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005話 リソナとミーヤの3人でお試しで森へ冒険に出る。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 朝を迎えて私が目覚めると下からリソナとミーヤの二人も起きて装備服を着ていたので、私も下に降りて装備服に着替える。


「あっ、そう言えばレティって手ぶらだけど武器とかは持っているの」

ミーヤが思い出したかのようにレティの尋ねる。


「あぁ、私は普段は異空間収納に仕舞っているから手ぶらです」


「あぁ、異空間収納が使えるなんて凄いけど、よく今まで人買いとかに狙われなかったわね」

リソナがレティに様々の点で異空間収納の使い手は奴隷として高値が付くので悪徳業者に狙われると聞いた事があるのでレティに尋ねる。


「あ~そう言う事なのね、よく柄の悪い人達に襲われたり絡まれていたのはその所為なのかな」

レティは何となく身に覚えがあった。


「アハハ、何となく身に覚えがあるのね、でも昨晩も絡まれた時に肩に触れた手が凍り付いていたから防御が完璧だから無事だったのね、それに美少女だし胸も大きいし、そりゃ狙われるわね」

ミーヤがレティの容姿を見て狙われても仕方がないなと感じた。


「私が美少女ですか、確かにお胸はそれなりに大きくなりましたけど、美少女ではないと思いますよ」

レティはレイリアの時には周りから出来損ないとばかり言われていたので、初めて美少女と言われてもピンとこなかった。


「ねぇ、レティって歳は幾つなの17歳くらいかな、それにしても自覚が無さすぎだよ、平民ならかなりの美少女だよ」

ミーヤがあまりに無自覚なので、とりあえず歳を聞いてみた。


「私ですか、16歳ですけど、それが何かしたのですか」


「あ~16歳か、レティの周りに居た人たちはレティが年齢的にまだ幼いから正しく評価してなかったのかしら、見た目でも18歳でも通じると思うけど謎ね」

ミーヤはマジマジとレティを見つめて美少女なのに自覚がない事に不思議がる。


「でも、レティはマジックバッグ擬きくらいは持っていた方が良いと思うわよ、それだけでもリスクは減ると思うわ」

リソナは見た目もそうだけど異空間収納を使えるのはなるべく隠した方が良いと勧める。


「そうね、私達も旅に出る前にお金を貯めて少量だけど購入したのよ、無いよりましだもの」

ミーヤもリソナと同じ考えでレティに進言する。


「そうよね、私達のは8立方リードくらいの容量で15万ルドしたけど、普通のバッグなら1万ルドもしなわよ、購入を考えた方が良いわ」

リソナは今後のことを考えてもリスクを減らす意味でもレティに進言する。


「うん、分かった。なら自分で作る。森でいい素材になる魔物を狩る」

私はバッグの素材に使える魔物を狩ると決めた。


「えっ、作れるの、凄いわね、作ったら見せてね」

ミーヤがレティが作るというので、どれくらいの技量があるか見たくなった。


 そんな朝の一幕があったけど、1階に降りて女将に挨拶をしてから今晩の宿賃と食事を3食付けて3人分を割り勘で計算して貰いそれぞれで支払った。


宿賃を払った後で3人で空いているテーブルに座り朝食を食べて、食後に女将からお弁当を3人分を貰い宿屋から出掛ける。


 今日はレティを加えて3人で連携も兼ねてお試しなので、常時依頼の薬草採取を先に10束ずつしてから、森を少し奥へ行って魔物との戦闘をしてお互いの感触を試すことに行事にした。


 薬草が採集出来るのは東の森なので東の門から出て歩いて15分くらいで東の森へ入り、森に入って歩いて半時圏内で薬草を見つけるのがこの森で息て帰るルルになっている。


 半時圏内よりも森の奥へ行くとオークやブラッドウルフの群やキラースパイダー等、魔物ランクがCクラス以上の魔物が多く棲んでいるので、要注意地域になっている為にBランク冒険者以上の同伴が義務付けられている。


 私達は東の森に入って10分くらいの地点から先ずは回復ポーションの材料として使われる薬草のクルミ草の採集を始めて1時半程で採集を終えてから、魔物を討伐に挑むために少し森の奥の方へ向かう。


 少し進むと一角ラビットを見かけたのでリソナが弓矢を放ち3回目で漸く射抜いたけど、レティの目からは魔法が上手く弓矢に纏ってない様に見えた。


『お嬢、あのアチャーは魔力の循環回路に欠陥があるな直せば化けるぜ』


『やっぱり、そうなのね、分かったわ』


「ねぇ、リソナさん、弓矢に上手く魔法が纏ってない様に見えたけど、何か怪我とかしたの」


「えっ、どうして分かったの、凄いわね」


「レティ、実はリソナは旅に出る前に路銀を稼ぐ為に入った森でブラッドウルフの群に襲われた時に右腕を噛まれて怪我をしてしまい回復ポーションで傷は治ったけど魔法が上手く使えなくなったのよ」

ミーヤがリソナが怪我をした時の事を話す。


「あ~、その時に魔力回路が損傷したのかも、私に見せてくれるかな、何んとかなるかもしれないわ」

私はリソナさんに魔力回路に損傷していると指摘して見せてくれるように提案する。


「そう、レティが出来るのならお願いするわ」

リソナは魔術師としても優秀なレティにダメもとで見て貰う事にした。


 私はリソナの傍に行き両手を軽く握り、リソナと魔力循環をしてみると右肘と他にも3ヶ所ほど魔力回路が極端に細くなっているのを見つけた。


「リソナさん、右肘と右の胸部と魔力袋の近くと右の太腿にも魔力回路に損傷と異常があるわね、少し時間か掛かるけど治しましょうか」


「本当に、ならお願いできる。ミーヤ、その間は私達の警護をしてくれる」


「うん、これでリソナが以前のように上手く魔法が使えるなら協力する任せて」


「それでは始めます」

私はリソナさんの右手から魔力を流して、右肘の方から順番に魔力回路の修復再生を始めた。


 私はリソナさんの右肘から魔力回路の損傷から修復して切れかかっている所を再生して強化した後に右の胸部の極端に細くなっている部分を修復して太くして強化する。


 次は魔力袋から体内に巡らせる回路の中で1部分も細くなっているのでそこも太くして強化して、ついでに魔力袋も少し拡張して強化してから右の太腿の部分の回路も切れ掛かっていたので修復強化した。


一通り修復再生が終ってから、改め魔力循環をして魔力がスムーズに循環したので体質改善として魔力回路全体を強化して終了した。


「はい、これで終わりました。一応体内で魔力循環できますか」

私は治療が終ると直ぐに両手を離してリソナさんに魔力体内循環をする様に頼んだ。


「えっ、体内循環って、昔から一人で魔力循環する苦手だったけどやってみるわね」

リソナは再び目を閉じて魔力が体内循環するようにイメージして魔力を循環してみるとスムーズに魔力が体内で循環できるのが確認できた。


「あら、できたわね、しかも凄くスムーズに流れてるのが分かる。凄いわね」


「そうですか、リソナは体質的に魔力回路が脆くなりやすい様でしたので改善しましたから、これからは大丈夫だと思います」

私はリソナさんに診断した結果を知らせた。


「えっ、そこまで分かるの、一度医師に見て貰ったけど同じことを言われたわ、ただ治すのはかなり難しいと言われたけどね、まぁ、良いわ、チョッと試してみるわね」

リソナは次に出くわす魔物で上手く魔矢が放たれるか試してみる事にした。


 リソナは暫らく森を歩き見つけて一角ラビットに弓を引き魔矢を放つとシュンと猛スピードで魔矢が飛んで行き一発で一角ラビットを射抜く。


「ウッワー、凄い勢いで矢が飛んで行ったわ」

ミーヤがリソナが放った魔矢の軌道を見て驚く。


 その後は3人で一角ラビットを15頭程討伐したところで止めて、街に向って森の中を歩きながらチームとして3人で組むことになり、チーム名を話し合う。


 私はリソナとミーヤの3人で森の中を歩き、チーム名を3人の名前の頭文字を取ってゴロがいいレミリと決めてリーダーをしっかり者のリソナに決めた。


 街に戻るとリソナさん達が利用している食肉店へ行き一角ラビットを15頭を引き渡して代金として1275百ルドと角を受取り、食肉店を出てから1人425百ルドずつ均等に分けた。


 それから冒険者ギルドへ向かって歩き、冒険者ギルドの中に入ると時間的にはまだ早かったので空いていたので直ぐに受付カウンターへ行きチーム登録申請と薬草の束と一角ラビットの角の買取をお願いした。


 チーム登録申請書に必要事項を書いて、申請書と3人の冒険者証を合わせて提出して、チーム登録が完了するまで酒場のテーブルの席に座り、3人で遅めのお昼のお弁当を食べた。


「今後は報酬はリソナが一括で管理して、宿賃とかはリソナが一括で支払いにしまょうか、時々私達に小遣いをもらう感じで良いわよね」


「私もそれで良い、誰かが管理して必要経費は口座から払った方が管理しやすいと思う」


「分かったわ、リーダーは私だものね」


それから暫くして呼ばれて、報酬が税金と登録手数料を引いて1305百ルドがリソナの口座の中に入金して冒険者証を受取る冒険者ギルドを出て宿屋に戻った。

お読み頂きありがとうございます。

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