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047話 クリジア領で平穏な時を過ごす。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私は先日王都から戻り拠点でメンバー達は朝からゆっくりと休んでから裏庭の家庭菜園で水撒きをやって過ごし、エリカとシュリは花壇に水撒いて芽が出ているのを見て喜んでいる。


リソナとミーヤとエリザは鏡の部屋のリビングルームで紅茶を飲んで寛いで過ごし、それぞれが休日を思い思いに過ごしている。


晩御飯の時には皆が揃ってメイドのレミナとケイナが作ってくれた料理を食べながら談笑していた時に王都での出来事を振り替えたりしていた。


 王妃主催のお茶会が行われたの日の翌日の朝には王都邸を逃げる様に私達は出発して、下手に王都邸で長居をするとまた王妃様に呼ばれそうなので、ユティア様の提案で翌朝に帰る事にしたのであった。


どうも私達が王都に行くとトラブルに巻き込まれるようで、2回王都へ行って2回とも何らかのトラブルに巻き込まれるのは確率的に行っても異常だと思った。


そんな事もあり多少私達メンバーの間では王都に対して、若干ですが苦手意識が芽生えつつあるのも仕方がない事でもある。


 ただレミリ街道の周辺もだいぶ開拓が進み、私が資材置き場にしていた所にクリジア商会の店舗が建てられる事が決まり拠点の直ぐ隣なので、これならメイドの二人も買物が楽になるし便利になるで、それに関しては喜ばしい事でもあった。


「う~ん、ねぇ、明後日からダンジョンへ行きましょうか、別に無理する必要もないだけど、もっと戦闘経験を積まないと私達はまだまだ未熟だし精進しないといけないと思うのよ」

リソナがメンバー達に提案をする。


「リーダーのリソナに私は従うわよ」

ミーヤがリソナの提案に賛成すると他のメンバーも賛成する。


「うん、それじゃ、明後日からダンジョンへ行きましょうか」

リソナもメンバーが全員が直ぐに賛成してくれたので嬉しく感じていた。


「うん、私はここ暫らく魔物との戦いから遠ざかっていたから、ちょうど良いわ、明日は実家に行って騎士相手に模擬戦でもしようかしら」

エリザとしては近頃は殆んど剣に触れていないのもあり、騎士相手に模擬戦でもしようか考えた。


「エリザ、私も騎士相手に模擬戦をしてみたい、考えてみたら騎士のレベルの対人戦闘の経験が殆んどなかったから」

私はエリザが実家の騎士団へ行くなら、私も行ってプロの騎士との模擬戦をしたくなった。


「そうね、対人戦闘と魔物の戦い方とは違うから経験は積んだ方が良いわよね、魔物の場合は考え無しの一辺倒だものね、なら一緒に行きましょうか」

エリザはレティの言っている事に理解を示し、一緒に実家の騎士団の訓練場へ行く事にした。


 翌朝を迎えって私とエリザは公爵家騎士団の訓練場で行われる朝の訓練に参加する為に拠点をから徒歩で出掛ける。


「う~ん、今日も快晴で良かったわ」

エリザはレミリ街道の歩道を歩きながら空を見上げる。


「うん、まさに訓練日和ね」

私も澄んだ青空を見て、夏の暑さも和らいできて清々しい気持になる。


レミリ街道を通り北門の着くと門番の二人の衛兵に敬礼をされて、私とエリザは軽く会釈をして通り過ぎて街中の街路の歩道を歩いていると、宿屋から出てダンジョンへ向かう冒険者の姿を目に入って来る。


 冒険者達の中に混ざっても私とエリザは金髪碧眼の美少女であり、それなりに目立つけど知る人ぞ知る公爵令嬢とアイスキラーと二つ名が持つ私もだいぶ知れ渡り浸透してきている様だ。


「なんかムカつく何がアイスキラーよ」

私が街を歩き冒険者の男達からそう言われている事に最近になって気が付く。


「うふふ、レティがギルドで10人の男達を長時間も見せしめに氷のオブジェにしたから、すっかり有名人になったわね、アイスキラーって中々の二つ名じゃない」

エリザか冒険者の男達のヒソヒソ話を聞いて思わず笑う。


 私はエリザと私に付けられた二つ名について話していると公爵邸とダンジョンへ向かう街路の交差点に着くと男3人が女3人の冒険者に絡んでいる所に出くわす。


「良いじゃないか私達と一緒にダンジョンへ行こうではないか」


「いいえ、結構です。私達は私達のペースでダンジョンに挑みたいので、邪魔しないでください」


「はぁ~、せっかく僕たち貴族が一緒に行こうと誘っているのだから、大人しく着いてくれば良いだろうが、その後にディナを奢るって言っているんだ。悪い話では無いだろう」


「貴族であろうと何であろうと私達はハッキリ言います。男が嫌いなんです。だからほっといて下さい」


「はぁ~、貴族に逆らうと、どうなるのか分かったいるのか」

貴族の男が剣の柄に手を掛ける。


「はい、そこまでだ。いい加減にしないか、嫌かっているだろう」

エリザが貴族と名乗る男が剣の柄に手を掛けたところで待ったを賭ける。


「何だ。いい女ではないか、僕たちとダンジョンへ行くか」


「いいや、その前にダンジョンへ行く資格があるか試させて貰おうか、ちょうど良い私に付いて来なさい。君達は先に行きなさい」

エリザが貴族と名乗る3人の若い男達を挑発して、冒険者の女性達を逃がす。


「なっ、勝手に行かせるな何を言っているだ。僕たちは貴族だぞ剣の腕には自信があるんだ」


「だから、私があんた達の剣の腕前を確認してやろうと言っている。私に模擬戦で勝ったら一緒にダンジョンへ行ってやろう。それなら文句は無いだろう」

エリザが不敵に笑いさらに挑発する。


「面白い、良いだろ、どこへ行って模擬戦をする気なんだ」


「あぁ、だから私の後を付いてくれば良いと言っている。それとも私と模擬戦をするのが怖くて怖気ついて逃げるのか、この先にいい場所があるから付いてこい」

エリザはさらに貴族の男達を挑発する。


「いいだろ、貴族に逆らとどうなるか後で後悔しても知らねえぞ」

貴族の子息の一番偉そうな男がエリザの挑発に乗る。


 エリザは貴族の男達3人を引き連れて先を歩き、最後尾にレティが歩いて逃げられない様にして公爵邸の門扉の前まで連れて行く。


「おい、チョッとまて、ここは公爵邸じゃないか、まさかこの中で模擬戦をするのか」

貴族の子息の偉そうにしていた男はまさかと思い、エリザを見て公爵令嬢ではないかと思い出して冷や汗をかき始める。


「そうだが、公爵邸の中にある騎士団の訓練場だ。まさかここまで来て逃がさないから覚悟しろ」


「これはエリザお嬢様、お早う御座います。今門を開けますが、そちらの男達は誰なんですか」

門番の衛兵がエリザを見て挨拶をする。


「あぁ、私に模擬戦を挑んできたどこかの貴族らしいわ、さぁ、中に入りなさい」

エリザは貴族の子息の3人を睨みつけてる。


「うっ、分かりました」


「これはヤバいかも」


「しまった。どうするんだよ」

貴族の子息の3人もまさか装備服を着た公爵家令嬢に街中で会うとは全く想像していなく、装備服を着ていたエリザを相手にビビり出す。


 エリザは貴族の子息達3人を騎士団の訓練場へ連れて行くと、木剣を子息3人に渡して、エリザも木剣を持って3人へ申し渡す。


「貴方達はCランクの冒険者証を持っているのかしら、それとも貴族特権を使ってダンジョンへ挑む気だったのかしら、どっちなの」


「僕たちが冒険者になる訳ないだろう、当然貴族特権を使うに決まっている」


「なら、それなりに剣の鍛錬をして魔物を討伐を単独で出来ると言う訳ね、もし私と戦って無理だと判断したら、この都市から追放します、良いから3人を纏めて相手をして上げるわ」


「くそ、僕たちを舐めるなよ、行くぞ」


「行くぞ、舐められて堪るか」


「オッ、女に負けてられるか」

貴族の子息達は3人でエリザに剣を構えて一斉に向って行く。


 エリザは3人の貴族の子息を相手に突進されて攻撃されるも、あまりにへっぴり腰で剣筋にも鋭さが無く、難なく交わして次々と木剣を弾き飛ばしてしまい一瞬で勝負が付いた。


「はぁ~、何なの貴方たちの剣筋は全くなってないわよ、ゴブリンでも勝てないじゃない。誰がダンジョンへ挑んで良いと言ったのかしら責任問題よね、さぁ、どこの貴族か吐いて貰うわよ」

エリザは木剣の剣先を貴族の子息達に向けて、どこの貴族なのか吐かせる。


 エリザは貴族の子息の名を聞いてから即刻ダンジョン都市から追放して、それぞれの貴族の家に対して公爵様から抗議の書簡を送り、子息達には今後5年間のダンジョン都市への立ち入りを禁止を命じた。

お読み頂きありがとうございます。

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