作品タイトル100文字も要らねえだろ
作品タイトル100文字も要らねえだろ!!!!と思ったのでそういうお話を書きました。
これはほとんど全ての国民が異世界転生してしまった国「なろう国」がそうなってしまった原因についての物語である。あるところに作品タイトルという男がいた。作品タイトルは父と母、そして妹の本文との4人で暮らしていた。家は特に裕福といった訳では無いが一家は幸福に暮らしていた。だがその幸福は長くは続かなかった…。ある時、作品タイトルが1人で商店街まで買い物に出かけた。そこは人通りが多く、なかなか繁盛してるところだった。だから作品タイトルが人とすれ違うのは必然的なことであり、前方から来る人をいちいち警戒してすれ違いを拒否するなんてことは時間の無駄にしかならない行為である。しかしこの時ばかりはその警戒が必要だった。ある男がすれ違いざまに作品タイトルに向かってこう言ったのだ、「作品タイトル100文字も要らねえだろ」と。これは作品タイトルにとって聞き捨てならない!!!!!!!!無視して歩き続けたらいいと思う人が多いと思うだろうが、彼はこの言葉を無視してしまっては自分はその後悔とその言葉を無視した自分への怒りに苛まれ続けハゲてしまうだろうと本能的に理解していた!!!!!!!!!!!!!!!!「許さーん!!!!!!!!!!!!!!」作品タイトルがポケットから軽トラックを出した!!!!!!!!!!!!!「ぶおんぶおーん!!!!!!!!!!!!!」
作品タイトルが操る軽トラックは見事奴を異世界送りにすることが出来た!!!!!!!!!!!!!!しかし彼の怒りはそれだけでは収まらない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!目に入った人間を全て異世界転生させるつもりだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!逃げろ!!!!!!!!!!!町人C!!!!!!!!!!お前には守るべき家族が!!!!!!!!!!!うわー!!!!町人Cも異世界に送られた!!!!!!!!!!あ!!!!!あそこにスーパームキムキウルトラムキムキマッチョマンがいる!!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!暴走トラックを止めてくれ!!!!!!!!!!!!!なんだって!?!!!!!!!!!!!!いとも簡単にあのスーパームキムキウルトラムキムキマッチョマンを異世界送りにするなんて!!!!!!!!!!!!!あのトラックは何者なんだ!?!!!!!!!!!!!もうダメだ!!!!!!!!!!!あのトラックに適うやつはいねえ!!!!!!!!!!!!!あ!!!!!!!!!本文ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!逃げてくれえ!!!!!!!!!!!!!!!「お兄…ちゃん…?」やつはもうお前の知ってる作品タイトルじゃねえ!!!!!!!!!!早く逃げるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!「お兄ちゃんなんだよね!!!!!!!!!!!!!」「ホン…ブン…?」??????????????????????????暴走トラックが動きを止めたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!家族の愛が暴走トラックを止めたとでも言うのか…!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
こうして異世界送り通り魔事件はなろう国の人口が8割減ったところで終止符が打たれた…。 お わ り
わーい!!!!!!!おめでとう!!!!!!!大団円だ!!!!!!!