035話 王都の街を散策する。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
私達は先日王都の公爵家の王都邸に昼過ぎに到着して、王都邸を管理しているエドナル子爵様の夫人でヘレリア様に出迎えられて、その後に公爵様を交えて親睦を深めることが出来た。
晩餐の時にユティア様の弟であり王城勤めで宰相補佐官を務めているエドナル子爵とも晩餐の食事会で親しくなれて子爵夫妻とは気が合いそうな感じで貴族らしくないところが他のメンバー達も受け入れやすかったと思った。
王都初日は何も問題なく子爵夫妻と親睦が深まった事で今後の冒険者の仕事においてもいい関係が築かれるのではないかと期待が出来た。
二日目の朝を迎えて私達は朝から王都の街の散策にワンピースを着て出掛けようとしたら公爵様がどうしてもダメだと言って、朝からチョット揉めてしまい結果的に私達が妥協して装備服を着て出かけることになった。
どうやら私達のワンピース姿は男から見たら刺激が強いと公爵様から言われてしまい、王城へ出勤する子爵様までもワンピースで出掛けるのはやめた方が良い言われてしまった。
「う~ん、その装備服もお洒落よね、貴女達は顔もスタイルも良すぎるのよね、まぁ、装備服なら風が靡いてもスカートが捲れる心配が無いからマシでしょうけど、エリザは知っていると思うけど、くれぐれも裏通りは行っちゃダメよ」
ヘレリア夫人が玄関まで見送ってくれる際に私達に色々と注意喚起してくれた。
「はい、分かってます。王都は人が多い分、危険な人も居るって事でしょう」
エリザは前回王都に来た時も叔母様に散々言われた事である。
「うん、特に若い女性は攫われたりしている事件も多発しているみたいだからね、闇奴隷商人も最近活発に動いているみたいだからね、気を付けるのよ」
ヘレリア夫人は念押しでもう一度エリザ達に注意喚起をする。
「闇奴隷商人ですか、分かりましてわ、気を付けます」
エリザは心配してくれるヘレリア夫人に返事をしっかりして応じる。
『ねぇ、リリスは闇奴隷商の事をどう思う』
『あぁ、確かにそんな輩の邪気がブンブン感じるな、お嬢、気を付けろよ、何かあったら知らせる』
『うん、お願いね』
王都邸を出掛ける際に公爵と子爵夫人に散々気を付けるように言われた私達はエリザの案内で王都の街の散策へ出掛けて、チームのメンバー達と閑散とした貴族街の街路を繁華街へ向けて歩く。
「しかし、貴族街って閑散としているのね、もう少し人が居ても良いと思うけどな」
ミーヤが貴族街が閑散として人の気配がない事に、ある意味で不気味さを感じていた。
「そうね、今は社交シーズンではないから余計に感じるのかもね、社交シーズンになれば割と賑やかになるけどね」
エリザが貴族街が閑散としてる理由をミーヤに教える。
そんな閑散とした貴族街を抜けて繁華街にはいると、徐々に人混みが増して来て中心部へ行く頃らは店先に様々に商品が並べられて店主の声があちこちから聞こえてきて人々の往来も多くなった。
流石に早い時間たど女性や子供が多く見受けられ、何かの買出しなのか野菜を売る店と肉を売る店に人混みが集中している様にも見える。
「ここまで来ると人混みが多くなったわね」
エリカが繁華街の中心部近くになって感想を口にする。
「そうですね、気を引き締めないスリとかも多いと聞きましたから」
シュリが王都の様な大きい街にはどんな危険が波乱でいるか分からないと機を引締める。
騎士達が見回りをしているのか割と多くの騎士さんが巡回している様にも見えて、若い女性を狙う人攫いの話が現実味を帯びて来た感じがした。
私達は繁華街を暫らく見て周り、お洒落なお店を見て周ったけど正直言って私もそうだけどメンバーの皆も高価な宝石などの宝飾品とかドレスや小物にはあまり興味がなく、お洒落なカフェとかもあったけどお腹も左程空いてないので市場へ行く事になった。
「綺麗な宝石とかあるけど、興味がないのよね」
私が高級そうな宝飾店の店先のガラス越しに展示してある綺麗な宝石を見ても心が靡かなかった。
「そうね、綺麗だと思うけど欲しいとは思わないのよね」
リソナもあまりそう言った普通の女性なら心躍る様な感じにはならなかった。
「そうですね、私もあまり着飾る事自体にあまり興味が無いですね」
エリカは元聖女だったので着飾る事に幼い頃から無縁な生活をしていたので興味が持てなかった。
「ねぇ、私達はやっぱり市場が一番似合っているね、市場へ行かない」
ミーヤがお洒落なお店よりも市場へ行きたいと思った。
「市場ですか、そうですね、違う区画に在るから裏路地を通って行った方が近道なんですけど、どうします」
エリザは一応裏路地の方へ行かないように言われているのでメンバー達に意思を確認する。
「まぁ、良いじゃないの、私達なら問題ないと思うけど」
リソナもAランククラス以上の強者でない限り負ける気はないので別に問題無いとエリザに伝える。
「アハハ、そうですよね、行きますか」
エリザはリーダのリソナが良いなら良いかと、他のメンバー達もリーダーの問題ないという言葉に頷いてのを見て裏路地に入る事にした。
エリザはただ繁華街から市場へ行くとなると裏路地を通らないと、違う区画にあるので表の街路を通って行くとかなり遠回りになるので仕方がなくメンバー達と裏路地を通って行く。
表の街路から裏通りに入ると流石に薄暗くなり殺伐とした雰囲気が漂い始めてくて来て、さらに奥へ行くと高層な建物の所為で陽射しが届かなくなり怪しげなお店が建ち並んでいた。
「嫌、放して~、お願いだから、どこへ行くのよ」
若い小綺麗な女性が5人の男達に拘束されて藻搔いていた。
「うっせい、トットと歩けよ」
ガラの悪い男達が5人掛かりで一人の若い女性を拘束してどこかへ連れ出そうとしていた。
「あら、そこの貴方達はその女性をどこに連れて行く気かしら、私達も案内してくれるかしら」
私は5人の男達に冷気を漂わせて怒りが込み上がっていた。
「ハッ、ホゥいい女が居るな、これは良い稼ぎになるぜ」
「あら、良い稼ぎね、そこんとこ興味があるはじっくりと聞かせて貰いましょうか」
レティはニヤと笑い、5人の男達を顔だけ残して全員を氷漬けにして、拘束れた女性をミーヤが素早く男達の所から助ける。
「ねぇ、良い稼ぎって言ったわよね、白状しないと死ぬわよ言いなさい」
レティは良い稼ぎになるっと言った男の顎を右手で持ち上げて脅しをかける。
「兄貴、この女ヤバいですぜ」
連れの男達が大声で喚き出す。
「ふぅ~、あんた達ね煩いわね、消えなさい」
私は喚いた男と面倒なので4人を異次元空間へ移動して消した。
「おっい、彼奴ら、どうしたんだよ」
「そんな事は今は関係ないでしょう、さぁ、白状しなさい、お仲間がどうなっても知らないわよ、まぁ、白状しないと貴方も同じ目に合うけどね」
『お嬢、どうやら、闇奴隷商人の手下の様だ。記憶を読み取ったぞ、大当たりだな』
「ふぅ~ん、貴方達が闇奴隷商人の手下なのね、そこへ案内して貰いましょうかしら」
私は睨みなずら冷たい視線で男に囁く様に脅す。
「なっ、そんなの知らねえよ、知らねえから案内なんか出来る訳が無いだろ」
男が懸命に白を切る。
「あら、しらばくれるのね、そしたら貴方のお仲間みたいに脳みそを弄り倒そうかしら、もう生きているのが辛くなるわよ」
私は不敵な笑みを浮かべて男の頭の上に手を乗せて軽く電撃を流し能を刺激して行く。
「うっわ~、止めくれ、案内するから勘弁してくれ~」
男は頭の中が経験のない感じで痺れてきて、視界が暗くなり全身が痺れてだして意識が遠のいて行くのを感じて恐怖感だけが増大して行った。
「うふふ、素直にそう言えば良いのよ」
私は氷漬けにした男を氷を消して開放すると男はよろめき立っているのがやっとの状態になっていた。
その様子を見ていたミーヤが助けた女性が冷静になったところで気を付けるように言って表の街路まで送り、直ぐにレティの所へ戻ると男にアジトまで案内をさせる。
男は近くの細い路地に足元がふら付きながらレティ達をアジトの所まで行くのに何度か細い路地を曲がって進み3階建の建物の前で足を止めた。
その建物には酒場の名がかすれて読めないほど古びた看板が付いた建物で現在は使用されていない様な古びた建物であった。
『リリス、この建物の中がどうなっているか分かるかしら』
『お嬢、中には5人の男が居るぞ、地下牢に3人の女性が囚われているな』
『そうなのね、分かったわ、ありがとう』
「リソナ、この建物の中に5人の男と地下牢に3人の女性が囚われているわよ助けるわよ、貴方はここで大人しくしてなさい」
私はリソナに告げてから案内してくれた男を再び凍り付けにして拘束した。
「うん、良いわよ、戦闘準備して突っ込むわよ」
リソナがメンバー達に号令をかける。
バン、
私が魔法で入口の扉を魔法で吹っ飛ばして開けて中に入り周辺に冷気を送り出して中へメンバー達と一緒に入って行く。
『お嬢、男達は2階だな、階段を上がって正面の部屋に居るぞ』
「リリス、ありがとう』
私は直ぐに階段を上がってリリスの教えて貰った部屋に突っ込む。
バン。
「何だお前は何しにきた」
「地下牢に囚われている女性を助けに来たのだけど」
「何を言っているんだお前はハ~ン、因縁つけてくるとわな~、何もんだ」
「通りすがりの冒険者よ、あんたの手下は拘束させて貰ったわよ」
私は直ぐに5人の足元から冷気を送り一気に凍らせて拘束した。
私は5人の男達を拘束すると異次元空間からモモカを出して、男達をモモカに監視させてから地下牢の入口を1階に降りてメンバー達と探す事にした。
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