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汚れた水も泡は白い

作者: なおちか

今回も読んで頂きありがとうございます!

短い物ですが、ごゆるりと。

流れていく汚水は小さな段差を落ちていく。


その時、泡立つ白さに気付く。


こんなに汚れていても泡は幼さを残している。


僕だってそうか。僕らだってそうか。止まらないけど振り返る事は出来る。


その中にいる時には、時間はゆっくりで、体温は高い。


大人になって火照る時、過ぎ去った早さを感じます。


雁字搦めだった訳じゃない。いつでも選ぶことは出来たんだ。


知らずに分からずにいた時間を失い僕らは成長する。


成長と鈍感さを手に入れて目隠しされた夜道を歩く。


意味が無い事を知ってて、意味が無いって言わない事を受け入れて。


手を伸ばせば触れる「新しい」を掴まずに「不満な日常」を抱きしめる。


加速も減速もしない、平面な流れの中で重力を感じたい。


そうすればそこから抜け出せる。


色が変わって季節を感じ、長く伸びて経過を知り、失って選択が増え後悔に気付く。


また恐れる。勝手な影を作って。引き出しの泡だて器を汚れた心に。しんぱくを泡立てて。

読んで頂きありがとうございました!

チャンネル登録、高評価を宜しくお願いします!

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