが嫌とかじゃないんだけどな…


「確かに急に言われて混乱してるけど、再婚が嫌ってわけじゃないんだ…それに父さんが幸せになれるなら賛成だけど…母さんが亡くなった事をひきずってたなら言ってほしかったな…」


「うん…私達が何かできるってわけじゃないかもしれないけど…」


「そうか…すまなかった…雪斗達に相談したら、由香が亡くなった事を思い出して辛いかもしれないって思ったんだ…前を向いて生活してるのにそんなこと相談出来ないって…だけど…そう思ってたんだな…」


「うん…だからこれからは辛い時は言ってよ。俺達も言うからさ。辛いときも共有して乗り越えていくのが…それが家族ってもんだろ。」


「あぁ…分かった…それで再婚のことは…」


「俺はさっきも言ったとおり賛成だよ…父さんが幸せになれるのならそれでいいから」


「私も賛成だよ…」


「ありがとう…っあそれと、再婚する相手にも子供がいるんだ…確か雪斗達が通っている高校の1年生の女の子の…」


「「………は?」」


「それで、今週の土曜日にレストランでその二人を紹介したいんだ。紹介は早めの方がいいかなって」


「いや…ちょ…ちょっと…待って父さん…」 


「どうした雪斗?」


「父さん再婚相手に子供がいるって言った…?それも高校が一緒で女の子の…?」


「あ、あぁ…そうだが?なんかおかしかったか?」


「いや…高校1年生の義妹が出来るのはなぁ…

血が繋がってないからその…そういうことになるかもしれないし…それに知ってる人だったら気まず過ぎるだろ…」


「ん?いや、大丈夫だぞ雪斗安心しろ。高校で南原さんって人は知らないですって言ってたから雪斗達の事は知らないし、それに雪斗自分の顔をちゃんと見ろ。そういうことは起こらないぞ。雪斗は顔がお父さん似だからな!」


「あぁ…確かに俺の顔じゃあな…」


「まぁでも父さんの顔でも母さんと結婚出来たし、再婚相手の同僚も綺麗だから分からないけどな!」


「結局どっちなんだよ…」

次話、今日中に投稿予定


この小説は短期連載予定ですが、人気次第では長期連載も考えようかなと思っています。


ブックマーク&★★★★★評価をしていただけるとモチベに繋がります!!


「男だけど女性Vtuberを演じていたら、現実でメス堕ちしてしまったお話」も投稿しています。

興味があったらぜひ読んでみてください。




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