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私の夢は結晶の中  作者: 鹿尾菜ケイ
3/6

戦闘

「ここら辺のはず……多分」


被害者数が圧倒的に多いのがこのお店辺り…



なんだけど……



「……この店でかくなぁい?迷ったんですけど…」



人は多いし…これは一人連れ去られても気づかれない…か?


「……ん?」



ざわめきの遠くから泣き声がきこえる

人をかき分けて声の主を探す


「うえええんっ」


「泣かないで…泣かないでぇ…うっうぅ」


少女が2人泣いていた


「どうしたの?迷子?」


「あ"ー!!!」


小さい方の少女が私を見た途端号泣し始めた


「なんでぇ!!?ご、ごめんね〜」


「お姉さん誰?私たちお母さんとはぐれたの…」


もう1人の少女が自分たちの置かれた状況を話す


詳しくきくと2人は姉妹では無いらしい、たまたま親とはぐれ 泣いていた…花ちゃん を慰めていたサヨリちゃん


「とりあえず 迷子センターに行こうか」


仕事を中断して2人と手を繋ぐ


「お姉さん迷子センターの場所知ってるの?」


私が迷子であることは隠さねば


「…うーん…探せば見つかるでしょ!」


「あ"あーー!!」


「お姉さんも迷子……なんだね?」


何故バレた!!?


「……地図探して みよう…」




数分後



「花!心配したのよ…!!」


「ありあとーお姉ちゃん」


つ、疲れた…私にはこういうの向いてないことが分かりましたよ先輩……


「私のお母さんはまだ来てないからここで待つね」


「そっか じゃあね」


「うん またねお姉さん」



_____


「あの子達私の事よく女だって分かったなー あ、声とかかな?」



明日来た時は迷わないようにしないと…


とりあえず迷子になったことは紅月先輩には隠しとかないとな…絶対に怒られるから



「そういや先輩は今何してんだろ」



___


とある洞窟



『グルルル』


暗闇の中で唸る影


「てめぇいい加減諦めろや」


『グアアアッ!!』


「紅月!!避けろ!!」


凄いスピードで襲いかかてくる影は紅月に体当たりする


「ぐ、おおあっ!!」


まずいな腕が持っていかれる…!


バキィッ


「紅月っ!!」


嫌な音とともに壁面の岩にぶつかり

土煙があがる


「ゲホッ…久々に死ぬかと思ったぜ」


義手は犠牲になったけどな…フーディエになんて言われるか…


「何回目の〝久々〟だよ!お前最前線に立ちすぎで死にかけまくってるだろ!!」


死にたいのか!!?


「ゴホッ…記憶にねぇよそんなん」


「なに五月みたいなこと言ってんだよ!立て!そんな重傷か?大丈夫かーー!」



うるせっ…


「うるせぇぞ立花ァ!!」


「一旦引くぞ!!」








『ワシの子供をカエセェェエ!!!!』




___


「パパ…」

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