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045話 地竜を討伐した後にひと騒動になる。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達は冒険者ギルドから王都邸へ帰ると、中庭の片隅に馬車を出して鏡の部屋に入り大浴場でシャワーを浴びて身体を洗ってから湯船に浸り疲れを癒す。


「ふぅ~、飛んだ1日になったわね」

リソナが地竜の戦闘を思い出して愚痴る。


「そうね、ただの暇つぶしだったのにね」

ミーヤもリソナに続いてボヤキを口にする。


「そうですね、初めてのスタンピートの体験した時以来に緊張しましたね」

エリカも久々に緊張した戦いをしたと振り返る。


「私もだいぶ緊張しました。地竜に体当たりされたら防げる自信がまだ持ってませんから」

シュリも体当たりされたらリソナさんとエリカを守り切る自信がなかったので緊張した事を思い出す。


「うん、久しぶりに冷としたかも」

私も地竜を見た時にはかなり背筋が冷とした事を思い出す。


 メンバーの皆でお湯に浸りながら地竜の戦いを振り返り、今回はモモカが良いアシストをしてくれたから勝てたとして、自分達の実力だけで果たして勝てる戦術があるのか検証した。


 今段階ではモモカ無しでは勝てるレベルに達していないと言う結論に達して、もう少し必殺技に磨きを掛ける必要性があると再確認をする事が出来た。


 私達はお風呂から上がると部屋着を着てダイニングでお昼のお弁当を食べてから鏡の部屋を出て馬車から降りて、私が馬車を異次元空間に仕舞ってから、メンバー達と王都邸のリビングルームへ向かった。


 私達がリビングルームへ行くとユティア様とエリザとヘレリア様の3人がソファーに座り談笑していたので、私達は挨拶をしてから奥に置かれている円卓へ行き皆で座る。


「ただいま戻りました」

リソナが代表でユティア様達に挨拶をする。


「あら、随分と早かったわね、何かあったの」

ユティアはてっきり夕刻くらいまでは帰ってこないと思っていたのが、昼を過ぎたばかりの時間に帰って来たので意外に感じた。


「そうですよね、東の森だったらそこそこ魔物が居ると思うのですが」

エリザも意外に早く帰ってきたで、何かあったのか疑問に感じた。


「まぁ、何と言いますか、飛んだハプニングがありまして、まさか15リードもある地竜と出くわすとは予想外でした。アッハハ」

リソナがユティア様達に東の森で飛んでもない地竜と戦うハメになった事を伝えて苦笑いをする。


「えっ、東の森にそんな大きな地竜が居たの」

エリザは東の森は初心者でも良く行かれる割と平穏な森で、そんな巨大な地竜が居たのかと驚く。


「まさかと思うけど討伐したのかしら」

ヘレリア様がリソナ達に地竜を討伐したのかと尋ねる。


「はい、つきましては王家で地竜の亡骸を買取って貰えないかと、ギルドだとオークションに出さないと無理だと言われました」

リソナがヘレリア様に王家で買取れないか尋ねる。


「うっん、貴方達は怪我はしてないわよね、15リードの地竜にどうやって戦ったの、もう、は~無茶して、まぁ、どうやら貴女達が無事で怪我してなければ良いだけどね」

ユティア様はリソナ達を見て何と言って良いのか、やるせない気持になる。


「まぁ、私達にはモモカがいますので、何んとか勝てましたね」

私がユティア様に勝てた要因を話して聞かせた。


「でもいずれにしろ、東の森に15リードの地竜が棲んでいた事が問題よね、後でエドナルには話さないとね、王都の問題でもあるもの」

ヘレリアはそんな巨大に地竜が王都の傍の森に棲んでいたこと事態が問題であった。


「まぁ、確かにそれ程の巨大な地竜が万が一でも王都で暴れたら大惨事よね、貴女達はそれほど奥の方へ行った訳でもないでしょう」

ユティアがリソナ達に確認をする。


「私達は行ってませんけど、ただ追い掛けられていた冒険者達がどこで遭遇したかまでは知りません。予想ですがオークを探して割と奥まで行った可能性もあります」

リソナはオークを探し1時程森の奥まで行った事を話す。


「そうですね、オークはそれほど奥にいる魔物ではありませんが、私達も現に常時依頼のオークを討伐しようと奥の方へ向かってました。一時程森の奥へ行きましたけど見当りませんでした」

ミーヤがその時の森の状況をリソナの補足で話す。


「はぁ~、それじゃ、殆どの魔物が地竜の餌になっていたという事ね、王都へ来るのも時間の問題だったじゃない。貴女達が早めに討伐してくれて良かったわね」

ヘレリア様はリソナ達が倒してくれて良かったと結論付けた。


「それでヘレリア様、エドナル様に頼んで王家で地竜の亡骸を買取って貰える様に交渉して貰えませんか」

リソナがヘレリア様にエドナル様に王家で買取って貰える様に頼んで貰った。


「そうね、地竜だったら素材としても申し分ないもの頼んでみるわ」

ヘレリアは夫のエドナルに頼んでみるとリソナと約束する。


 晩餐の時にヘレリア様から夫のエドナル様に地竜の件を話すと、エドナル様は深刻な表情で考え込んでから、明日の朝にリソナとレティの二人に一緒に登城する様に言われた。


 翌日の朝に私とリソナはエドナル様が仕事で出勤する時に同行して王城へ馬車で出掛けて行き、王城へ到着すると宰相の執務室へ一緒に行った。


「宰相のクリズラン侯爵が来るまで、ソファーに座って待っててくれるかい」

エドナルはリソナとレティに宰相が来るまで座って待って貰う事にした。


「お早う御座います。クリズラン宰相」

エドナルはクリズラン宰相が執務室に来ると直ぐに挨拶を交わす。


「うん、お早う、エドナル君」

クリズラン宰相はエドナルと挨拶をすると、ソファーに座っているリソナとレティの二人を見る。


「あのクリズラン宰相、報告があります。実はこの二人は公爵家の所縁ゆかりの冒険者でして、昨日東の森で15リードの地竜を討伐致しまして、その亡骸を王家で買取って頂きたいそうなんです」


「なに!東の森でなのか、それは本当なのか」

クリズラン宰相は東の森で15リードの巨大な地竜が居た事に驚く。


「はい、その様です。冒険者ギルドの東支部で検証されて討伐証明証もあります」

エドナルはリソナから預かったギルドが発行した討伐証明証をクリズラン宰相に提出する。


「すまんが、地竜の亡骸を直ぐに出せるのか」


「はい、私の異空間収納に仕舞ってありますから、直ぐに出せます」


「そうか、う~ん、すまんが二人とも騎士団の訓練場に私と一緒に来てくれるか、エドナル君は朝の仕事を頼むよ」

クリズラン宰相はまずは自分の目で確かめてから判断する事にした。


「はい、分かりました」

エドナルはクリズラン宰相の指示に直ぐに同意する。


 私とリソナはクリズラン宰相と一緒に騎士団の訓練場へ出向き、騎士達の皆さんの目の前に15リードの地竜の亡骸をお披露目すると『オォー、これは凄いな』とが言ったドヨメキが聞えた。


「いや~、こうして見るとやはりデカいな、こんなものが東の森の潜んでいたとわな」

クリズラン宰相も実物を目の当たりにして流石に動揺する。


「これは本当に凄いな、しかも戦闘の傷が少ないな頭部を集中的に攻撃したのか、我々騎士団でもこのクラスの地竜を乞うまで綺麗には倒せんぞ、おい、誰でもいい財務課の鑑定士を呼んでくれるか」

騎士団長が地竜の亡骸の状態を見て周り感心し、鑑定士に見て貰う事にした。


 それから財務課の鑑定士が2人来て、地竜の亡骸を2人で鑑定しながら見て周って出した結論が1千ルドでなら即金で買取ると言われたので、その金額で買取って貰う事にした。


 私達は財務課の管理下の広い倉庫に地竜の亡骸を移動してから、財務課に連れて行かれてリソナの冒険者証の口座に1千万ルドの入金処理をして貰った。


 その後に私とリソナは緊急会議が行われている会議室へ連れて行かれて、国王陛下と宰相と第1騎士団長から第3騎士団長の3人の王都を守護する団長達の参加する会議に出席させられた。


「オォー、君達か、皆に言うがこの者は例の誘拐事件で見事にゲレンゲス伯爵令嬢を救出した冒険者でな、私が王家公認冒険者チーム・レミリ伯爵特権を与えた者達だ、今回の働きは見事であったぞ」


「はい、お褒め頂き、ありがとう御座います」

リソナが陛下からのお褒めの言葉を頂き返礼し、レティと二人で深々と一礼する。


 それから私とリソナは緊急会議に1時程参加させられて各騎士団長からの質問などに応じるなど、宰相からも意見を聞かれたり質問に答えるなどの対応をするハメになる。

お読み頂きありがとうございます。

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