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038話 チーム・レミリに褒章として王家公認冒険者チーム・レミリ伯爵特権証を授かる。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私が陛下に貴族からの理不尽な行為から身を護る特権を頂きたいと進言してから少し考え込んでしまい、中々考えが纏まら様子を私達は暫らく見ていた。


「う~ん、それは良いだがな、少し考えさせてくれんかな、アディナス少し知恵を貸してくれんかな、そうじゃ、エリザ達はしばしルキアナとお茶会をしてくれんか」

国王ディアナスはエリザに王妃ルキアナの相手を頼む。


「えっ、王妃様とですか分かりました」

エリザは王妃ルキアナからも可愛がられており、気の合う従妹のユティアの娘ということで贔屓している。


「うん、どうしてもエリザ達と話がしたいとお茶会の用意をしてるからな」

国王ディアナスは笑顔でエリザ達に王妃が楽しみにしていることを伝える。


「え~と、私達も王妃様のお茶会に参加するのですか、あまりに恐れ多いのですが」

リソナは流石に王妃様とお茶会は無理だと思い、何んとか回避したいと思い陛下に尋ねる。


「う~ん、無理だと思うぞ、エリザがチームの一員であれば尚更だな、ルキアナはエリザを好いておるからな、今のうちに慣れておくと良いぞ」

国王ディアナスは王妃ルキアナが楽しみにしているのでリソナの意図を却下した。


パンパン

国王ディアナスが2回を両手を軽く叩かく。

 

 国王ディアナスが手を軽く叩き合図をすると、直ぐに王妃付きの侍女がエリザ達を城の5階の王妃様の私室へ案内されて扉の前で侍女が止まった。


侍女が扉を開けてくれたのでエリザが先に入り、その後に私達も私室に入ると少し奥にあるお洒落で大き目な円卓に王妃ルキアナと王太子妃ジュリアが並んで座って紅茶を飲みながら待っていた。


「あら、やっと来たわね、さぁ、ここに座りなさい」

王妃ルキアナは微笑みながらエリザとリソナ達を出迎える。


「うふふ、畏まらず。さぁ、お座りになってくれる」

王太子妃ジュリアも笑顔で出迎える。


 王妃様と王太子妃のお二人に出迎えられて、王妃様の隣エリザが座り、リソナ、ミーヤ、シュリ、エリカの順に座り王太子妃の隣にレティがご指名で座る事になった。


「私から皆さんへお礼が言いたいの、妹のウルティマを助けて頂いてありがと、感謝しているわ」

王太子妃ジュリアがチーム・レミリのメンバーに一礼してお礼を言う。


「えっ、そうだったのですか、そんな王太子妃様にその様にお礼を言われるほどの事は、私達は当然の事をしたまでです」

リソナが王太子妃にお礼されて恐縮して焦る。


「そうね、私も心配してたけど、まさかエリザが所属している冒険者チームの方達が救出したと聞いて驚いたわよ、それにしても綺麗な子ばかりね心配だわ、変な男達に絡まれないの大丈夫なの」

王妃ルキアナはエリザとチーム・レミリのメンバー達を見て感激をすると同時に心配になる。


「アハハ、まぁ、日常的にそこそこ絡まれますけど、その都度撃退してますけど、この装備服の機能のお陰で大事にならずに済んでます」

エリザが苦笑いをしながら王妃ルキアナに話す。


「まぁ、そうなの、そうね、何か変わった生地だけどシルクの様な感触だけど、どんな機能があるの」


「はい、下心や悪意がある者が触ると凍り付くか電撃で触れた手などに一撃を与えます。シツコイと全身が凍り付いたり、あるいは強力な電撃で気絶させます」

私が王妃様に装備服の機能を説明する。


「まぁ、下心とか悪意に反応するだけでも凄い技術だけど、本当に国宝級の防備機能ね、それって私達も欲しいけど出来るのかしら」

王妃が装備服の機能に興味を示す。


「それは難しいです。私が傍に居ないと機能が維持できませんので無理だと思います。いわば諸刃の剣の様に物です。暴走する危険性もあります」

私は半分は嘘だけど、ただリリスの目の届く範囲でないと暴走する危険性があるのは本当の事です。


「そうなのね、まぁ、それはそうよね、どうんな便利な物にはリスクは付き物よね、そう言えばユティアがスパイダーシルクの生地でドレスを作ったとか手紙で読んだだけどレティさん何とかならないかしら」


「えっ、お母様が王妃様に手紙で教えちゃったのですか」


「えぇ、でもまさか貴女達が王都へ行く事なんて、手紙を書いた時は考えてなかったかもね、ユティアったら自慢気に書いてあったわよ」


「え~と、王妃様とユティア様は親しい関係なんですか」

私は王妃様とユティアの関係かどんな関係なのかで対応を考える事にした。


「そうね、従妹の関係ね私の父とユティアの母が兄妹の関係なのよ」

王妃ルキアナはレティにユティアが従妹である事を教える。


「従妹の関係ですか、なるほど、あの侍女さん、すいませんがこちらに来て下さい」

私は近くに専属侍女を呼んで、スパイダーシルクの生地を10反を異空間収納から出して侍女に手渡すと、直ぐに王妃様の元へ持って行く。


「これが今ある全てですので、お納めてください」

私は実際の在庫の半分だけ出して王妃様に贈る事にした。


「えっ、良いの嬉しいわ、後でジュリアと分けさせて貰うわね」

王妃ルキアナは目の前にスパイダーシルクの生地の反物を見て触って間違いなくシルクの肌触りに感激する。


「はい、お願いします。ありがとう、レティさん、これからも仲良くしましょうね、困った事があったら出来ることは協力するわ」

王太子妃ジュリアも嬉しそうにする。


「どういたしまして、まぁ、機会がありましたらユティア様経由でお願いします」

私はこれで王妃と王太子妃の買収に成功したと確信した。


しかし、それがこれから先に仇となり、ことある事に王城に呼ばれるハメになるとは、その時のレティとメンバー達は夢にも思っていなかった。


 私達が王妃と王太子妃の二人とお茶会をしている間に国王ディアナスと公爵アディナスの二人はチーム・レミリにどの程度の特権を与え、どのくらいの責務を果たして貰うかを検討していた。


 お茶会は何気にスパイダーシルクの話題となり、チームの皆の下着類がスパイダーシルク製の物である事を聞いて、どんな感じなのかと王妃と王太子妃が興味を示して下着類も作ろうかしらと盛り上がる。


 お茶会も3時間程で終わると、また2階の会議室へ執事と共に行くと再び陛下と会って王家公認冒険者チーム・レミリ伯爵特権証として王家の紋章入りの金の短剣がリソナに授与された。


「うっん、これで貴族の理不尽な行為に関して拒否しても大丈夫だけど、貴族に対して特権を行使した際は必ず王家又は私に報告をする事を義務づけるからね、不審な点があれば調査をしても良いけど、無茶は厳禁だからね」

公爵様から王家公認冒険者チーム・レミリ伯爵特権証の行使について注意点の説明がなされた。


「お父様、これには決闘権とか不正行為による拘束をする権利も含まれるのですか」

エリザは普段はあまり行使しない貴族特権についても確認する。


「あぁ、普通の貴族特権と代わらないよ、国内なら検問も貴族特権を使っても大丈夫だよ、たださっきも言ったけど貴族に対して特権を行使した場合は報告義務があるからね」

公爵様はエリザの疑問にも答えて貴族に対して特権の行使をした場合は報告義務がある事を念押しした。


「ありがとう御座います。出来ればあまり特権の行使はしたくはないけど、あれば理不尽な事を言う貴族に対応が出来るのは安心できます」

リソナはこれから先の理不尽な貴族に対する保険が出来て良かったと思った。


「これで貴族のバカ息子に絡まれてもギャフンと言わせられるから心強いわね」

ミーヤは過去にも貴族のバカ息子に絡まれた事があるので、これでぶっ飛ばしても大丈夫と心強いアイテムが手に出来たと喜ぶ。


 こうして私達の陛下との内輪での謁見は無事に終わり、褒章としては貴族対策が出来る特権を授かることが出来たのは今後の冒険者の活動に多大なメリットになる特権を頂けて陛下に感謝するしかなかった。

お読み頂きありがとうございます。

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