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060話 ケレリニア王国の国境の街メルディアに到着する。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達は夜営地で一晩過ごした後にドコンダ村で商いをした後に村で一晩を過ごし、次にまた夜営地で一晩過ごしてからキリュウスの街へ到着した。


キリュウスの街では2泊してキリュウスのクリジア商会の支店でダンジョン都市産の魔道具や魔法具を卸して、キリュウス産の小麦や胡椒等を荷馬車に積んでいた。


 私達は1日休みが取れたので、キリュウスの街ではシュリと出会った思い出の街でもあり、宿屋でゆっくり朝を過ごした後にメンバー達と街中を散策して

歩く。


「なんか久しぶりって感じね、ここで3週間くらい過ごしたのよね」

リソナが街並みを見ながらダンジョン都市へ向かって旅をしていた頃を思い出す。


「この街でシュリと出会ったのよね、何か懐かしい感じね」

ミーヤも旅をしてこの街に立寄って路銀稼ぎをしていた頃にシュリと出会った時の事を懐かしむ。


「う~、私はリソナさん達と出会う前までの辛い日々の想い出の方が多いですけど、でも今はその辛い日々が合ったから今があると思える様になりましたけどね」

シュリは正直いって、この街での思い出は辛い日々を過ごしていた頃であまり良い思い出とは言い難い心境でもあった。


シュリは当時のチームのメンバー達から役立たずと罵られていた頃で冒険者を辞めようと考える程落ち込んでいた時期に、チーム・レミリのメンバーに迎え入れて貰った想い出の街でもあった。


「エリザはこの街がダンジョン都市へ向かう前に若い冒険者達がCランクを目指して集まっているのを知っているかな」

ミーヤがエリザにこの街がどういった街か知っているか尋ねる。


「そうなんですか、キリュウスの街は公爵家の縁籍でもあるシリュウス辺境伯爵家が治めている領地の中の街の一つだとしか知りませんでした」

エリザにとしては街の特色よりも誰が領主なのかを覚える事が国史を学ぶ上で重要視されていたので、各街の細かい詳細までは学んでいなかった。


 街を散策していると冒険者ギルドの前に来てので、久しぶりに中に入るとフロアに隣接している酒場で朝から酒盛りをしている男だけの6人のチームがいた。


「朝から酒盛りとわね、呆れるわ」

エリザは朝から酒盛りをしている男達を見て呆れると、直ぐにメンバー達と依頼掲示板を眺めに行く。


「そうね、景気が良くて良いじゃないの」

エリカもエリザと同様に酒盛りしている男達を見て呆れる。


 私は酒盛りしている連中は無視して、エリザとエリカの後方から付いて行き依頼掲示板に貼られている依頼票の中身を見る為に掲示板の前に寄って、どんな依頼があるのか眺める。


「おっ、いい女がいるじゃねぇか、ウッイ、どうだ俺達と酒盛りしねか」

酔った男が二人がエリザとエリカの方へ寄って行く。


「何だ酔っ払いが私に近寄るな」

エリザが酔った男に肩を触られそうになって激動する。


「イッテな、なんだ今痺れたぞ、良いから大人しく俺達と酒盛りを付き合ってれば良いだよ、俺達はCランクだぞ」

エリザに触れようとした酔った男がエリザに睨みつける。


「たかが、Cランク風情がAランクの私達に楯突くとは思い上がるのも程々にしないと痛い目に合うわよ」

エリザが怒りを露わにして酔った男に威圧する。


「ハッ、Aランクだと、いい加減な事を言っても通用しねぞ、何でAランクがこんな街に居るだ。ハッ、つまらん嘘を吐くな」

酔った男はエリザの威圧に動揺しながらも引く気がなかった。


「私達はダンジョン都市から公爵家の所縁ゆかりのクリジア商会の護衛任務でこの街に立寄っただけだ。レティ、面倒だからお願いしても良いかしら」

エリザは酔った男の絡みが面倒になったのでレティに頼んで氷のオブジェにして貰う様に頼んだ。


「はぁ~、シツコイ男は嫌い。氷のオブジェにして上げる」

私は絡んでくる男二人に冷気を当てて一瞬で首から上だけ残して氷漬けにして動きを封じる。


「おっ、なんだよ、これは冷てえじゃないか動けねぞう」


「おっい、何してくれんだ」

酔って絡んだ男二人の首から下が氷漬けになって身動きが取れなくなり叫び出す


「あん達ね、これ以上叫ぶと首から上も氷漬けにするわよ、それからお仲間のあんた達もこれ以上私達に絡むと同じ目に合うわよ」


私は氷漬けにされて酔って騒ぐ片方の男の顎の下を人差し指でなぞり忠告をした後に、テーブルに座って酒盛りしている仲間達を威圧し冷気を足元に流し脅しをかける。


「うっ、悪かった。もう絡まないから、その二人を解放してくるか頼む」

テーブルに座って酒盛りをしている内の一人が足元に冷たいものを感じて謝り、氷漬けになった二人の解放をレティに頼んだ。


「ふっん、それは無理ね、私達がこの場を去って二時間経たないと氷は解けないわよ、これに懲りて女にチョッカイ掛けるのは止める事ね」

レティは解放を求めた男に吐き捨てるかの様に言い放つ。


「いや~、それは困る。何とかしてくれ」


「別にしても良いけど、ただし無理矢理氷漬けの魔法を解除すると股間の物の神経がボロボロになって使い物にならなくなるけど、それでも良いかしら、ねぇ、そうでしょう股間に下がってる物が凄く冷たいでしょう」

レティは氷付けにされている片方の男の顎の下をまた右手の人差し指でなぞり選択をさせる。


「ヒェ~、それだけは勘弁してくれ、子作り出来なくなるのは困る。もう良いこのままで良いから、悪かったからもう勘弁してくれ~」

顎を撫ぜられた男は確かにレティの言った通り股間部分が異常に冷たく感じており、それ以外はそれ程冷たさは感じていなかったので余計に怖くなった。


「うふふ、まぁ、私達のチームはダンジョン都市を拠点にしているから、都市で同じ事をしてる所を見かけたら次は容赦しないわよ良いわね」

私は氷漬けにした男とその仲間達を威圧を掛けながら不気味な笑みを見せつける。


私の威圧を受けた酒盛りしていた冒険者の男達はビビりながら何度も首を縦に振り頷く、その様子を見ていたメンバー達も苦笑いをした後にギルドから出る。


 そんな事もあったけど翌日にはキリュウスの街から出発し、それからランイズの街へ寄って一泊し、次にサデンデスの村に立寄り一泊して漸く国境の街リカンドへ到着する。


「明日で漸く目的地のケレリニア王国の国境の街メルディアに到着するわね、流石に私達だけなら三日もあれば到着出来るけどね」

リソナが約1週間も掛かった事に精神的に旅の疲れを感じていた。


「そうだよね、最近こんなに長い旅をしてないから、流石に疲れるわよね」

ミーヤもリソナ同様に旅疲れを感じていた。


「明日には目的地のケレリニア王国の国境の街メルディアに着くわよね、そしたら三日くらいは休めるわよね、その為にスパイダーシルクの反物を追加したんだから」

私がリソナに休暇の確認をする。


「え~と確かに商談の後に職員達の旅の疲れを取る為に三日くらいは休めるはずだけど」

リソナはレティの行商の予定表を見て確認をする。


「なら、今日も早めに休みましょうね」

エリザも流石に初めての長旅で疲れが溜まる。


その晩は宿屋でチームのメンバー達は晩御飯を食べてから、直ぐに部屋に戻り身体を濡れタオルで拭いて明日に備えて早めに休んで疲れを取る。


 朝を迎えて朝食を食べてから、お昼のお弁当を貰って精算し直ぐに護衛の為に商会の荷馬車と共に目的地のケレリニア王国の国境の街メルディアへ向けて出発する。


 ケレリニア王国の国境を越えて直ぐに20人程度の盗賊団の襲撃されたけど、難なく殲滅して半時程ロスをした程度で済み、何んとか無事に日が暮れる前に目的地の国境の街メルディアに到着する。

お読み頂きありがとうございます。

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