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霊笛  作者: 野中
霊笛・第三部
61/72

第四章(1)

何年寝太郎でしょうか…。

―――――お前は悪い子。


耳に馴染んだ台詞。私は、いつも素直に頷いた。

私は、悪い。…私が、悪い。

否定や拒絶、反感をもつまでもない、私にとって、ただの事実だ。なのに。


今になって、思い出してしまった。母の、言葉を。



―――――お前はそのままでいいのよ、凛。



従順に呑み込んだ悪意を、真っ向から軽やかに笑い飛ばしてしまう声。

あれからだ。胸の奥から、花が咲いたような明るさと共に、彼女の言葉が大きさを増していく。母の、朗らかな笑い声が、私の胸の奥を躍らせる。


―――――いい子、いい子ね。なんて可愛いの。愛しているわ、笑顔を見せて。


愛情が、降ってくる。惜しみなく、与えられる。与えられて、いた。もう、一生分。

胸元に縮込めていた腕を、恐る恐る伸ばす。掌を上向ければ。



瑞々しい花弁が、山のように積もっていく。



なぜこれに、私は鍵をかけてしまったんだろう。

いえ、理由なら、もう思い出している。私が、弱かったからだ。母が、天へ居場所を移して。

喪失の痛みに、私は―――――記憶に鍵をかけ、鎖でがんじがらめに封印した。


必要だった。自身を守るためにも。


他者から与えられる言葉は、もう、一つしか残っていなかったから。

―――――悪い子。なぜお前はこの世にいるの。


冷淡な、すべての感情が剥がれ落ちた声が、絡みついてくる。繰り返し、繰り返し。


母からもらった宝物を守るために、ひとつひとつ傷ついて、戦っていては、傷だらけの足では立っているのさえ難しかった。

なにせ、そう告げた相手は。


他人行儀で、立ち居振る舞いも人形のようだった、あたたかみをかけらも感じさせない女性…兄嫁―――――あねさま、だったから。

彼女に歯向かう者に、霊笛宗家における居場所はなかった。

厳しい女性だったが、その厳格さゆえに、宗家は盛り立てられていった面もある。


宗家の誰も、彼女には逆らえなかった。受け入れてしまえば、慣れてしまった。

何も感じなくなった。…ただ。


戒律が人間の形を取ったかのような存在だった彼女が、一度だけ。

たった、一度だけ、嵐のように感情を爆発させたことがある。



―――――わたくしが、この、わたくしが…っ、お前のかわりだというのっ!?



絶叫に顔面を叩かれ、指が食い込むほど肩を掴まれたその日、私はまだ幼かった。あねさまの言葉を正しく理解できない程度には。


今になってようやく、あの日の彼女の絶望を、受け止められた。


あねさまが、諦念の底に憎悪を渦巻かせながら、私の排斥を続けずにいられなかった理由も。ゆえに。

今こそ、反論できる。

違います、あねさま。あにさまに、不実はなかった。

私とあにさまは、本当に、ただただ、兄妹だった。もし。

あにさまが男として心にとどめる面影があったとすれば、それは。


―――――私の母、澪。


思う端から、理解した。あねさまは聡明だ。その程度、指摘されるまでもなかったはず。

ただ私は、…あまりに面影を残していた。あにさまの、かつての想い人の、面影を。

私の姿に、もしかするとあにさまは、過去に失った想いを見たことがあるのかもしれない。


きっとあねさまは、それが。


今も、あなたは苦しんでいるのでしょうか、あねさま。だからあにさまは、あのような死に方を、…したのでしょうか。



あねさまの、冷たい横顔を思い出す。



貴女が守るものは、生きるのに縋れるものは、宗家の存続、それしかなかった、…そういう、ことでしょうか。

無性に、話をしたくなった。今なら、あねさまを、すこしだけ理解できる気がしたから。



だいじなヒトが、私を見てくれないのは、…蹲ったきり歩け出せなくなるくらい、辛い。



刹那。

痛みを我が事として思い出した心が、閃くように『今』を自覚した。正確には。



胸をよぎった史郎の存在が、いっきに私の心を攫う。



寸前の出来事を思い出し、愕然となる。なんてこと。

―――――また私、気絶した。

もはや癖だ。もう何度目だろう。いい加減、どうにかならないか。足りないのは何だ。


体力か、根性か、霊力か、いえ、そのすべて?


自身に対する腹立ちの勢いに弾みをつけて、私は重い瞼を開いた。暗い。

おかげで、焦点が合わせづらい。ここはどこだろう。空気は冷えて、乾いている。息苦しいような熱は感じない。はて。


未だ灼熱の南国にいるので間違いないだろうか。


当たり前のように現在の居場所を考え始めて、ふと我に返る。

どうも、気絶した後知らない場所にいることに慣れている。少し問題だ。


闇に目が慣れる前に、近くに紅点が見えた。鮮やかな、深紅。何だろう。数を数えようとしたところで、




「見た目通り、呑気なんだねぇ。今、目が覚めたの?」




頭から莫迦にした甲高い声が、紅点のあたりから飛んだ。最近、どこかで聞いた。思うなり、

―――――蜘蛛蔵。

脳裏で弾けた名に、警戒心がジワリと全身にしみ出す。私の周囲にいる人たちに、憎悪に近い嫌悪を抱く相手が、私に優しいわけがない。


本当に、そこにいるのか。目を凝らそうとした、刹那。




「助けなさい!」




惑乱しきった金切り声が、闇を貫いた。一瞬、身体が岩になった心地になる。驚きで、金縛りにあった。だって、この声は。


「そこのあなた、自由なら、この糸を剥がしてよ!」


奈美? 千華姫付きの次女である彼女の声が、なぜ、蜘蛛蔵のそばでするんだろう。


予想外の組み合わせだ。どうなっているのか。慎重に、闇に目を凝らす。ぼんやり、何かの輪郭が見えた。小山のような、何かが、ある。見えるまで、もう、少し…。


「あぁ~…、威勢がいいよね、―――――いつまで保つか、なぁっ!」


悪意を投げつけるような語尾に、重なる奈美の悲鳴。

暴力の気配に、止めようと思わず身を乗り出した刹那。


闇に慣れた目が、映した光景は。





(―――――…蜘、蛛)





さっき見えた複数の紅点は、蜘蛛の目だ。叫びそうになり、口元を両手でおさえた。

小山じみた巨体の蜘蛛が、数本の足で、びっしり一面に張られた蜘蛛の巣を考えなしの勢いで揺さぶる。


たちまち、そこここから上がるか細い悲鳴。背中が寒くなった。


幸か不幸か、私にはなんの衝撃もない。私は蜘蛛の巣の外にいるのだろう。

奈美は、蜘蛛の間近で四肢を絡め捕られている。彼女以外にも、誰か囚われて、いる?


先日、商人たちの会合の場で顔を合わせた少女の顔を思い出すなり、蜘蛛が徹底して傷つけてやろうという意思を隠さず、嬲る声を放った。




「お前なんか、牢の中で死刑寸前、廃棄されるだけの女じゃんか! それを拾ってやったんだ、有効に使ってやろうって言うのに、なにその態度? 感謝しなよ!」


(…え)




紛れもない蜘蛛蔵の声に、眩暈がする。決定的だ。あの蜘蛛が、蜘蛛蔵の本体。

混乱に転がり落ちそうな意識を、必死に冷静の中に引き込み、私は奈美に意識を向けた。


牢の中で、死刑寸前、と蜘蛛蔵は言った。





奈美が?





日の高いうちに離宮を後にした彼女に、いったい何があったのか。

「誤解があるだけよ!」

あれほど冷静に蛍に対応していた奈美が、感情もあらわに叫び返す。


「わたくしが、たかが妾の髪飾りなんか、盗むわけない…っ、懐に入ってたのは、妬んだ誰かがわたくしを陥れようと」

聞くなり、血の気が引いた。懐に、入っていた? 髪飾りが? 妾の、と吐き捨てるように言った語調から、それはおそらく。


千華の父親の、囲われ者たる北方の女性。


奈美の言葉を聞いた私の脳裏に、昼間の光景が浮かび上がった。

商人の顔で、千華姫たちに話しかける―――――蛍の姿。笑顔。そして。




―――――あたしはこうやって生きてきた。




今では封印している、告げた犯罪の技術で、賊の懐から血判状を奪ったと堂々言い切った彼女の声が、鮮明に耳に蘇る。


(気づかれず奪う、ことが可能なら)





気付かれず、懐へいれる、こともまた―――――可能、なのでは。





思いつきに、冷気にまかれた心地になって、私は言葉を失った。




「あはっ、妬みぃ? 陥れるぅ? 周りからそう思われる自覚があるって今、はっきり言ったよ、この女!」


げたげたげた、蜘蛛が…蜘蛛蔵が、下品な笑い声で全身を揺らす。



「だったらさぁ、しょうがないじゃん。死刑になるのは自業自得だよ? そうやって生きた結果が今さ!」

奈美の視線が泳ぐ。定まらない。もしかすると、彼女はこの闇を、見通せないのかもしれない。


その割には、糸から自由な私の存在を知っていたようだが…ともすると、それを知らせたのは、蜘蛛蔵の悪意、かもしれなかった。

逃れる道があることを示唆しながら、叶わない、希望が与えられることで逆に、絶望が深められることを、おそらく蜘蛛蔵は、よく知っている。


「黙っていないわ、千華姫が…今からでも遅くない。わたくしを、元居た場所へ戻しなさい。そうすれば、あなたのことは黙っていてあげる」


あくまで、奈美は強気だ。ようやく、私は気づいた。

奈美は、分かっていない。目の前にいる存在が、人外だと。例の、盗賊の一味だとでも思っているのだろうか。だとしても。


居丈高な態度は、逆効果だ。なぜそこまで、自信に満ちていられるのだろう。


「千華姫? ああ、あの人形かぁ…きれいだったからほしかったけど」

つまらない、そんな態度を隠さず、言いさした蜘蛛蔵が、ふと言葉を切った。


声が、意地悪そうに切り替わる。




「いいや、見たほうが早いよね。納得もできる。わかった、特別に」


…ぞふり。




闇の中に、闇が湧いた。虫が土に潜り込むような音と共に、奈美と蜘蛛蔵の間の空間が歪んだ。






「見せてあげるよ」


これほど悪意が滴る声を、私ははじめて聴いた。直後。






そこに、千華姫の姿が現れる。

状況として、それは柘榴が鏡を使って見せてくれた光景に似ていた。でもそれは、平面に映った画像ではない。立体的な幻、と言ったほうが一番近いだろうか。

「ああ、ちょうどよかった。今から、始まるみたいだ」


現在、どこかで起こっている光景。そう、蜘蛛蔵は言っているのだろうか。

高度な術に、奈美が呆然と声を上げた。

「ただの盗賊が、こんな術を使えるわけが…」


「もう、うるさい!」


業を煮やした声を上げ、苛立ちの視線を蜘蛛蔵が奈美に向ける。

刹那、反応した蜘蛛の糸が奈美の口を塞いだ。


「ちょっとくらい、黙ってみてなよ。ほらあ、きっと楽しいからさ」


幻の千華は、相変わらず、美しい。

蜘蛛蔵の言葉がもたらす不吉を跳ねのける気の強い眼差しのまま、目の前の相手を跳ねのける声で言った。



「そのようなもの、見たくもありません」



とたん。

ざっと彼女の周囲の様子まで、その場で瞬く間に構築される。

蜘蛛蔵があらわした幻は、闇の中、不思議とはっきり目に見えた。


ただし、千華姫の周囲も薄暗い。蝋燭が揺らめいていた。時間は何時で、場所は、どこだろう。


果たして、今は、私が術に失敗してから、どれくらい時間が経っているのか。


千華の堅い声に、行燈を手に振り向いたのは、

「まあ、そう仰らず」


―――――伊織。片眼鏡が、明かりを受けて、冷たく光った。


柔和な笑みを浮かべた彼の向こうで、大太刀を背負った夜彦が分厚い手を器用に動かし、手際よく牢の錠を開ける。

中に、二人の人影。



「ああ、来たね」



差し招くように腕を伸ばしたのは、綾月。

夜彦と綾月の姿に、私の身体から力が抜けた。安堵のあまり。無事、だったのだ。


どうやら久嵐は、私の愚かな行為の尻拭いをきっちりしてくれたようだ。頭が下がる。


だが、安堵や感謝に浸るのは、後回しだ。済んでしまったことより、大事なことは、今。

いったい、何が起こっているのだろう。


改めて、幻の綾月に目を凝らす。

闇の中だからか、彼特有の色彩の賑やかさはあまり感じられない。その隣に、人影が、もうひとつ。

目を向けるなり、


(…え?)


私の思考が、一瞬、まっしろになる。

いたのは、志貴。東宮―――――次期大皇そのひと。足元には、僧侶姿の子供―――――朔。


先日の対面では。御簾を挟んで向かい合った相手に、姿を見せている。…どういう、意図があって?


驚きに立ち止まりそうになる思考を追い立て、私はできるだけ正確に状況を知ろうと目を動かした。と、綾月と志貴が立つ向こう側に、奈落じみた闇が広がるのが見える。あれは、


「…穴?」


誰の声だろう。思うなり、千華の背後に、その姿が現れた。永志と国臣だ。

永志の顔は、厳しく強張っている。覚悟を決めたもののようでもある。逆にいつも威勢のいい国臣は、思いつめたような衰弱した表情だ。千華だけいつも通り。


何か、ちぐはぐだった。


「盗賊の首領を見知っているのは、あなた方です。このような場所にお連れして申し訳ありませんが、ぜひ、確認願いたい」


さらに後ろに、少年めいた容貌の少女が現れる。涼やかな眼差し。真緒だ。

私は蜘蛛蔵たちに気付かれないように、長く息を吐きだした。彼女も、無事。それにしても。


盗賊の、首領、とは。


人間の面影を残していなかった異形の姿が記憶を掠めた。いるのか。アレが、そこに。

―――――おとなしく?


淡々とした真緒の物言いに、千華が顔に険を走らせた。彼女が何かを言う前に、



「行くぞ」



永志が神経質な所作で千華の背中を押す。守るようでもあり。急かしているようでもあり。

千華は従兄弟の強引さに、一瞬責める視線を流した。それを取りなすタイミングで、伊織が一言。


「なに、面通しだけ、すぐ終わります」


千華は思い直したように鼻を鳴らし、渋々牢の扉をくぐった。

後に続いた永志が、信じられないものを見る目を、刹那、伊織に向ける。国臣は、うつむいて牢に入った。あえて、何も見ないようにしていると感じられる態度だ。


傍から見ていれば、いい加減、気づく。



これは、用意された舞台だ。何が起こるか、皆が承知の。千華、以外は。



「では、いいかね」

志貴が、のんびり問いかけた。目が、嫡男二人に向いている。

永志が唇を引き締めた。国臣が、救いを求める目で何か言いさし、―――――諦めた態度で首を縦に振る。ぎこちなく。


志貴の視線に、千華が振り向こうと、した。寸前。





「きゃっ!」





彼女は、突き飛ばされる。足元に空いた、穴の中へ。永志と国臣の手によって。

「痛…っ、なにすんのよ! 覚えてなさいよっ!?」

穴は、そう深くはなかった。転がり落ちても、擦り傷で済む程度。

とはいえ、いきなり突き落としていいようなものでもない。

予期しない幼馴染たちの暴挙と言える行動に、激高しかかった千華の耳に、




「―――――…姫、か?」




しわがれた男の声が届いた。全身に、いきなり冷水を被ったように震え、千華は弾かれたように立ち上がる。

少し離れた場所に、人影が見えた。男。


「…あ、あなた…」


「ああ、姫、姫、姫だぁ…っ」

犬のように四つん這いで駆け寄ろうとした相手を、




「気持ち悪いわね、寄らないで!」




千華は激しい拒絶の声で射抜く。たちまち、男は暗がりの中、動けなくなった。

「そもそも、御幸から、何か奪えたの? 何もできなかったんでしょう、どころか、こんな汚い場所にあたしを引っ張り出すなんて、本当、愚図!!」


「ち、違う、違うんだよ…そんな、つもりじゃ」

みじめに縮こまり、すすり泣き始めた男に見向きもせず、千華は穴の上に向かって声を張る。

「さっさとあたしをここから出しなさい! 祓寮と言えど、この無礼、お父様が黙っていないわよ…っ!」


「うん、ま、証明されましたね」

仕方なく穴を覗き込んだ綾月は、望まない醜悪さを見せつけられた態度で、顔をしかめ、横を向いた。


「ふむ、こうまで同情の余地もないのは、逆にありがたい」


穏やかに呟いた志貴の足元に、永志がべたと這いつくばった。

「申し訳ございません…っ」

その声に、困惑した千華が声を上げる。さすがに、不審を覚えたらしい。


「はぁっ? 永志、いったい何が」

「では、ひとつだけ尋ねようか、千華姫」

覗き込むのも億劫と言いたげに、その場に佇んだまま、志貴は尋ねる。

「その男が御幸から何か奪えたら、あなたはその男のものになるかね」


「いいわよぉ? できるならね!」

売り言葉に買い言葉の勢いだった。だが、確かに。

捕らえられた状態では、もう男には何もできない。その確信は、正しい。だが。



「だ、そうだ」



誰もいない虚空に視線を定めた志貴の言葉は、誰に向けたものだったのか。

彼はおもむろに、帯にさしていた扇子を、穴の中へ放り投げた。それは過たず、男の前へ落ちる。

「やろう。拾え」


「だ、ダメだ!」

転がるような危なっかしさで、国臣が穴のふちに縋り、中を覗き込んだ。

闇で息をひそめる男に懇願する。


「やめろ、拾うな」

無力感に打ちひしがれた国臣を見たことがなかったのか、千華が面食らった声を上げた。

「何よ国臣、いったい、どうしたの」


その時には、不気味に節くれだった穴の中の男の指が、扇子に触れていた。

「奪い返せ、千華、だめだ、今、扇子を投げ込んだこの方は」

ゆっくりと拾い上げる男の動きに、瞳に絶望を浮かばせた国臣が叫んだ。




「東宮―――――次代さまなんだよ!」




即ち。

男は、権利を手に入れた。たった今。―――――千華を、手に入れる権利を。






「ではね」






何もなかった態度で、志貴が踵を返した。


悪夢をさまようようにふらつき、穴のふちから遠ざかった国臣が、その場で崩れ落ちる。






読んでくださった方、ありがとうございました。

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