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私の夢は結晶の中  作者: 鹿尾菜ケイ
2/6

仕事

「のわあああああ!何これ何これぇぇ!」



ドタドタと縦横無尽に走り回る虫のような魔獣…と言うかこれ虫っぽいけど人間の子供じゃない?


「ここは保育園と偽って魔獣達を匿い育てていたみたいよ」


「そ、そうなんですか…って咲夜先輩…群がられてませんか…?」


魔獣達が何を思ったのかナイスバディの春川 咲夜先輩に向かっていく


「あらあら…引き付けたわよこたくん〜」


その言葉を聞き 天井から紅月先輩が降ってくる


「こいつらは人を喰ってる結晶化する前に仕留めるぞ!」


「子供を斬るんですか!!?」


それに返答はなく 2本の特殊な刀で一人一人斬っていく


一通り斬り 血をはらう


「教えたはずだぞ、こいつらは子供じゃなく成長しない種類の魔獣だ」


「ごめんなさい 多分寝てました」


てへっ


「まあいい 仕事は終わりだ、戻るぞ」


「あらあら こたくん一人で終わったわねぇB班もC班も呼んだのに…」


さっすがA班のリーダー


「私を殴ったりする以外は完璧です…ね"っ」


ガツンっといつも以上に重いグーパンチ…


「いったぁ……」


「帰るぞ五月」


「あらあら たんこぶができているわ…後で冷やしましょうね」


「咲夜先輩〜!!私の心の癒しっ」










____



夜になると夢を見る


ゴポゴポと鳴る真っ赤な世界から抜け出そうとする夢



「起きろ五月」



……目が覚める



そこにはいつもの日常



「先輩珍しいっすね…起こしに来るってことは私寝坊ですかぁ?」


ゴシゴシと両目を擦りながら問う


「寝惚けるな、いつもより早く起こしに来たんだ…」


それよりも…


「喜べ仕事だ」


ええー


「私に出来ますか?」


「今回は人探しだ」


とある洞窟に根城を持つ魔獣の子供を探して欲しい


「また子供ですか…」


「昨日みたいに斬る必要はねぇ 逮捕って奴だ……ただ洞窟のやつがどうなるか…」


「まあ、私は人を探せばいいんですよね!いってきまーす!」


「あ、おい!」





……




「あ、なんの魔獣か聞きそびれた…ま、いっか」

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