転校生の案内
「いいよ〜近くに遊び場あるしそこも紹介してあげるよ〜〜」
「本当?ありがとう!」
「じゃあしゅっぱーつ!!」
テンション高いなぁー。。。着いていくのに大変だ。「加賀里さんはどこから来たの?自己紹介でも行ってなかったよね?。私はねー東京から来たの〜〜」
「へぇーあの都会からー
それもなんでこんなに田舎に? 」
「親がね。。。ちょっとあって。。あ!ねーねあれなに?すごく大きい建物〜」
「あーあれは、この町のシンボルで
マスターゲートって言うんだよ。」
「なんでその名前なのかは知らないけどね。。。」
「へぇーこんなの東京でも見たことないよー!!」
「すごいね〜これは守り神みたいなものんだろうね。」
しばらく走っていると前から見たことある影が走ってきた。「健デートか?前から来たのは侑太だ。」
こいつは俺友達でかなりのやばいやつ。。
「この子誰?」「健のお友達?」「なにもう呼び捨てなんて早いなぁ〜。。」
「いやこの子は転校生で加賀里咲良さん。
今日引っ越してして案内してるところ」
「でもその割にはいい感じだったじゃん。
しかも清楚系のいい子とか、まじお前すぐ好かれるのな、本当に、完璧だからー付け入る隙ねーわ。。」
『ねーねー私のこと忘れてない?』
『侑太くんだっけ?今私案内してもらってるから
後にしてくれる??』
「ごめんごめん、怒らんといて。健はいつも完璧やからさ〜」
「まぁ学校も一緒やからまた会うことも会うしその時でも詳しく聞かせてな」
プンプン怒っていた咲良健に早く他のところ連れっててよと、怒り口調だった。
その晩僕は咲良の家に呼ばれた。昼間に案内したお礼がしたいというのでそれに呼ばれたかたちだ、
でもこれからこの場所に何十人も来るのは思わなかった。。。
それは本当にまさかの出来事だった。