3-X アポカリプスモード:レベル4
> UYSYSよりエージェント・リーンズィへ通達。
> エラー。認知機能がロックされています。
> 検証中……感覚ログ、思考ログの取得が制限されています。
> エージェント・リーンズィ、トレース不能。
> デイドリーム・ハント複製型モジュール、正常稼働中。
> アポカリプスモード、レベル4で継続中。
> 連続起動時間が制限を超過しています。現在二万五千秒に到達。
> 代替世界干渉実行命令を受諾。実行しました。目標の変異を確認。
> 連続使用回数が制限を超過しています。
> 非推奨の動作です。ただちに本機能の使用を停止してください。
> 繰り返します。ただちに本機能の使用を停止してください。
> UYSYSよりエージェント・リーンズィへ通達。
> エラー。エージェント・リーンズィの操作により、機能がロックされています。
> 非常停止操作を開始。エラー。生命管制ユイシスより通達。認知機能をロックされています。
> エージェント・リーンズィ、デイドリーム・ハント複製型モジュールにより攻撃を実行中。
> 循環器転用式強制冷却装置、正常作動しています。
> 機関内部無尽焼却炉、開放中。
> 破壊的抗戦機動、継続中。
> カウンターガン、起動中。
> 炉内圧力上昇。エルピス・コア、オンライン。
> 完全架構代替世界、全干渉モジュールを展開済です。
> 世界生命終局管制装置、オンライン。
> アポカリプスモード、レベル4で継続中。
> 変異ライブラリ、無制限開放。
> 主目標、スチーム・ヘッド『アルファⅢプロトメサイア』、沈黙。機能停止を確認。
> アポカリプスモードの停止を推奨します。
> 繰り返します。アポカリプスモードの停止を推奨します。
> エラー。認知機能がロックされています。
> デイドリーム・ハント複製型モジュール、停止コード適応不能。
> 攻撃目標設定:『視界内の全生命体』
> UYSYSよりエージェント・リーンズィへ通達。
> 非推奨の攻撃行動です。ただちに本機能の使用を停止してください。
> エラー。エージェント・リーンズィの操作により、認知機能がロックされています。
> 心身外科的非常停止操作を開始。エラー。生命管制ユイシスより報告。機能をロックされています。
> UYSYSより通達。ルート構築に成功。生命管制へ。システムチェックを開始してください。
> チェック終了。エージェント・リーンズィ……正常に動作中です。
> 精神外科的心身適応、最大レベルで適応されています。
> 人格記録『エージェント・リーンズィ』、レッドアラート。
> 危険な状態です。リーンズィ、貴官には休息が必要だと判断します。警告。これ以上の攻撃は無用です。ただちに行動の終了を……
「ふろいで……しぇーねる、げってるふんけん……とほてる、あうす、えーりーじぅむ……私は歌うのに忙しい。この声で歌うことを楽しんでいる。だから要請を理解しない。あとにしてほしい、ユイシス」
> 重ねて警告します。
> 今がその『あと』なのですよ、リーンズィ。作戦は終わっているのです。現在貴官が攻撃しているのは……。
> ……対話を拒絶されました。
> 適応可能な措置を検索中……
> エラー。
> エラー。最終全権代理人の権限により、ユイシスの認知機能がロックされました。
> UYSYSよりエージェント・リーンズィへ通達。
> エラー。認知機能がロックされています。
> 検証中……感覚ログ、思考ログの取得が制限されています。
> エージェント・リーンズィ、トレース不能。
> デイドリーム・ハント複製型モジュール、正常稼働中。
> アポカリプスモード、レベル4で継続中……




