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078話 新兵器プレス砲の威力!

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私はディリアスト帝国軍の軍勢が1万5千との噂を聞き及び、これだけの軍勢を迎え撃つには今のレミテリア公国では無理だと判断して新兵器プレス砲を開発に着手した。


その間にアトラス陛下に依頼をして帝国軍を迎え撃つ作戦をムランドリア王国とレティナス王国の両国の国王に打診して協力してもらい、ウルキシア王国とラティアシア王国の両国の国王に帝国軍を迎え撃つ作戦を実行して貰う事になる。


 私達が使っている魔剣や魔弓等の魔晶石の仕組をクリジア商会経由でムランドリア王国の魔道具工房へ提供し、魔装武具を大量に製作して貰いウルキシア王国とラティアシア王国に低価格で販売した。


 作戦はある程度成功して帝国軍の兵力を6千まで減らす事に成功し時間を稼ぐ事ができ、プレス砲の開発に成功して今はラティアシア王国の王城で帝国軍が再侵攻するのを待ち構えていた。


ラティアシア王国の王城に待機して12日目にして漸く戦力の補充が終り帝国軍が侵攻を準備を始めたと連絡を聞き、私達のチーム・レミリはリリカのけん引する馬車に乗り込み前線基地に向かった。


 帝国軍を迎え撃つためにウルキシア王国とラティアシア王国の連合軍が隊列を組み、帝国軍が来るのを待ち構えている隊列の後方に高台を置いて私かプレス砲を持って待機する。


「うふふ、いよいよね、早く来ないかしら」

私は帝国軍が早く来ないかと手ぐすねを引いて待ち構える。


「レティ何だか性格が変わったの、何だか怖いわよ」

エリザはレティの隣で望遠鏡で帝国軍が来る方向を監視しながら、レティの不気味な笑顔を見て思わず感じた事を口に漏らす。


「当り前よ、自分勝手に戦争を仕掛ける連中に容赦しないわ、私の平穏を乱す奴らには手加減無用情け無用よ、まぁ帝国軍の兵士達は運が無かったのよね」

私はある意味帝国軍に怒りを感じている。


 私とエリザが高台に上がって監視を始めて20分程経過した頃、漸く帝国軍が隊列を組んで姿を現し陣形を整え始めた。


「レティ来たわよ、今陣形を取っているみたいね」


「そうなの、騎馬隊が動いたら教えてね」

私はプレス砲を構え、帝国軍の中央に標準を合わせる。


「えぇ、分かったわ」

エリザは双眼鏡に持ち替えて帝国軍の全体の動きを監視する。


「「行くぞ、開戦だ」」

帝国軍から声を挙げて突進を始めた。


「レティ、動いたわよ」


「了解、イッケー!」

私はプレス砲の引き金を引く。


シューズパーン・・・・・・・ドカン、ウッワーワァー。


 プレス砲が発射されて帝国軍の中心にプレス砲から発射された冷気の砲弾が着弾して爆発して帝国軍の兵士が吹き飛び、着弾地点から直系1ミッドの範囲に居た兵士と軍馬が一瞬にして凍り付き倒れていった。


「「「「オォー」」」」

連合軍の兵士達が歓声を上げて高台の方に注目が集まる。


 そして帝国軍の軍勢1万5千の兵士の殆どが凍り付き動けず呼吸が出来ずに苦しんで次々と倒れて行き、一番後方に居た敵軍のトップである元帥ルキュウリアは何が起こったのか分からず凍り付いて息か出来ず倒れた。


帝国軍の隊列に一番端に居た2人が難を逃れた逃げて行ったが、リソナがルキの背に乗り追いかけて行き、魔弓の魔矢を放ち足を打ち抜き2人を捕虜にした。


 死体の処理は土魔法が得意とする魔術師によって魔法で地面に穴を掘って、そのまま埋葬して行き、最後に帝国の元帥のルキュウリアの首を斬り落として死体を埋葬した。


 捕虜の二人は捕まえて射抜かれた足にエリカが回復魔法を掛けて、木箱に入れた氷漬け元帥の首と皇帝宛ての書簡を渡して解放し帝国へ帰って貰った。


書簡には4か国の国王の連名入りで、【今後も他国へ侵攻を企てる様なら我々連合軍で帝国に進軍し皇帝の首を刎ねに行く】と記した内容である。


 帝国軍の死体処理が終るとウルキシア王国軍は避難していた民達を連れたって食料を積んだ荷馬車と乗合馬車などに民達を乗せて帰国して行った。


私達はラティアシア王国の王城にて国王と兵士達と一緒に祝杯を挙げて、私達も国王様と楽しくお酒を飲んで過ごし、翌朝にはレミテリア公国へ帰った。


「ウッェ、調子の乗ってお酒を飲んでしまった。頭が痛い」

私は御者席で手綱を持ちながら二日酔いによる頭痛に悩む。


「もう、レティったらしょうがないわね、一応回復魔法を掛けて上げるけど、二日酔いにはあまり効果が無いのよね」

隣に座るエリカがレティに回復魔法を掛ける。


 この戦争でウルキシア王国の被害は最小限に済み、王都の街自体の被害は多少食料が奪われていただけで、建物に放火されたりと言う被害もなく直ぐに復興が出来た。


 私達は帰国した翌朝に城へ出向き、アトラス公王の元へ行き戦況報告をすると激励されて、アトラス公王と側近のオディナスとユリシスの3人と会食をする。


「うん、しかし無事に今回の危機を乗り越えられて良かったよ、これもレティさんはじめとするチーム・レミリのお陰だね」

アトラス公王はレティと他のメンバー達に感謝の意を伝える。


「でも、私の作戦を聞き入れてくれたアトラス公王のお陰でもあります。ウルキシア王国の国王の決断が無ければ、この作戦は成立しなかったのもありますけどね」

私はこの作戦の要はウルキシア王国の国王が承諾するかどうかに掛かって行た。


「そうだね、国王が国を放棄する決断はそう簡単に出来るものでは無いからね」

アトラス公王もウルキシア王国の国王の心情を考えるとそう簡単には判断できないものだと察する。


「しかし、ディリアスト帝国の皇帝は書簡を読んで、国勢拡大の野望を諦めますかね」

宰相のオディナスは帝国の皇帝が今後どう出るか憂慮する。


「レティさんは帝国もプレス砲の様な兵器を開発できると思うかい」

アトラス公王は帝国もレティが開発したプレス砲と同等の兵器の開発が出来るかどうかを尋ねる。


「う~ん、かなり専門的に時間を掛ければ開発は出来ると思いますが、帝国側の錬金技術と魔法陣の構築技術のレベルにもよりますね」

私が開発したプレス砲はかなり綿密な魔法陣を構築し、魔水晶石に幾重にも組み込んだので、それなりに時間が掛かった経緯がある。


『まぁ、リリスの協力がなければ出来ない技術だから、そう簡単ではないわよね』


『まぁ、お嬢の発想もあるけどな、プレス砲を発射する砲台を造るだけでもそう簡単ではないがな、その辺の鉱石では一発発射して終わりだな、ミスリル鉱石でも連射は無理だな』

リリスはアイスプレス砲は自前の鱗だからなせる業でもあった。


「そうか、やはり帝国側の監視体制はしっかり執るべきだな、我が国でもスパイ要員を養成した方が良いな」

アトラス公王はやはり情報収集は大事だなと改めて確信する。


「そうですね、その為の人員が欲しいところですけどね」

宰相のオディナスもスパイ要員は是非とも欲しいと考えている。


「まぁ、まだ建国して2ヶ月も経っていないからな、人口もまだ7千人を越えたところだ。焦らずに国としての体制を整えて行くしかないな」

アトラス公王は食事をしながら今後の国作りに思いを馳せる。


「ところで、チーム・レミリにはそろそろ魔術師団と騎士団の体制作りに協力して頂けないであろうか、勿論冒険者稼業を続けながらでも良いですから、女性騎士達の指導をお願いしたい」

軍務統括のユリシスからチーム・レミリに女性騎士の指導協力の打診をする。


「そうですか、分かりました。先ずは週に3日くらいで宜しいですか」

リソナが軍務総括ユリシスに確認する。


「あぁ、今の段階なら魔術師団と騎士団に3日間だけでも助力頂けるなら助かる。お願いしたい」

軍務総括ユリシスはリソナの言った日数で快く快諾する。


「あっ、ところで砦の建設の際に特に西側と北側にプレス砲台2機ずつ置きたいがレティさんに製作して貰えないだろうか」

アトラス公王は今後は西側と北側に砦を建設する予定なのだが、その為の砲台の製作を打診する。


「そうですか、分かりました。予算をタップリと付けて頂けたなら製作を致しましょう」

私としては開発費さえタップリと貰えれば幾らでもヤル気であった。


「あぁ、予算が取れたら依頼するよ」

アトラス公王はレティに苦笑いをしながらお願いする。


 こうして私達とアトラス公王との会食は1時間程で終わり、私達は城から出ると拠点に帰ってゆっくりと休息を取り、明日は私達の農園で畑仕事をする予定でいる。

お読み頂きありがとうございます。

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