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きのこ  作者: yako
3/3

映画

前回の飲みごはんから、一ヶ月。


今回もきのこからのお誘い。

一緒にいて楽しかったから、また遊びに行きたいということだった。


今思う、あれ?

もうこれ、完全にきのこ、あたしに好意を抱いていると。


某E駅で待ち合わせ、映画を見に行くことに。

映画の時間まで、椅子に座ってお話。

「yakoってどこに住んでるんだっけ?」

「田舎だよ、M市」

そんな話から、

「俺さー頻尿なんだよね」

てな、話まで。


そこで、気がついた。

夏。

9月のことだったからわかる。

やっぱり、3月に見たものは本物だった。

腕の傷、増えてる。


こっちの楽しい世界に戻っておいでよって思ってしまう。

あたしの友達にもリスカ経験者は三人ほどいる。


自分でやめようと強く強く、思わなければなかなかやめられるようなもんじゃないってわかってるから、あたしはなにも言えなかった。


ただ、救えるきっかけがあたしであったらいいなとはいつも思ってるんだけど。


なかなかそうもいかない。


映画みてからは、大戸屋でごはん食べることになった。

そのまま帰るのはなんだかさみしかったからそう言ってくれたことが嬉しい。

大戸屋は久しぶりだ!


大戸屋で、映画の話はヒートアップ。

だけど、きのこの否定的な考え方にあっけに取られた。


それ、妄想でしょってつっこむくらいの妄想力。

今はもう慣れて、それ妄想でしょうと言えるようにはなったけれどこの時はただびっくりした。


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