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5 ネックレス
「ごめん、ゆう君、私見つけちゃった」
「何を?」
ゆう君には別にやましいことは何一つなかった。彼女もお茶目な雰囲気だったから、自分が忘れてるほど昔にしまい込んでいたエロ本でも見つかったのかとゆう君は思った。
彼女の手に握られていたのは小さな小箱だった。その中には緩衝材と一緒に水色の安い光を放っているネックレスがあった。ゆう君は雷に打たれたように昔の記憶を思い出した。
「黙ってればよかったよね……。でも私、嘘つくの下手だから」
「どうする? 今欲しい? 日を改めて渡すっていうのも変かな、はは」
ゆう君は胸にむずかゆいようなもやもやするようなやりきれない気持ちで話を合わせた。
「そうね、今貰うわ」
まさか昔狙っていた女の子に渡しそびれたプレゼントとは夢にも思っていない彼女は、早速鏡の前に立っている。
これから彼女がこのネックレスをつけるたびにもやもやした気持ちになることを想像して、ゆう君は深いため息をついたのであった。
今回のは意外とすぐに思いついたので五分くらいで書けました。
なぜすぐに思いついたかって?
( ^ω^)・・・




