040話 チーム・レミリBランクへ昇格へレティもAランクになる。
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この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
王都から帰る途中て夜営中に助けを求めて来た男は隣国のケレリニア王国から良い仕事があると勧誘され来てみたら盗賊団のアジト連れて行かれたらしく、下働きをさせられていたという事だった。
昨日は朝から近くの街に買出しに行って戻ってみたら、騎士団がアジトに居る皆と戦闘中で頭が[裏切りやがったなと]叫びながら騎士に斬られ、その男は怖くなりその場から騎士達に見つからないように逃げて来たという事だった。
公爵様と私達の馬車は昼前に公爵邸を到着して、私達は公爵邸でお昼を御馳走になった時に公爵様から助けた男から聴取した話を聞かせてくれた。
「どうやら、ルディネス伯爵は邪魔になった盗賊団を始末した様だが、この証言だけでは残念ながら伯爵を裁くには不十分だな、先ずは盗賊団が居なくなった事が知れただけでも収穫だと思うしかあるまい」
公爵様は悔しそうな表情をしながらリソナ達に話した。
「ですが、お父様、話を聞く限りルディネス伯爵は何らかの闇組織と通じている可能性がありますから、その闇組織さえ押さえれば裁けるかもしれませんよ」
エリザは悔しがる父に闇組織との繋がりを押さえれる可能性を示唆する。
「あぁ、そうだな焦らずやるさ、ところでリソナ君、食事が終ったら私と一緒に執務室へ来てくれるかい、依頼完了書のサインをするからね」
「はい、分かりました」
「ところでお母様、これから社交シーズンに入りますが、王都へ行かれる機会がこれから増えると思いますが、護衛の依頼を私達のチームに依頼されますか」
「うん、多分そうなるわね、エリザも連れて行かないとルキアナ王妃が拗ねるでしょうからね」
「ならば、その時は私達の馬車に乗って行かれませんか、そうすれば1日で王都まで行かれると思いますが」
「あら、良いの、なら乗せて貰うわ、一度ドラゴンホースが引く馬車に乗って見たかったのよ、今馬車があるのよね昼食後に馬車の中を見せて貰えないかしら、どんな感じなのか見てみたいの」
ユティアはチームの馬車に興味津々で前から乗ってみたいと思っていた。
「はい、分かりました。後でお見せします」
私は既に異次元空間に仕舞っているので、その時にまた馬車だけ出して見せる事にした。
昼食後に公爵様はリソナをと共に執務室へ向い、私達はユティア様と一緒に玄関前に行って、玄関前に私が異次元空間から馬車だけ出してユティア様に馬車の中に乗って貰い車内を見せる。
「あら、乗合馬車みたいになっているのね、でも座り心地は良いわね」
ユティアは馬車に乗ると直ぐに座席に座ると座席がソファ―のように柔らかくて座り心地が良いと感じていた。
「あの、ユティア様、こちらの大鏡の前に来て貰いますか、今から魔力登録を致しますから」
私はユティア様に鏡の部屋に入れる様に魔力登録をする事にした。
ユティア様は何かしらと不思議そうな表情をしてから座席から立ち上がり、御者席側まで行って左側にある大鏡の前に立つ。
「あのこの大鏡のここの縁に手を当てて貰いますか、今から魔力登録を致しますので、はい、そうです。私の手を乗せさせてもらいますね、私と一緒に魔力を縁に流してください。よろしいですか」
「えぇ、魔力を流せば良いのね、分かったわ」
ユティアはレティの言われた通りに大鏡の縁に魔力を流す。
ユティアが縁に魔力を流すと、手の上からレティの心地良い魔力が伝わってくると暫らくすると大鏡の縁がパァーと一瞬光を放った。
「はい、終わりました。そのまま手を大鏡の中に入れてみてください」
「えっ、入れるのね、あっ、鏡の中に入って行くわね」
「はい、それではそのまま鏡の中に入って下さい」
「あら、リビングルームがあるのね、凄いわ」
「はい、私達は夜営の時はこの部屋で過ごしてますので快適です。ユティア様がこの馬車に御乗りの際はこの部屋の中で過ごして頂こうと考えてます」
「でも凄いのね、ベッドルームもあるのね、それにダイングキッチンとおトイレもあるのね、まぁ、大浴場もあるのね、これなら貴族の私でも生活できそうね気に入ったわ」
ユティアは鏡の部屋の中を見て周って感激していた。
ユティア様は鏡の部屋から出てくると凄く感激していて、これなら馬車の旅も満喫できて楽しめそうだとレティとエリザ達メンバーにお褒めの言葉を二度三度と色々と称賛して贈ってくれた。
リソナが公爵様から護衛の依頼完了書にサインを貰ってきたので、私は馬車を異次元空間に格納してから、ユティア様とは玄関前で別れて報酬を受取る為に冒険者ギルドへチーム皆で向かった。
それと助けた男に関しては、公爵様がクリジア商会でレミリ街道の開拓の職人として雇用して貰える様に手配をし家臣に商会へ連れて行く事になった。
私達が久々に冒険者ギルドに行くと、流石に昼過ぎの時間帯なのでフロアの方はガラガラで直ぐに空いている受付カウンターへ皆で行って護衛依頼のイラ完了書を受付嬢に提出する。
「はい、護衛依頼の依頼完了書ですね、お預かりいたします」
「それと報酬だけど、貨幣で貰えますか」
リソナが報酬を口座では貨幣で貰う事を受付嬢に伝える。
「え~とチーム・レミリ様ですか、おめでとう御座います。ランクアップされているので冒険証を全員分をお預かりします、それとギルドマスターが執務室に来るようにと伝言がありますので、お願いします」
私達はギルドマスターが呼んでいると聞いて憂鬱になるが無視はできないので、仕方がなく全員の冒険者証を受付嬢に預けてからカウンター脇の廊下を通り2階へ上がり執務室へと向かった。
コンコン・
「あのチーム・レミリです。呼んでいるという事なので全員で来ました」
「おっ、来たか入れ」
ギルマスのオディオンが野太い声で返事をする。
「失礼します」
リソナがドアを開けて執務室へ入る。
リソナが執務室のドアを開けて中に入ると、リソナに続いてチームメンバーが順番に中に入りると最後のエリザが入りドアを閉めて中に入る。
「おぅ、そこのソファーに全員すわりな」
ギルマスのオディオンがメンバー全員がソファーに座る様に指示を出す。
「あの用件は何でしょうか」
リソナがギルマスのオディオンに質問する。
「はぁ~、お前達ね、王都で何かをやらかさなかったのか」
ギルマスのオディオンは大きくタメ息を吐き、呆れるように問いかける。
「あ~、やらかしましたね」
リソナはギルマスの問いに心当たりが十分あった。
「まぁ、別に悪い事をした訳じゃないから良いだけどな、陛下から金色の短剣を貰ったろう、ちょいと見せてくれるか」
ギルマスのオディオンは執務机の椅子から立ち上がり、ソファーへ移動してリソナの隣に在る一人掛けのソファーに座る。
「はい、これですが」
リソナはマジックバッグから陛下から頂いた金色の短剣を見せる。
「おぅ、貸してくれるか、う~ん、王家公認冒険者チーム・レミリ伯爵特権証か、うん、ありがとうな」
ギルマスのオディオンは金色の短剣に掛かれた王家の紋と特権を確認してリサナに返す。
「はい、どうも、それが用件ですか」
リソナは金色の短剣を返して貰うと直ぐにマジッグバッグの中に仕舞う。
「あぁ、一応な確認しておく必要があってな、それでだな、チームとしてまだ実績がねえからレティ以外はBランクまでしか上げられないが、3ヶ月後に全員をAランクにランクアップしてチーム・レミリをAランクチームにするからな」
「えっ、行き成りですか、いくら何でも唐突過ぎませんか」
「なに、既に40階層まで踏破してるからな、それだけで十分だ。どうせ王妃にも目を付けらているんだろう。これから妹の護衛依頼が沢山来るだろうから実績も作れるだろう」
ギルマスの話では、王妃はユティアを実の妹以上に激愛しており、学生時代のユティアは頻繁に城に招かれていて、卒業して公爵領に帰ってからは盗賊街道を通る為にリスクが高くて頻繁に会えなくなったそうです。
しかし今はレミリ街道が開通して安全性が高まったので、これからは頻繁にお茶会に呼ばれる事になるとギルマス・オディオンがユティアの兄としての見解を示した。
叔父の見解に関してユティアの娘であるエリザも否定できないと顔を曇らせており、私は何か余計な事をした様に思えて背筋が寒くなった。
その後に執務室に私達のランクアップした冒険者証と報酬が届けられて、私はAランクの金の冒険者証を貰い、他のメンバーもBランクの銀の冒険者証を受取り、報酬も300万ルドと誘拐犯捕獲の報酬も含まりており6人で均等に分配した。
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