閑 話 レティの冒険者ギルド内での氷づけ事件。
この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。
この物語はフェイクションです。
物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。
レティが初めてダンジョンへ挑んだ日に40階層のボス部屋のゴーレム2体を軽く討伐して気分良く皆と地上へ転移して上がり、魔物の素材を冒険者ギルドに買取って貰う為に向かう。
チームメンバー達と冒険者ギルドの扉をレティが豪快に開けてフロアに颯爽として入り後からリソナ達が入ると、行き成りレティの前に10人のガラの悪い冒険者の男達が立ちふさがり絡んで来た。
「おっ、上玉のお嬢さんが来たじゃねえか、どうだ俺達と酒場で飲もうじゃねえか、なぁ、お前らも好いだろ」
体躯の良い顔に傷がある男がレティの前な立ち酒場に誘う。
「断る、お前達の相手など出来るか」
私はキッパリと大きな声で断る。
私はこう言う直ぐに女に絡んでくるガラの悪い輩に絡まれた時は常にキッパリと断ることに決めているので、決して怯えず凛とした態度で対処した方が後々二度と絡まれずに済むのだ。
その様子を後方で見ていたリソナとミーヤは【あ~一番絡んだらヤバい人に絡んじゃってご愁傷様だわね】と憐れむように表情で男達を眺める。
「は~ん、随分と生意気な態度を取るじゃねえか、たいしたランクでもねえだろうが、一度痛み目に遭わねえと分からねぇみたいだな、オイお前ら、このクソ生意気な女を囲めや」
「「「おっ、面白れえな」」」
「「「可愛い顔してんにのな」」
他の9人の男達もレティを見て囲み始める。
「いい加減にしないと痛い目に合うわよ」
私はシツコイ男は大嫌いなので男達の足元に冷気の魔力を流して靴から凍らせて動けなくして一気に股間の所まで凍らせる。
「うっ、冷てえ、何だ足が、うっ」
レティに突っ掛ろとした体躯のいい男が股間が冷たく凍り付き動けなくなり、徐々に上半身まで凍り付いて行く。
「何だ、冷てえ、動けない」
他の男達も下半身が凍り付いて動げなくなり、徐々に上半身も凍り付き息苦しさまで感じる様なる。
「だから言ったでしょう、痛い目に合うと、まだ私に絡む気なの」
私は冷たい視線を男達に向けて言い放つ。
「もう二度とお前には絡まねえから許してくれ」
体躯の良い男がレティに許しを乞う。
「うふふ、今度絡んで来たら股間に付いてる物が一生使えなくするからね、とりあえずここで許すけど暫らくそのままで居れば好いわ、他の男達の見せしめのためにね」
私は不敵な笑みで男達を睨み、受付カウンターの列にリソナ達と共に並んで順番を待った。
レティに絡んだ男達は1時間半ほど氷のオブジェと化してフロアに放置され、後からきた冒険者達に晒しものにされて笑われて恥ずかしい目に合う。
おまけにギルド側からも厳重注意を受けた挙句、氷が解けた時には身体が冷え切って風邪をひいて高熱をだして寝込むことになった。
この時の事件が切っ掛けでチーム・レミリのレティの顔が冒険者の男達の間で有名となり《アイスキラー》という二つ名がレティにつけられた。
ダンジョン都市クリジア支部の冒険者の男達の間でアイスキラーが知れるところになり、金髪碧眼の女冒険者には絡むなと言うのが男達の鉄板の常識となる。
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