057話 中心部の撤去作業が終る。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私が東地区のゴミ掃除をした晩に宰相補佐官のエドナル子爵が帰って来てから、晩餐の時にだいぶ疲れた表情をしていたので、少し驚いたけど原因はどうやら私が行ったゴミ掃除に合ったようです。
「いや~、参ったよ、レティさんのお陰でだいぶ事件の全容が明らかになって来て、その対応で忙しかったけどね、お陰でスッキリした気分にもなれたよ」
エドナル子爵は疲れてはいたけどレティを見て、証拠がなく噂だけでモヤモヤしてたものが証拠が出て来てスッキリしたと笑顔になる。
「エドナル、それって例のルディネス伯爵の黒い噂のことを言っているの」
ヘレリア夫人が笑顔になった夫のエドナルに対して確認をする。
「あぁ、そうだよ、それに関連してレティナス子爵に繋がる証拠もあったからね、大掃除が出来そうだよ」
エドナル子爵は何となく噂でしかなかったのが明確になった事で、これから先に実施される王都の再開発と都政の改革に明るい展望が見えて来たと喜ぶ。
「そう、それは良かったわね」
ヘレリアは夫のエドナルの目が輝いて見えたので、今までの苦労が実りそうだと労う。
ルディネル伯爵には、今まで黒い噂があったので何度も領内監査や内偵を領地や屋敷に送り捜査してきたが悉く失敗に終わり、証拠を握る事が出来なかったので今回は証拠が見つかって喜んでいた。
「ところで、今日のレティさんの活躍のお陰でねチーム・レミリの評価がさらに上がってね、陛下も王妃様も大変喜んでいてね、もう領地を与えても良いじゃないかって言っていたね」
エドナルはチームレミリのメンバー達の評価がさらに上がり、国王と王妃がかなり喜んでいた事を伝える。
「うっ、領土はいらないけど、でも陛下と王妃様が喜んでくれたなら良いですけど」
私は別に手柄などはどうでもいい事で、これで王都のゴミが一掃できたのであればそれで十分だと思っている。
そんな事があったけど翌日の休日はメンバー達とゆっくりと過ごし二日間の休日を終えて、今日から私達は東地区の接収済みの建物の撤去作業に入る。
先日に私がゴミ掃除をしたけど、それで今度も浮浪者がどこからともなく集まって来ているから、騎士達とエリザを残し他のメンバー達によって詰所に連行されて行く。
連行された浮浪者達は王都の北側にある鉱山の麓にある炭鉱労働者の宿舎へ連れて行かれて、炭鉱の労働に就かされる。
炭鉱の仕事をすれば三食きちんと食事が与えられ、定期的にお風呂にも入られて真っ当な生活を送られる様になる。
「うっ、ねぇ、エリザ、王都って何でこんなに浮浪者が居るの、どこから湧いてくるのかしらね」
私は先日まで居なかったはずの浮浪者が、なぜこんな裏路地に集まるのか不思議に思いエリザに問いかけた。
「それはなぜでしょうか、私にはよく分からないは、でも何らかの原因で職を失うことが大半の理由だと思う、それとスキルの問題で真面な職に就けないのもあると思うわ」
エリザは浮浪者が湧いてでる原因に関し、これと言った原因は分からず有りたいの事しか言えなかった。
「そうね、様々に理由があるものね、とりあえず撤去作業を始めるわ」
「えぇ、そうね、レティさん、始めましょう」
エリザはレティにそれ以上問い詰められても困るので、作業を始めてもらう様にした。
その日の建物の撤去作業は滞りなく進み、その後の東地区の撤去作業も順調に進み18日間程かけて何とか終わった。
これで王都の中心部の建物の撤去作業が終わったので、続きは中心部の再開発が終わるまでは特にないので拠点に帰った。
「うっん~ん、やっぱり拠点が一番だね」
ミーヤが鏡の部屋のソファーにソファーに座って背伸びをして感想を口にする。
「お疲れ様でした。紅茶をどうぞ」
メイドのケイナがミーヤに紅茶入りのティカップを差し出す。
「うん、ありがとう、それじゃ、紅茶を飲んでから着替えよう」
ミーヤは紅茶を一口飲んで一息入れてホッとする。
私は部屋に戻り部屋着を着替えてから、異空間収納からドラゴンホースのぬいぐるみと熊のぬいぐるみとベッドに置いて可愛い置物を棚の上に置いて飾る。
「うん、良い感じだわ」
私は可愛い物を部屋に飾れて満足する。
他のメンバー達も部屋に可愛いグッズを置いたり、壁に飾ったりして殺風景な部屋の雰囲気に可愛いグッズを飾れて満足する。
今回の建物の撤去作業の報酬を冒険者ギルドを通じて王家から1千万ルドを受取ったので、チームとして1週間ほど休みにして自由に過ごすことに決めて、リソナからメンバー達に100万ルドずつ給料が支払われた。
私はエリザとエリカと3人でダンジョン都市の街にあるクリジア商会に行って買物をする為に拠点から出掛けて行く。
拠点の隣にクリジア商会の店舗もほぼ完成しており、もうじきオープンする予定になっているし、レミリ街道の周辺にも貸店舗や宿屋やお洒落なカフェなども建設中である。
私とエリザとエリカも部屋に可愛いグッズを置いて気分的に癒されるので、もう少し部屋に飾り気が欲しいと欲が出てしまい、今回は休みが長く時間があるので手作りする事にした。
私は今回の休みを利用して可愛いグッズを作ると言ったらエリザとエリカが同調して今回一緒に商会へ買物に来る事になった。
クリジア商会に着くと店内に入り彩り鮮やかな様々な厚めの生地を買い込み、他にも綿なども買ってぬいぐるみを作る材料を買う。
拠点に帰ってログハウスの中の応接室で私とエリザとエリカの3人でぬいぐるみ作りを始めて、私は先ずはシルバーウルフのジルとベルをモデルに絵を描いた。
絵を描いてから紙を使い型を作り、その後に型に合わせて生地を切って行き、パーツ事に生地を縫い合わせてから中に綿を積めて行き、出来たパーツを縫い合わせて完成させる。
こうしてジルとベルのぬいぐるみをペアで3組作り、それから黒猫のルキのぬいぐるみに挑んで5個を作って休日の半分を過ごす。
リソナとミーヤとシュリは花壇に世話や裏の畑の世話をして過ごして、各自がそれぞれの休日を過ごしていたら4日目に公爵家から呼び出しを受ける。
私達チーム・レミリは公爵家から呼び出しを受けて屋敷へ行くと、執事から応接室へ招かれて待っているとユティア夫人が応接室に入って来た。
「お待たしたわね、また王妃様のお茶会へ招かれたから、王都までお願いしたいの」
「お母様、それはお母様だけが招かれたのですか」
「いいえ、貴女達もよ残念ながらね」
「あの、それは他の貴族の御婦人方も出席されるのですか」
リソナが他に貴族のご夫人が出席があるのか確認する。
「そうね、他の貴族の御夫人の出席は無いと思うけど、王太子妃が参加されることはあると思うけどね」
ユティアはリソナの問いに直ぐに答える。
「そうですか、それで出発はいつ頃ですか」
リソナは護衛依頼として依頼の条件を確認する。
「出発は明後日の朝ね、前回同様に貴女達の馬車に乗って行くわね、ギルドには既に指名依頼で100万ルドで頼んであるから、明日にでもギルドへ行って依頼を受けて欲しいの」
「分かりました。明日ギルドへ行き依頼を受けてきます」
リソナはユティア様の言われた通りに依頼を受ける事を決める。
「うん、でも何だかね、また厄介事に貴女達が巻き込まれそうな気がするけど、王妃様の招きを断る事が出来ないのよね」
ユティアは今回の王妃様のご招待に貴女達も招待されている事に不安がある。
私達もユティア様からそう言われて、チーム全員が何となく嫌な予感しかないのは同じで王都から戻って直ぐの呼び出しに、王妃様から何を言われるか一抹の不安しかなかった。
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