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051話 後悔先に立たずチーム・レミリが王都で活動へ?

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私が王妃様の術中にハマったと後悔していた頃になって漸くエドナル叔父様が王妃様の部屋を訪れると、王妃様がエリザに公爵様のから預かった申請書を渡す様に話す。


「お呼びでしょうか、王妃様、あれエリザじゃないか、どうして王妃様の部屋に来ているんだ」


「エリザ、エドナル宰相補佐官にアディナス様から預かった申請書を渡したら」

王妃ルキアナはエリザに申請書を渡す様に促す。


「あっ、はい、叔父様、お父様から預かったダンジョンに関する貴族特権廃止の申請書です。手続きをお願いします」

エリザはポシェット型のマジッグバッグから封筒に入った申請書を叔父のエドナルに手渡す。


「うん、分かったよ、直ぐに手続処理をしよう」

叔父はエリザから封筒を預かり、中の申請書を確認して返事をする。


「エドナル宰相補佐官、速やかに申請書を通しなさいね、それと王都の再開発で王家に押収済みの建物リストと地図を担当者に用意して持ってくる様に伝えてくれる」

王妃ルキアナはエドナル宰相補佐官に命じる。


「えっ、はい、分かりました。直ぐに伝えます。それでは失礼します」

エドナルは王妃ルキアナに命じられて、エリザとレティをチラ見して応じ退室する。


「うん、それでね、エリザさん、レティさん達にお願いするのは、誘拐犯は大抵が持主不在の建物を隠れ家にして行われてるようだから、速やかにレティさんの異空間収納で建物を回収して更地にして欲しいの報酬は予算から支払うわ、お願いできる」


『おいお嬢、建物自体を丸ごと貰えるなら受けろ、我が再利用させて貰うからな』


「あの王妃様、回収した建物は私の方で頂いても良いのでしょうか」


「えぇ、それは別に構わないわよ瓦礫処分せずに済むから、むしろありがたいくらいよ」


「分かりました。一応受ける方向で検討致します。チームのメンバー達に相談してからでないと、独断では流石に回答出来かねますので」


「まぁ、それもそうね、他のメンバー達にも建物を回収する際に中に人が居ないかどうか確認して貰いたいの、もし居たら捕縛して近くの詰め所に連行して欲しいの」

王妃ルキアナはレティの言い分にも一理をあると言うことでその場での返事を一応待つ事にした。


 それから王妃は二人にこれから行われる王都の再開発に付いて現段階で決まった事項の概要だけを伝えて、王都再開発の担当者が建物の押収済みのリストと地図を持ってきたのでレティ預けて王妃様との会合が終わった。


「まぁ、そんな感じね、エリザさんとレティさんは今晩は王都邸に泊まって明日帰るのよね」

王妃ルキアナはエリザにクリジア領に帰る予定を確認する。


「はい、その心算ですが」

エリザは直ぐに王様に答える。


「そう、来週の頭に返事をくれるかしら、出来るだけ速やかに始めたいの、出来れはチーム全員で来てくれるかしら」


「それって即日始めて欲しいと言うことですか」


「うふふ、まぁ、そう言う事ね」


「王妃様、それって私達に拒否権がないと言っているのと同義ではないですか、まったくもう無茶振りですよ」

エリザはまた王妃の無茶振りをする悪い癖が出たと思い、すかさず抗議をする。


「うふふ、だって仕方がないでしょう、でも出来ない人には流石に言わないわよ、私はレティさんを高く評価しているだけよ、それにチームのメンバー達にもね」

王妃ルキアナは微笑みながらエリザの抗議に対して直ぐに反論をする。


「はい、分かりました。それでは私達は王都邸に帰ります」

エリザは少し反抗的な態度で王妃様に帰ると伝える。


「はい、気を付けてね、あッ、そうだわ来週の15の日の午後にチームの方達とお茶会をしましょうか、待っているわよ」

王妃ルキアナは侍女のミリアをチラと見てから、エリザに日時を指定してチームのメンバー全員とお茶会へ誘う。


「15の日の午後ですか、分かりました。お伺いいたします。それでは失礼します」

エリザはレティと一緒にソファーから立つ上がり王妃様に一礼をしてから部屋から退出する。


 王城から出ると私はエリザと共にモモカの背に乗り城門からでて王都の街路を通って公爵家の王都邸へ向い、到着後にヘレリア子爵夫人と会って王妃との会話の概要を伝える。


「叔母様、そう言う事なので来週の14の日の夕刻からチームのメンバー達とお世話になると思います」


「それは別に良いけど、確かに今は王都の街ではある種の警戒態勢に入ってるものね、また若い女性の行方不明者が出たからね、王妃様も流石に何かしらの手を打たないと王家の信用問題にもなるでしょうからね」

ヘレリアは王妃様の行いに一定の理解を示す。


「あの、王都から出る貴族の荷物検査はまだ実施されてないのでしょうか」

私は誘拐した女性を王都の外へ連れ出すには貴族特権でノーチェックで通過できる貴族の荷物検査も必要ではと感じた。


「まぁ、これから王命でする事になるのでしょうね、流石に貴族の馬車を何時までもノーチェックという訳にも行かないもの、多くの特命貴族の間でも特に領地持ちの貴族を疑っているもの」

ヘレリアは今の王城の雰囲気と城勤めの貴族達の反応と思惑に付いて語る。


 私とエリザはヘレリア子爵夫人と王都に関する噂話など色々話し、晩餐ではエドナル叔父様も交えて食事をしながら、ダンジョンに関する貴族特権廃止の申請書の決裁は陛下の承認を待つだけだと教えて貰った。


 翌日の朝に私とエリザはモモカの背に乗って王都邸から出発して、モモカが軽快に街道を走りお昼過ぎには拠点へ帰る事が出来た。


拠点に帰るとログハウスの中庭でジルとベルと遊んでいたリソナとミーヤに挨拶をしてから、直ぐにログハウスのデッキの上に設置したテーブルの椅子に4人で座り王妃から受けた仕事の内容を伝えた。


「そうなの、王妃様からの依頼なら断れないわね、そろそろ出かけているメンバー達も帰ってくる頃だから、昼ご飯を食べながら話合いましょうか」

リソナはエリザから王妃様から頼まれてた仕事の内容を聞いて、メンバー達に伝えて依頼をうけることにした。


「そうだね、王都も中々大変みたいね、しかし、どのくらいの王都に居る事になるのかしらね」

ミーヤは仕事が長丁場になるのか不安になる。


 暫くしてエリカとシュリとメイドのケイナが買出しから戻って来て、皆でログハウスの中に入り鏡の部屋の中に入り、メイドのレミナとケイナがお昼ご飯の料理を作り始める。


 私とエリザはメンバー達と遅めの昼食を摂りながら、改めて王妃様から頼まれた仕事に内容を説明して、王都の再開発に向けて王家が持主不明の押収した建物から誘拐事件防止の一手としてレティの無限の異空間収納に収納して行く事を説明する。


他のチームのメンバー達は収納する前に建物の中に人の存在の有無を確認し、居たら捕縛して近くの騎士団の詰め所へ連行する役目をして貰う事を話す。


「王妃様のから頼まれた仕事の概要はそんなところですね、これが現段階の押収した建物のリストと地図ですね」


「う~ん、随分と押収した建物ってあるのね、かなり広範囲だけど」

リソナは押収済み建物のリストと地図を見て王都にこんなに所有者の不明物件があるのか感心する。


「こうして見ると結構な数があるのね、王都は確かに長い歴史があるからかな、でもこれだけあったら悪い奴の隠れ家になるわよね」

ミーヤも実際にリストを見て驚き、長丁場になりそうな気配を感じた。


 こうして私達は14日の朝に王都へ旅立つ為の準備を始めて出掛ける前にリソナとエリザが公爵邸へ訪問して、公爵様とユティア様に王妃様からの頼まれた仕事に付いて説明を行った。


「うん、まぁ、思う事はあるがいよいよ本気で王家も動くか」


「はい、お父様、ところで例の申請の方は陛下の決裁のみだとエドナル叔父様から聞いておりますので、オディオン叔父様にお伝えください」


「あぁ、そうか、なら伝えておこう、気を付けて行っておいで」


「はい、お父様」


「エリザが王都に行くのなら、当面は私が王妃様に呼ばれる事は無いわね、エリザ、私の代わりに王妃様の事をお願いね」


「うっ、それは~、はぁ~、面倒なのですけど、ただ作業の進捗度の報告を定期的に行かないと王妃様にお叱りを受けるので憂鬱です」

エリザは王妃様の相手だけは気付かれするので避けたい心境である。


 こうして色々と支度を整えて出発の日の朝を迎えて、今回はメイドのレミナとケイナは拠点で留守番をしてもらい、メンバー総出で馬車に乗りレティがモモカの手綱を握り王都へ出発する。

お読み頂きありがとうございます。

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