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087話 イシス川の水位が下がる。

この作品を選んで、お読み頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達の婚姻の儀まで残り1ヶ月となり、それぞれが婚姻後に住む屋敷に引っ越しを始めて新たに家具などを新調したりと新たな夫婦生活をする為の準備を始めた。


 そんな時にアトラス公王の元に新たな問題が持ち来れて、アトラス公王はどうするか宰相のオディナスと軍務統括のユリシスと対応を協議する。


「南側にあるイシス川の水位が下がり浅くなっていると騎士団から報告があったがどうする。当然魔物が棲息しているがこちらに来る可能性があります」


「そうか、上流側が乾季になっていたか、イシス川の向こう側の森に偵察部隊を派遣するしかないか」


「それはそうなんですが、ただ弱い魔物だけなら対処できるが、実力的に言ってオークより強い魔物の集団と出くわしたら全滅するレベルだ」

軍務統括のユリシスは騎士団の実力がダンジョンに定期的に挑ませて訓練はしてるが、まだ20階層をやっと踏破する段階であった。


「そうだな、今は騎士団も魔術師団も鍛えている段階だからな、今は騎士達も魔術師も無駄死にだけはさせたくないのは理解できる」

アトラス公王は軍務統括のユリシスの考えは理解できる。


「そうなると冒険者ギルドに依頼するしかないか」

軍務統括のユリシスはやはり魔物討伐の専門の冒険者ギルドに頼むのが妥当だとして発言する。


「ただ、そうすると我々の婚約者のチーム・レミリが依頼を受ける事になります。現段階で我が国では最強の冒険者チームですからね」

宰相のオディナスはそうなると婚約者達が依頼を受ける事に懸念を持つ。


「今日は城に来ているだろからリーダーのリソナさんを呼んで相談しよう」

アトラス公王はチーム・レミリのリーダーのリソナに相談して決める事にした。


 それから直ぐに宰相のオディナスが騎士団の訓練場へ出向き、騎士達の訓練をエリザと共に見ていたリソナを呼んで事情を話すと即答された。


「リソナ、チョッと良いかな」

オディナスはリソナとエリザの二人から少し離れた所でリソナを呼び出す。


「あら、オディナスどうしたの」

リソナは婚約者のオディナスに呼ばれて傍へ向かう。


「あのな、リソナの意見を聞きたいが、アトラス公王の執務室へ来て貰いたいだが」


「う~ん、何か合ったの、ここじゃ話せない事なの」


「そんな事は無いだが、実はイシス川の水位が急に下がってね、対岸の森から魔物がこちら側に来る可能性が出てね、だから対岸側の森の調査をリソナのチームにお願いしても良いか聞きたいだ」


「あら、そうなの明日で良ければ皆で調査に行くわよ、ちょうど明日は予定が空いたからダンジョンでも行こうかと話していたのよ」


「そうか、それじゃ頼むよ、私の方からアトラス公王に伝えておくよ」


「えぇ、お願いするわね、それじゃ私は訓練に戻るわ」


「あぁ、それじゃな」

宰相のオディナスはリサナの了承を受けて、直ぐに執務室に戻ってアトラス公王に明日調査へ行くと知らせた。


 リソナは直ぐに明日のイシス川の対岸の森の調査を行く事をエリザに伝えると、その後に魔術師団の訓練場へ出向き、エリカと会い明日の予定がイシス川の対岸に森の調査に行く事を知らせ、エリカからレティに明日の事が伝えられた。


 日暮れ時にメンバー達が拠点に帰って来てくると、久しぶりの森の探索と言うことで装備品の準備と、リソナがメイドのレイナとケイナにお昼のお弁当を頼んだ。


「明日は久しぶりの森の探索ね、対岸の森に興味があったから楽しみだわ」

私は明日の準備を終えると笑顔でエリザに心境を話す。


「そうなの、明日はモモカとルキも連れて行くでしょう」


「そうね、モモカとルキにもそろそろ良い番が欲しいのよね」


「あ~、そう言えばシルバーウルフのジルとベルの間にもうじき子供が生まれるのよね、それはそれで楽しみだけどね」

エリザは新たに産まれるシルバーウルフの赤ちゃんが可愛いだろうなと楽しみにする。


 朝を迎えてチーム・レミリはモモカがけん引する馬車に乗りイシス川に向い、到着するとイシス川の水位を確認すると浅くは見えるが渡れる程でもなかった。


「う~ん、確かに浅くはなっているけど、渡れる程でもなさそうだわ」

リソナが川の水位を見て普段に比べたら確かに浅くなっているのは一目で分かった。


「そうね、川の流れは相変わらず早いけど、まぁ2m以上の大きな魔物なら辛うじて渡れる感じかな」

ミーヤが川の水位と流れを見て感想を口にする。


 私はモモカを馬車から外して、一旦異次元空間に入って貰い馬車は異空間収納に仕舞い、それから皆の所へ行きは川の水位を見る。


「レティ、対岸まで渡れる感じじゃないけど、何か渡れる方法はあるかしら」

リソナがレティに渡れる手段があるか尋ねる。


「うん、それなら氷魔法で橋を作ってみるわ」

私は頭の中で氷の橋をイメージして氷魔法を対岸まで掛けてみた。


「あら、流石はレティね、氷の橋が掛かったわね」

リソナが氷の橋を見て感心する。


「うふふ、楽勝よ、ただ滑らない様に気を付けて渡ってね」

私が先頭に立って氷の橋を渡る。


 私が渡るとリソナ達も後から多少歩きずらそうにしていたけど、メンバー全員が対岸まで何とか渡れたので氷の橋は解除して砕くと氷の塊が川に流れて行った。


対岸まで渡ると私はモモカとルキを異次元空間から呼び出して、一緒に森の中を探索に付き合って貰うことにした。


 私は探知魔法で森の中を調べると森の入口側にはそれ程多くは棲んでいる感じは無く、普通の森に棲むくらいで危険を感じる程でなかった。


「う~ん、近くには危険を感じられる程多くは棲んでないわね。普通の森と数的には変わりはない感じかな、ただどんな魔物が潜んでいるか分からないから念のために注意した方が良いと思う」

私は探知魔法で森の中を調べた結果をメンバー達に伝える。


「そうね、初めての森だしね本来なら深層部の森になるから強い魔物が存在していても可笑しくは無いわね。慎重に進みましょうか」

リソナはレティの報告を聞いて、慎重に森の中を探索するようにメンバー達に喚起する。


 斯うして森の中の探索が始まり、私は探知魔法で定期的に森の中を調べながら、モモカとルキを連れなって森の奥へとメンバー達と共に歩いて進む。


私はなるべくメンバー達に無駄な戦いは避ける様に気を使い、探索魔法で魔物が潜んでいない方へと歩き最深部の方へと向かった。

お読み頂きありがとうございます。

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