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080話 婚約成立。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 定期会合の始まりでアトラス公王と側近の2人から行き成りプロポーズされた私達は驚きと戸惑いとあり、少し考える時間が欲しい思い理由を聞くことにした。


ただ話し合いの冒頭でアトラス公王が私達にプロポーズした理由を話して頂き、本人達からしたら相当に深刻な問題になっていた。


「本来ならもう少し時間を掛けたかったが、この度プロポーズしたのは私達の母国に居る親達の圧力が凄くてね、流石に時間を掛ける余裕がなくなったのが理由なんだ」


「そうなんです。どうせ婚姻させられるのなら好意が持てて気心が知れる貴女達を娶りたいと常々考えていたので、どうか私達のプロポーズをお受けして頂きたい」


「それに貴女達はムランドリア王国の国王から特別に伯爵位を与えられる程優秀な方達です。現に国作りに貢献されてます。私達の親達も納得しやすいと思うのです」


アトラス公王から理由を述べられ、宰相のオディナスと軍務総括のユリシスとが順に理由が述べられた。


「あの、返事は今すぐした方が良いのでしょうか」

リソナがアトラス公王に返事を直ぐにした方が良いのか尋ねる。


「出来れば直ぐに欲しいのだが、無茶な頼みをしているのは分かっているが、早く貴女達の返事を報告しなければ伯母上が乗り込んで来そうな勢いなんだ。私は伯母上が苦手なんだよな」

アトラス公王は申し訳なさそうな表情をしながらリソナの答えてからルキアナ王妃から送られた書簡をリソナ達に見せる。


「拝見しても良いのですか」

リソナがルキアナ王妃からの書簡を目の前に置かれたのを読んで良いのか確認する。


「うん、読んで良いよ、それで返事をどうするか考えて欲しいだけど」

アトラス公王は苦笑いを浮かべて応える。


 私達はルキアナ王妃からの書簡を読ませて貰い、これは不味いと皆で話合い王妃様に乗り込まれて強引に決められるくらいならと直ぐにお受けすることにした。


「分かりました。流石に今すぐ婚姻するのではなく、先ずは婚約をする事で半年間の猶予を下さい。もう少しお互いの事を知る必要があると思うので、それで宜しいですか」

リソナが皆の意見を集約してアトラス公王に返事をした。


 私達がルキアナ王妃の書簡を読んで感じた事は先ずはルキアナ王妃にこの国の来られたら大変面倒な事になるのが一つである。


それからアトラス公王と側近の2人の事は特に嫌いではなく誠実な方達なので好感が持てるので、プロポーズを無理に断る理由がないので一応お受けして婚約してもっとお互いを知る為の猶予を設けた。


 一応婚約をお受けした事で3組の婚約誓約書が用意されて、お互いにサインを記した事で正式に婚約が成立した事で、直ぐにムランドリア王国とレティナス王国の両国の王家宛てに婚約が成立した事を記した書簡を各々早馬を出して送った。


「さて、これで一つ問題が解決したとして、次の議題に行きたい。どうやらディリアスト帝国から重税などによる圧政に苦しむ難民がウルキシア王国へ流入して来ているそうだ」

アトラス公王から次の議題が告げられて、アトラス公王の表情が険しくなる。


「それで我が国にもウルキシア王国から難民として受入れ要請が来ている。もう少し様子を見て、千人まで受入れる体制を執ろうと考えているけど、君達の考えを聞かせて欲しい」


「帝国の難民ですか、その中にスパイが居なければ良いけど、それが心配ね」

エリザか帝国と聞いてスパイが紛れてないか、それが一番心配であった。


「まぁ、その辺は慎重に対応しなければならないだろうね、受入れたとしても帝国難民には主に農業関連に従事して貰うか、後は冒険者稼業だな公な機関への仕事には就かせない様にするよ」

アトラス公王は帝国難民については仕事に就かせる範囲を規制する考えを示した。


「ウルキシア王国には3ヶ月の猶予が欲しいと返事は出しています。その間にもう少し対策を考えたいと思いますのでチーム・レミリにも協力お願いします」

宰相のオディナスはチーム・レミリにも協力して頂くと言うことにした。


この二つの議題で会合は終わりにして、アトラス公王が2ヶ国の王家に書簡を送った後は婚約が成立してお祝いの食事会を行い、その後には婚約者同士でのお茶会が行われた。


「エリザさん、レティさん、すまないね、こんな形でプロポーズしてしまって。もう少し時間が欲しかったけど」


「アトラス公王は本当に私達と婚姻する気なのですか」

エリザがアトラス公王に本心を尋ねた。


「うん、勿論だよ、確かに父上からも君達2人を妃に向えるように言われてはいたけどね、2人に好意は持っているのは本当なんだ。だから慎重に事を進めたかったと言うのが本音かな」

アトラス公王はエリザに対して素直な気持を伝えた。


「レティはアトラス様との婚約が成立した事に対して、何か言いたい事はないの、あまり発言が無いけど」

エリザはレティがアトラス公王との婚約についてあまり発言しない事が気になり、レティがどう思っているのか問いかける。


「私、特にないわ、元々婚姻については興味が無かったけど、アトラス公王様は決して悪い人ではないし、やりたい仕事をさせて貰えれば文句はないわ」

私としてはリリスも薦める相手なので、いずれは子種を貰えれば良いかなと言う感じであった。


「一応言っておくけど、エリザが第1王妃でレティさんが第2王妃となるからね、外交方面はエリザの担当だよ、レティさんは主に魔道具開発を中心に内政を担って貰うからね」

アトラス公王はエリザを妃としての役割を主にになって貰い、レティについては魔道具関連の仕事重視しいで考えていた。


「はぁ~、そうなるわよね、支援を受けてる両国の王家と私とは親戚関係ですすものね、何だかルキアナ王妃様の思惑にハマった感じがして癪に障るのよね」

エリザとしては別にアトラス公王様のことが嫌いな訳でもない。


一般的にアトラス公王様は俗に言う優良物件ではあるけど、エリザが不快に思うのは王妃様に思惑が絡んでの婚約だと思うと、何だかスッキリしない心境であった。


 アトラス公王の婚約者同士のお茶会はそれなりに話が進み、ルキアナ王妃がこの国に訪問させない様に半年後の婚姻まで進める事で意見が一致し、先ずはお互いに親交を深めることになった。


宰相のオディナスの婚約者同士のお茶会は割と和気あいあいといった雰囲気の中で行われ、リソナもミーヤも意外とオディナスとは気が合う感じなので、これからも親交を深めて行く事になった。


軍務総括のユリシスの婚約者同士のお茶会もユリシスがエリカとシュリの二人が好みタイプだったことも有り、今後とも親交を深めたいとユリシスが積極的に二人に熱い思いを伝えると、エリカとシュリもそれならと応じる事になった。


 予定の時間通りにお茶会が終ってチーム・レミリのメンバー達は城から出て拠点に帰ると、半年後の婚姻の儀までにチーム・レミリとして今後どうするかが話し合われた。


「はぁ、まさか急転直下で行き成り婚約成立とは夢にも思わなかったけど、王妃様に来られて命令されて婚姻と言うのは流石に違うと思うのよね」

リソナは今朝のアトラス公王達の土下座のプロポーズされた事に驚かされ、まさかアトラス公王達が婚姻について土下座するほど追い込まれていたとは想像もしてなかった。


「そうね、国のトップである公王様達に土下座までされたら流石にプロポーズを断れないわよね」

ミーヤとしても行き成りの土下座されてプロポーズされるとは流石に驚いた。


「まぁ、両国から支援を受けている状態では流石に強気の姿勢は出来ないもの、早く完全な独立国として大成しないといけないわね」

エリザはアトラス公王の立場を考えるとそうせざる負えないのも理解できた。


「まぁ、チーム・レミリとしては婚姻後もチームは維持をしていきます。何か事が起こればチームで対処して行きましょう。これから先も何が起こるか分からないもの」

リソナとしてはこれから先も何か問題が起こる可能性もあるので、何時でもチームとして活動できる体制を維持する事を皆に告げた。


 この後は婚約者となった事で相手とどう付合って行くか、冒険者稼業の仕事の時間の調整などをどうするかをメンバー皆で真剣に議論をしが、当面は休業として特別な依頼があった時だけ活動する事に決まった。

お読み頂きありがとうございます。

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