075話 レミテリア公国建国へ向けてアトラスの公王としての覚悟。
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この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
アトラスは昨日の来たばかりで今日は早速チーム・レミリとの親睦を深める為の食事会も兼ねて打合せを行い、今後も協力して行く事を約束しリソナも同意して簡単に打合せを終わらせた。
その時に話合われたのは神殿の管理を創世教教会に委託する件と、今後も必要に応じて協力関係を続ける事になり、報酬についてはその都度協議する事になった。
その時に明日の朝はアトラス王子と共に私達の馬車で都市内の視察を行う事になり、アトラスがドラゴンホースがけん引する馬車に一度だけで良いので乗ってみたいとの要望をリソナ達が聞き入れた。
アトラス王子はチーム・レミリと親睦を深める為の食事会と打合せが終った後に自室へ立ちよりメイド達による部屋の片づけの状況を除いてから気分転換の為に上の階へ上がる階段を上がる。
アトラスは一人で城の最上階に上がる階段を上がり、展望室へ行くと日が沈みかけて空が赤く染まる夕焼け空を見ながら都市の景色を眺める。
「ふぅ~、これは想像以上に広大な都市だな、王都よりもかなり広いじゃないか」
アトラスは展望台から見た都市の景観を見て呟き、これは想像以上に広大な都市だと改めて感じ入り、この広大な都市を私が統治するのだと覚悟を決める。
アトラスは今日初めてチーム・レミリのメンバー達と顔合わせをしたが、王妃ルキアナから送られた資料からチームとしても個々でも全員がAランクの冒険者であり、過去の実績も中々のものであると考察する。
チーム・レミリの今までの実績と個々の見た目とは裏腹に確かにメンバー達はユリシスの報告の通り美女揃いであり、その実績と見た目が何ともミスマッチな感じではあるなと苦笑いをする。
アトラスはチーム・レミリと今後どのように関わって行くかを思案して、エリザは騎士としても一流であり、いずれは女性騎士団の指揮を執って貰う役職について貰いたいと考えている。
レティは魔道具開発に適しているのではないかと考え、エリカは魔術師団の指揮を取って貰えればいいかと考えた。
リーダーのリソナとサブリーダーのミーヤと盾士のシュリの3人も女性騎士団に関わって貰い、エリザと共に女性騎士団を盛り立てて貰えば最高の布陣となるなと構想が頭に浮かぶ。
いずれにしろチーム・レミリのメンバー達はこの国にとって優秀な人材である事は間違いなく、これからの付き合い方も慎重に行い何とか自分の懐刀にしたいと願望を持つ。
ただレミテリア公国の第一の目的はディリアスト帝国の侵攻を妨げる為に建国するのであり、先ずは軍事を整えて強化しながら国作りをしていかなければならず、アトラスとしてはかなり厄介な仕事だなと改めて感じた。
アトラスは腹心のオディナスとアトラスと共に夕食を摂りながら、これから先どのようにして国作りを進めて行くかをあらゆる角度から協議をする。
私達は拠点に帰ってから鏡の部屋に入り部屋着に着替えてからリビングルームへ集合してアトラス王子と同席した腹心の二人の印象について語り合った。
アトラス王子については概ね、全員が前にエリザから聞いた感じと変わらない感じで好印象を持ったようであり、二人の腹心もまずまずと言ったところであった。
「さてと、アトラス王子からは今後もレミテリア公国の建国に向けて協力要請を受けたけど、どこまで関わるかなのよね」
リソナはメンバー達にレミテリア公国の建国に向けて、どこまでアトラス王子に協力して関わって行くかを話し合おうとする。
「うん、そうだけど、私達が何時まで冒険者を続けるかによって関わり方も変わると思うけど、冒険者稼業も何時までも続けられる程甘い仕事では無いでしょう」
ミーヤは冒険者稼業を何時までするのか、それによって関わり方が変わると主張する。
「そうよね、私はいずれは魔道具店を経営したいと考えているの、冒険者稼業は後5年くらいと考えているわよ」
私は自分の人生設計を皆に初めて伝える。
「えっ、レティはそんなに早く冒険者稼業を辞めちゃうの」
エリザがレティが後5年で辞めると聞いて動揺する。
「そうよエリザはどのくらい冒険者稼業を続けると考えているの」
私はエリザにどのくらい冒険者稼業を続ける気なのか問いかける。
「えっ、私は身体が動く限り続けよかなと考えていたけど」
エリザは身体が動く間は続ける感じで考えていた。
それからメンバー達はどのくらい冒険者稼業を続けるかについて語り合い、リソナとミーヤはある程度資金が貯まれば農地を買って農園経営をしようと考えていた。
エリカは出来ればレティと共に魔道具店を経営したいと語り、シュリは宿屋か飲食店の経営がしたいと夢を語り、エリザだけが冒険者稼業を辞めた後がノープランであった。
「まぁ、エリザはそんなに焦って先の事を考える必要はないと思うわよ、私の願望としてはアトラス王子の妃となって、この国の王妃になったら良いなと思うけど、別にエリザに無理強いする心算はないわよ」
リソナがエリザの将来について個人的な願望を話す。
「まぁ、私達はAランクの冒険者チームだから、皆の夢を形にする資金が稼げるだけの能力があるから、チームでこの国でこれから一つずつ皆の夢を叶えて行けば良いじゃないの」
「そうね、ミーヤの言う通りだわ、今後は冒険者稼業だけでなく皆の夢を実現して行けば良いじゃない。その方が今後も皆と一緒に楽しくやっていけそうじゃない」
リソナがチームとしての今後の活動方針を語る。
「それでリソナ、建国に協力する際の報酬もちゃんと決めておかなくちゃね、流石にタダ働きだけはしたくないわ」
ミーヤがリソナに働きに応じた報酬は貰える様に伝える。
「うん、それは当り前よ、まぁ、報酬が支払えない場合は農地の権利とか店舗の権利等を報酬として貰う心算よ、その方が皆の夢の実現が早いでしょう」
リソナは資金面でアトラス王子にはあまり期待せず、公国内の各種物件等の権利を報酬として受け取ることも視野に入れて考えることにした。
朝を迎えて私達はモモカがけん引する馬車で城へ向い、アトラス王子と補佐官のオディナスを馬車に乗せ、護衛騎士のユリシスは魔馬に騎乗して城から出発した。
城から出発して先ずは都市の外縁部にある農園を視察する為に向い、まだ民が住んでない街の街路をモモカに快走して貰った。
「おぉ、これは早いな、街並みの景観が物凄い勢いで流れる様に見えるが、これだけの速さで走っても揺れが少なく乗り心地が良いな」
アトラスはかなりのスピードで走っているのに意外と心地よく感じて感心する。
「はい、魔馬がけん引する馬車の2倍以上の速さで走ってますので、長旅でも魔馬がけん引する馬車の半分程の所要時間で目的地まで到着します」
リソナがアトラス王子にモモカのけん引する馬車のスピードについて説明する。
「そうか、それは羨ましいですね、ドラゴンホースをティムしたレティさんも凄いと思います。ドラゴンホース自体が希少ですしティムするのも難しいと聞きますからね」
補佐官のオディナスは初めて見たドラゴンホースの興味津々であり、ドラゴンホースをティムしたレティにも関心を示す。
「それでだ。君達の報酬の件だが、あれから色々と考えたのだが私としては君達を高く評価しているし協力関係を深めたいと考えている。報酬の代わりこの辺一帯の領主を任せたいと考えているのだが、どうであろうか」
「この辺一帯とは、農地も含めてですか」
「あぁ、そうだ。君達も何時までも冒険稼業を続けられる訳でもないと思うんだ。正直言って私が持っている資金にも限りがあるからね、だから都市の一部の権利を与えようと考えたんだ」
「その辺につきましては今後この都市の地図を作製しますから、その時に綿密にチーム・レミリの領土を決めたいと思ってます。その上で契約書を交わしましょうか」
補佐官のオディナスが補足で説明する。
「分かりました。私達もその方が良いと思います。それならば私達も心置きなく協力が出来ると思います」
リソナはアトラス王子の提案は願ってもない事のなので同意することにした。
その日は私達とアトラス王子の視察は滞りなく行われて、良い雰囲気の中で都市を巡る事が出来て、アトラス王子も今後もチーム・レミリとは良い関係が続けられると確信する。
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