064話 久しぶりに拠点に帰る。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
国境の街メルディアを朝から出発して、何事もなく順調に1週間掛けてダンジョン都市クリジアへ日暮れ前に到着すると、直ぐに護衛依頼の報酬を受取りに冒険者ギルドへメンバー達全員で向かう。
冒険者ギルドへ到着して中に入り護衛依頼の報酬を受取る為にリソナとミーヤの二人が受付カウンターへ並び、私と他のメンバー達は依頼掲示板の傍で二人を待った。
「ここのギルドは相変わらず、この時間は混んでいるわね」
エリザが冒険者達で賑わうフロアと隣接している酒場を見て帰って来たと実感する。
「もう少し時間が掛かりそうね」
私は受付も混んでいるので待ち時間が長くなりそうだなと思う。
私達がリソナとミーヤを待っていると、近くで若い女の冒険者3人に男の冒険者の3人組がナンパを始めるのを見かけて暫らく様子を見る。
「オイ、良いじゃねえか、お酌してくれるだけで良いだからよ付き合えよ」
「だから、私達はお酒は飲みせん、お酌して欲しいのならそう言うお店に行けば良いじゃないですか、私達は冒険者なんですよ」
「何だお前ら新人だろ、先輩の言う事には素直に従った方が良いぜ」
「もう、嫌だと言っているじゃないですか・・」
女の冒険者が男の誘いを拒否していると金髪の美しい女性の冒険者が立つ。
「チョットあんた達、嫌がっているのに無理やり誘うのは止めなさい」
私は見ていられないので女の子3人の冒険者と男の冒険者3人の間に割って入った。
「は~ん、何だお前は邪魔すんじゃねよ、ほぉ、いい女じゃねえか」
男の冒険者が間に入って来たレティを見て目を輝かせ、強引にでも誘おうとする。
「あら、あんた達は私の事を知らないなんてモグリなのかしら」
私はそれなりにここのギルドではそれなりに有名な冒険者なのだけどね。
「はぁ~、何だ知らねなあ・・・・ナッ、何だ足が冷てえ動かない、何だこりゃ・・・」
男の冒険者はいつの間にか首から下が氷漬けになって動けなくなり驚く。
他の二人の男の冒険者も同じ様に氷漬けになって動けなくなり慌て騒ぐが、酒場で飲んでいた冒険者達はレティが間に入ったのを見た瞬間、今後の展開が分かるので冷ややかに見つめながらナンパしている男の冒険者達の事を失笑する。
「うふふ、あんた達もここで氷のオブジェになりたい様ね、暫らくそこで恥を晒し後悔すれば良いわ、さぁ、貴女達はもう行きなさい」
私は男の冒険者3人を氷漬けの
「はい、ありがとう御座います。あのもしかしてアイスキラー様ですか」
女の冒険者の一人がレティを見て、憧れを抱く様な表情をでレティの腕にしがみ付く。
「えっ、チョッと、貴女達何をするの」
私は若い3人の女の冒険者達に囲まれて抱き付かれる。
「私の名前とチーム・リムリのリーダーをしてます。ケティアナです」
「私はリティアと申します。アイスキラー様」
「私はサランです。アイスキラー様、尊敬してます」
「あのね、私にはレティと言うの名前があるの、アイスキラーって周りが勝手に言っているだけよ」
私は抱き付かれていた3人の冒険者に抱き付かれてしまい困惑する。
「うふふ、レティったら、懐かれちゃったね」
エリザは三人の若い女の冒険者に懐かれて困っている姿を見て笑う。
「お待たせって、あら、レティが女の冒険者に絡まれているのって、あれ」
リソナが報酬を貰ってレティ達の所へ行くとレティを囲っている中に見知った顔があった。
「あっ、リソナ姉さんだ」
サランが腹違いの姉のリソナを見て驚く。
「あぁ、リソナさんにミーヤさんがいる」
ケティアナはサランの姉のリソナとミーヤを見て感激する。
「あっ、本当だ。リソナさんとミーヤさんだ」
リティアも幼馴染の姉さん達に会えて感激をする
「サラン、久しいな元気そうで何よりだ。何時ダンジョン都市に来たんだ。それにケティアナお嬢様も本当に冒険者になったのだな」
リソナは田舎に居るはずの妹とその友人と領主のお嬢様を見て驚く。
リソナとミーヤの同郷でサランは腹違いの妹であり、レティアはサランの友人であり実家でよく遊んでいたので顔馴染みであり、ケティアナは田舎の小さに村の村長の娘でありサラン達と友人である。
この3人はリソナとミーヤが田舎に居た頃、共に近くの森で村の魔物肉を得る為に良く一緒に魔物の討伐を一緒にしていた。
「はい、あのリソナさん、どこか安くて良い宿屋を教えてください」
ケティアナはリソナに安くて良い宿屋を教えて貰おうとお願いする。
「なら、私達の拠点に泊めて上げるわよ」
リソナは妹達と色々話したい事もあったので拠点に泊める事にした。
『リリス、鏡の部屋に後3部屋追加できるかしら』
『あぁ、大丈夫だ用意しておくぞ』
『うん、ありがとうね、リリス、助かるわ』
「リソナ、鏡の部屋に3部屋用意するから、一緒に暮らせば良いわよ」
「えっ、良いの、レティ、ありがとう、それじゃ、拠点に帰ろうか」
リソナはレティに妹達の部屋を用意して貰い感謝する。
それから私達はリソナの妹達のチームを連れて冒険者ギルドから出て北門を目指して街路を歩き、北門を出てレミリ街道を通り拠点へ帰る。
拠点へ帰るとログハウスの中へ入り、リソナの妹達に鏡の部屋に入る為の魔力登録をしてから鏡の部屋に案内をし、メイドのレミナとケイナの紹介した。
それからメイドのレミナとケイナは晩御飯の用意を始めると、その間に私がリソナの妹達に部屋を割り当てしてから自室に戻り部屋着に着替える。
私がリビングルームに行くと皆が集まっいたので、リソナに言って晩御飯にまでまだ時間が掛かりそうなので皆で妹達と一緒にお風呂に先に入ろうと誘い、お風呂に入って旅の疲れを癒す事にした。
皆で一緒にシャワーを浴びてから、身体を洗い髪の毛を洗ってから、丸い浴槽に肩までお湯に浸かって足を伸ばして寛ぐ。
「ふぅ~、気持ち好いわ」
私は身体を洗ってから丸い浴槽の中のお湯に入り、足を伸ばして肩まで浸かると一息入れる。
「わぁ~、まさかお風呂に入れるなんて贅沢ですね」
ケティアナがレティの隣に入ると、お風呂に入れることに感動する。
「しかし、サラン達がレティの事を知っていたのには驚いたわね、どこで知ったの」
リソナが隣でお湯に浸かるサランがレティの事をどこで知ったのか尋ねる。
「姉さん、レティさんの事はキリュウスの街の冒険者ギルドでもアイスキラーとして有名でしたよ、5日程滞在しましたけど、女性の冒険者達からも話題になってました」
サランはリソナにレティがアイスキラーとして有名である事を伝える。
「そうか、まぁ、キリュウスでもレティが男達を氷漬けにしたからね」
リソナはレティがアイスキラーとして有名になった原因をサランに教える。
「だからダンジョン都市に行ったらレティさんに会えたら良いなと思っての、まさか姉さんと同じチームだったなんて驚きです」
サランはレティの顔を見ながら姉のリソナに感じた事を伝える。
「まぁ、私達も何時かは長期任務に就くことになるからサラン達がここに住んで拠点の管理をして貰えたら良いなと考えたの」
私はいずれは王家の依頼でイーティリア森林の開拓が始まれば長期間は拠点を留守にする事を考慮したサラン達を住まわせると決めた。
お風呂から上がった後にサラン達の歓迎会を開いて、少しだけ豪勢にして皆では様々な話題を話して楽しく晩御飯を食べて過ごした。
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