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どこにでもある、そんな物語  作者: ノーゲームオーバー
2/3

始まりの日

「………っ、うぇ!?なんだここ…白いな」



 気が付いたら一面白の世界、地面と空の区別がつく以外なにもわからない世界に立っていた



「お待たせしました」



 突然現れる丸い機械のようなもの、一言機械音で喋ったあと一瞬光る、光がおさまると、

突如襲う酔いと頭痛



「ぐっ………な、んだ、ご、れ、うっぷ…ふーー………おい…『では、ごゆっくりお決めくださいませ。』…」




 酔いと頭痛に見舞われながら、機械がまた一言喋ったあと、その機械は気付いたら居なくなっていた



「そうか、ここから選べ、ってことか…ゲームみたいだな本当、」



 あとに残るのは、スキルというものをここで選ばなければならない。漠然とそれしか考えられなかった



(へー色々あるんだな、スキル:剣士、スキル:魔法使い、スキル:魔剣士、…強そうなのだとここら辺か)



 先ほどの酔いと頭痛はこれから転生する世界のことであったり、スキルに関することを一気に叩き込まれた副作用だった



(あれはあんのかな)



 スキルはこれまた漠然とどんなものがあるか、頭の中に色々浮かんできた

















(あった、スキル:なし)







 なんとなく、本当になんとなく"あの日の記憶"の言葉が頭の中に再生されていた








(そうだよな"絶対にスキル取っちゃダメ"なんだよな、ならこのスキル:なし がいいのかな?なし なんだからスキルを取ったってことにならないよな?不安だけど、選択しないっていうのは出来ないし…まぁ俺の勘が大丈夫って言ってるしこれにしよう)


「転生を開始します、よいセカンドライフを」













 薄れゆく意識の中で、走馬灯のように記憶が蘇ってくる、そのなかで気づく、あの日の記憶、それに基づいて決めたスキル:なし、それを取った異常性を、、、気付いた瞬間にはもう、

…意識は消えていた…

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