063話 国境の街メルディアでの休日。最終日
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達は昨日南の森でひと暴れした後に冒険者ギルドに行って森の惨状を報告した後、魔物の亡骸3百体分を買取って貰い暇を弄んでいた解体職人達に喜んで貰い報酬はクリジア支部に送金して貰える様に手続きをした。
今はメンバー達と一緒に全裸で並んで座りサウナーに入って汗を流しているけど、こうしてメンバー達の裸を改めて見ると出る所は出て、引っ込んで良い所は引っ込んで皆スタイルが良いなと感心をする。
「はぁ~、熱いけど、こうしてタップリと汗を出せるのは良いわね」
リソナが全身から汗を沢山流して感想を漏らす。
「うん、そうね、何か食べ過ぎた後に良いダイエットが出来そうな気がするわ」
ミーヤも汗を沢山掻いて食べ過ぎた後のダイエットに良さそうと口にする。
「この後に冷たい飲み物が欲しくなりますね、ひと泳ぎしたい気分です」
エリカが汗を掻いた後の冷たい飲み物が欲んだ後にひと泳ぎしたいなと願望を口にする。
「私も冷たい飲み物が飲みたいですね」
シュリもエリカと同じ願望を口にする。
「うん、私は湖でひと泳ぎしたい気分だわ」
私はこの後に全裸で湖で泳いだら気持ち好いだろうなと妄想する。
「ふぅ~、私は泳いだことが無いから、一度だけでも泳いでみたいけど上手く泳げるかしら」
エリザはレティの話を聞いて泳いだことが無いから泳いでみたいなと思った。
私達はサウナーから出てると水風呂で火照った身体を冷やし、それからもう一度シャワーを浴びて、それから2時間コースのエステを受ける為にエステサロンへと向かった。
エステを受けてリフレッシュした後はレストランに集合してバイキング形式の昼食を食べて、食べ終わった後は各自で自由時間と決めて、街に出る時は必ず二人以上で出掛ける様にリーダーのリソナからの指示があった。
私とエリザは部屋に戻って装備服に着替えてから、高級宿屋ユティズから出掛けて繁華街を散策しながら市場へと足を伸ばす。
「う~ん、思ったほど治安が悪い感じは無いですね」
エリザは繁華街を歩いて見て、それほどガラの悪い者達に遭遇しなかったし、行き交う人々も割りと活気めいて明るく見えた。
「そうね、ただ巡り合わせの問題だとは思うけど、何時どこで変な輩に出くわすかは分からないから油断はしない方が良いと思うわよ、王都だってそうでしょう」
私は偶々そういう目に合わないだけで、どこで災難が降りかかって来るかは分からないと思っている。
「まぁ、そうね、目に見えないだけでどこにも悪事を働く者は居るものね」
エリザはレティに言われて偶々運が良いだけだと思う事にした。
「あら手配書が張ってあるわね、盗賊かしらね」
私は店先に手配書が貼ってあるのに気が付く。
「ううん、違うみたいね、人身売買の方みたい例の闇組織にでも繋がってるのかしら」
エリザは手配書の傍まで行って手配書の犯行内容を確認する。
「人身売買の方か、それを聞くと何かムカつくわね」
私は人身売買だけは許せない犯罪だと思っているので何かムカついた。
『お嬢、気を付けろよ、後ろから付けられているぞ』
『あら、早速人身売買の犯人グループかしら、とっ捕まえてやろうかしら』
『お嬢、少し言葉使いが荒くなったな、まぁ、エリザ嬢も居るから無茶はしない様になと言ったところで聞く耳がないか』
『流石はリリスね、理解してるじゃない』
「ねぇ、エリザ、どうやら私達ね後の男達に狙われているみたいだけど、エリザはどうしたい」
「あら、そうなの、もうレティったら、そんなの聞かなくても分かってるくせに捕まえるに決まってるじゃない」
「うふふ、そうよね、早速だけどあそこの路地に入るわよ」
「了解」
私とエリザは人攫いの男達を誘い入れる為に直ぐ先の路地を曲がり、インジブル魔法で私とエリザの姿を隠して男達が来るまで路地をゆっくりと奥へ歩いて進む。
「あれ、居ねえぞ、どこへ行った探せ、せっかくの上玉たぜ生け捕りにして楽しんでから叩き売ろぜ」
「ウッワー」
男が悲鳴を上げて姿を消す。
「オッイ、どうした。どこへ行った」
「何だ。オッー」
また一人男が消えた。
「オッイ、どうした。ゲンドは居るか」
「俺なら、ウッォー」
「どう言う事だ!ロッジ、ダン、ゲンドどこへ行ったんだ」
「あら、どうしたのかしら、さっき私達と事を上玉と言ったわね」
私がリーダー格の男の前に姿を見せて魔剣を喉元に突き刺して脅す。
「そうね、楽しんで叩き売るとも言ってたわね」
エリザは男の後方から魔剣の剣先を背中に当てる。
レティは氷魔法で冷気を流し、男の下半身から氷漬けにして首から上だけ残して凍り付けにして完全に動きを封じ事情聴取を始める事にした。
「うふふ、さぁ、詳しい事を聞かせて貰いましょうか、どこへ叩き売るのかしら」
「そうね、私達を売ろうなんて好い度胸じゃない」
「うるせい!そんな事を喋る訳ねえだろ」
「あら、そんなに死にたいのかしら、私達は冒険者よ盗賊団の輩を何百人と殺してきてるのよ、貴方みたいなゴミクズを殺すなんて何とも思わないけど、お仲間と一緒にあの世へ行きたいのね」
エリザが男に脅しを掛ける。
「あいつらは死んだのか」
男は顔を真っ青にして仲間の安否を確認する。
「まだ生きているわよ貴方次第だけど、素直に吐けば命だけは助けても良いけど」
私は男の顎の下を右手でなぞり、吐くかどうかの意思確認をする。
「うっ・・・・・ウッワー」
男は唸ってから黙り込む。
「はぁ~、意外と強情なのね、もう良いわ消えなさい」
私はもうこの男は吐かないと判断し、リリスの管理する異次元空間を送った。
『リリス、何か分かったかしら」
『あぁ、裏路地に在る廃業したタランキュラと言う酒場で人身売買をしているらしいな、地下の倉庫に何人が囚われている様だ』
『場所は分かるかしら』
『あぁ、そこの路地を右に曲がって行けば右手に看板があるはずだ。ただ気を付けろよ行く途中で浮浪者が多く居る様だぞ』
『分かったわ、インジブルを使うわ』
『あぁ、そうした方が良いぞ、頼むから無茶だけはするなよ』
「エリザ、これから廃業したタランキュラと言う酒場に行くけどエリザも行く、どうやら地下の倉庫に何人が囚われているみたいなの」
「えぇ、勿論行くわよ、ピンチになったらモモカを出してくれるわね」
「えぇ、モモカとルキが居るから大丈夫よ」
それから私とエリザはリリスの教えて貰った場所へインジブル魔法で姿を消して向かった。
廃業したタランキュラと言う酒場の看板を頼りに裏路地を歩いていると、確かに浮浪者が12人くらい建物の壁にへたり込んでいるのが居た。
暫らく私とエリザは周辺を警戒しながら浮浪者が伸ばしている足に気を付けながら進んで漸くタランキュラの酒場の看板を見つけてドアを開けると鍵が掛かってなかったので簡単に入れた。
どうやら酒場の方には人が居らず2階にある事務所に男が5人いる様で何か賭け事に興じている様だった。
「エリザ2階へ行くわよ」
「うん、了解よ」
私とエリザは階段を上がり右側の廊下を歩き二部屋目のドアを蹴り飛ばして開ける。
「うん、誰だお前らは、ほぉ、上玉じゃないか、ウッ、何だ冷てえぞ、ウッワ~、何だこりゃ~・・・・」
「何をしやがる、ウッワー」
「「「ウッワー」」」
部屋の中に入た5人の男達はあっという間にレティの氷魔法で一瞬で顔だけ残して氷漬けにされた。
「良いから黙っててね、ルキ出て来て、こいつらを見張ってくれる」
「ガゥー」
ルカは3リード程の体長になって異次元空間から出て来て、ルティに顔を頬擦りしてから男達を睨みつける。
「地下倉庫に行きましょうか」
「うん、分かったわ」
私とエリザは男達の見張りをルキに任せて部屋を出る。
私とエリザは1階の酒場に下りてから地下倉庫に行く階段を探すとカウンターの脇に在る廊下を歩いて奥へ行くと地下に下りる階段があった。
階段を下りて行くと倉庫があり、鉄製の四角い檻があり女性が二人と女の子が1人が囚われていた。
私は直ぐに檻の扉の鍵を電撃魔法で壊し、扉を開けて女性二人と女の子を檻から出して救出しすると、回復ポーションを3人に飲ませてから1階に上がる。
それから男達を異次元空間へ放り込んで、ルキの背に女性二人と女の子を乗せて、近くの詰所に連れて行き保護して貰い男達9人を氷漬けのまま地下牢に収監した。
私とエリザは衛兵に冒険者証を提示してから事情聴取を1時程受けた後に解放されたので、そのまま高級宿屋に帰ってからゆっくりと部屋で休んだ。
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