055話 休日に王都の繁華街を散策する。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
休日の二日目を迎えて私達は朝起きてからまったりと過ごし繁華街のお店が開く時間を見計らい、装備服に着替えて王都の繁華街へ気分転換も兼ねて買物をする目的でメンバーの皆で出掛けた。
「う~ん、買い物をすると言っても正直言って特に欲しいものが無いのよね」
ミーヤが貴族街の街路を歩きながら何を買おうか考える。
「まぁ、別に無理に買物する必要はないじゃないの、美味しいスイーツとか食べるのも乙よね」
リソナは買物というよりも美味しいスイーツが食べたいと思っている。
「それなら、チョッとお高いけど高級スイーツ店に行きませんか、貴族令嬢達が良く行くお店ではありますけど紅茶も飲めて良いですよ、私も久しぶりに食べたいですね」
エリザが学園の学生時代に休みの日に良く行ったスイーツ店をメンバー達に勧める。
「でも、貴族令嬢が行くお店に私達みたいな冒険者が行っても平気なの」
エリカが貴族令嬢達のお気に入りのスイーツ店に行って問題にならないか不安になる。
「うん、別に問題ないわよ、平民の女性でもスイーツを食べに来ているし、一応貴族と平民と区別する為に仕切りが設けられているわ」
エリザが王立学園の学生時代の行き付けの高級スイーツ店をメンバー達に勧める。
「うん、そうね、少し繁華街を散策してから行きましょうか」
リソナも美味しいスイーツを食べたいのでエリザのお勧めのスイーツ店に行く事に決めた。
それから繁華街に建ち並ぶ店のウィンドに飾られているドレスや宝飾品や小物などを見ながら、可愛らしいぬいぐるみが展示されているお店に皆が足を止める。
「ウッ、可愛いぬいぐるみがあるわね、店の中に入らない、一つ欲しいかも」
可愛い物好きの私としては興味があり、出来れば大きくて可愛いぬいぐるみが欲しいところである。
私達はファンシー雑貨店にの中に入り、私はぬいぐるみを見て周り、他の皆も小物入れなどの雑貨や愛らしい置物など見て周り、私はドラゴンホースと熊の大きいぬいぐるみと可愛い置物を購入した。
他のメンバー達も可愛い猫の絵柄の壁掛けやワンちゃんのぬいぐるみなど思い思いの物を選んで購入し、店内で1時程見て周り自室に飾る可愛いグッズの買物に費やした。
「うん、良い買い物ができたわね、部屋の中が殺風景だったら何か飾るのに可愛いのが欲しかったのよね」
ミーヤが尻尾をゆらゆら揺らして満足気に喜んでいた。
「そうね、今まで何気に余裕がなかったのかな、部屋に可愛いのが欲しいとは思ってたけど、中々気に入ったのが見当たらなかったけど流石は王都ね」
リソナも満足気であった。
エリカもシュリも気に入ったのが有ったみたいで良い買い物が出来たと喜んでいたので、私も可愛いグッズが購入出来たので満足したけど、まさかドラゴンホースのぬいぐるみが意外と売れてると店員さんから聞いて嬉しくも思った。
「良い買い物が出来たところで、ちょうど良い時間帯だから高級スイーツ店に行きましょうか」
エリザがメンバー達を誘って高級スイーツ店へ誘う。
エリザの案内で繁華街を貴族街の入口に沿って東側にある王立学園方面に歩いていくと、お洒落なお店でいかにもお金持ちの令嬢向けと言った感じの高級スイーツ店であった。
「いらっしゃいませ、6名様ですか」
「はい、そうです。一般の席で6人分空いてますか」
エリザが女性店員に席が空いているか確認する。
「はい、それではご案内致します」
女性店員が笑顔で一般の席に案内する。
「あの、エリザ公爵令嬢ではないですか、どうぞ個室へご案内させてください。それに冒険者チーム・レミリの方達ですよね、先日は娘を助けで頂いてありがとう御座います。ぜひお礼をさせて頂きたいのです」
高級スイーツ店のオーナー兼店長のケディがエリザを見かけて直ぐに厨房から駆け寄ってきた。
「え~と、先日誘拐された中に娘さんがいたと言うことですか、まぁ、お礼はともかく、個室は有難いわね」
エリザは個室なら一目も気にせずに済むので、個室を使わせてもらう事にした。
私達はオーナーさんの図らないで個室に通されて、美味しいスイーツを娘さんを救出してくれたお礼として、今回だけサービスと言うことでご馳走になる。
「う~ん、美味しい、これは何と言うスイーツなのかしらね」
リソナがチョコケーキを頬張り思わず笑顔になる。
「うん、美味しいわ、このクレープ、うんうん」
私もフルーツとクリームを挟んだクレープを頬張り笑顔になる。
「このクッキも美味しいです」
シュリもクッキを食べて表情が緩む。
「ご満足いただけましたか、せっかくお越し頂いたので、ごゆくっりお過ごしくださいませ」
オーナーのケディは一礼して個室から退室する。
私達は美味しいスイーツを皆で味わい、美味しい紅茶と一緒に味わいながら充実した時間を過ごし、明日からの接取済みの建物の撤去作業に向けて英気を養っていた。
「あら、たかが冒険者風情が随分と贅沢しているじゃないの、今から私達がこの個室を使うから出て行ってくれない」
王立学園の制服を着た貴族令嬢が偉そうにチーム・レミリのメンバー達へ向けて言い放つ。
「あら、貴方達は王立学園の学生さんね、今は授業中よね、サボりなのかしら」
エリザが出ていけと言った制服を着た貴族令嬢に問い質す。
「煩いわね、私は伯爵家の貴族よ、貴族に逆らうなんていい度胸ね」
伯爵令嬢と言う貴族令嬢がエリザに良い返す。
「うふふ、だから何だと言うのかしら、授業をサボってこんな所に来ているとという時点で校則違反よ、学園側に知られたら停学は確定ね、私も昨年まで学園に通っていたのよ」
エリザは立ち上がり伯爵令嬢の前に立ちはだかる。
「生意気な、後でお父様に言いつけて罰して貰いますわ」
伯爵令嬢は毅然とした姿勢を取るエリザにビビりながら強がる。
「はぁ~、貴女ね、そうやって身分を笠にに着るなら、私も名を名乗るわね。私はエリザ・グラン・クリジアよ、貴方の親に公爵家の私を罰すれるのかしら、それで貴女はどこの伯爵家かしら」
エリザは伯爵家と名乗る令嬢の前に立ちはだかり睨みつけて威圧する。
「えっ、公爵家~、うっ、そんな・・・」
伯爵家の令嬢はエリザを見てヤバいと思い言葉に詰まる。
「さぁ、直ぐに学園に戻るのなら見逃してあげるけど、そうでなければ学園へ連行して校則に従って罰してもらうけど」
エリザは他の取り巻きの学生達にも鋭い視線を送り睨みつける。
「エリザ様、すいませんでした。キリア、帰りましょうか、これ以上は不味いわ」
一人の学生がキリアと言って腕を引張り個室から出て行き、そのまま逃げる様に学園へ向かう。
「ふぅ~、困ったものね、偶に居るのよね」
エリザは学生達の後姿を見送り、それから席に着いて紅茶を一口飲む。
私達は暫らく美味しいスイーツを沢山味わいさせて貰ってから、オーナーにお礼を言ってからスイーツ店を出てから、王都邸へ帰ってゆっくり休んで明日の仕事に備える。
翌朝を迎えて騎士団の詰所に行って、サポート役の騎士さん達と一緒に今日から撤去作業をする区画へ馬車に乗って案内されて行く。
今日から王都の中心部から西側の区画へ移動して行われるらしく、中心部に比べるとやや寂れている様に感じて撤去する建物が多く見えた。
その日は特に問題なく作業が進み、まるっと2区画の建物38棟の撤去を終えて中心部の詰所まで馬車で戻り王都邸へ帰った。
こうして間に2日の休息日を挟んで2週間を欠けて西側の建物撤去作業を終わらせて、東側の区画の撤去作業の残すだけとなり、それが終れば一旦撤去作業が終わり拠点へ帰る事が出来る。
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