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027話 レティの魔の森の開拓始める。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 公爵邸の部屋で私が地図の見ながら北側の魔の森の開拓プランを思案しているとエリカが戻ってきたので、ダンジョンでの感想をエリカに尋ねる。


「エリカ、お帰り、どうだったのダンジョンに初挑戦した感想は」


「ただいま、レティさん、うん、初心者の冒険者でも倒せるレベルの魔物だったから案外簡単に10階層までは踏破できたけど、迷宮だったけど罠が無いみたいだから特に問題なかった感じかな」

エリカはレティにダンジョンでの感想を話しながら部屋着に着替える。


「そう、迷宮だったのね、迷宮の広さはどうだったの戦いずらいって事は無かったの」


「あ~、私は特に感じなかったけど、ミーヤさんは少し狭く感じたみたい、やっぱり壁があると慣れが必要かなと言ってたわ」


「そうなのね、まぁ、ミーヤは動き回って戦うタイプだから戦いずらいわよね」


「レティさんは開拓の方はどうんなんですか」


「うん、明日から始めるわよ、先ずは街道の整備からね」


「そうですか、私達の拠点も建てる出すよね、あっ、これからリビングに集まるけどレティさんもどうですか」


「うん、一緒に行くわ、エリザさんに渡したい物があるの、チームの一員になったですものマジックバッグと装備品一式ね」

私はリリスが昨晩創作してくれたエリザ様の魔剣と装備服一式を収納したポシェット型のマジックバッグを贈る目的もあって部屋着に着替えたエリカと一緒に行く。


 エリカと共にリビングルームへ行くと、リソナとミーヤがソファーに座り、メイドさんが淹れてくれた紅茶を飲んで寛いでいた。


「あっ、レティも来たのね、どう開拓の方はどんな感じになったの」

リソナがレティに開拓について尋ねる。


「うん、明日から始めるわよ、先ずは街道整備から始めるわ」


「でも、魔の森には魔物が居るんでしょう、私達も警護も兼ねて行った方が良いわよね」

ミーヤがレティを心配して警護が必要かと確認する。


「う~ん、モモカとピンキーも居るから大丈夫よ、ミーヤ達はダンジョンに挑んでくれるかな、協力が必要な時がきたら私の方からお願いするわ」


「まぁ、モモカとピンキーに勝てる魔物はそうは居ないかな、厄災級だものね」

ミーヤはモモカもピンキーも戦闘モードになったら、厄災級レベルで味方なら確かに心強いと感じた。


 その後にエリザも来たので、私がポシェット型のマジックバッグにエリザの魔力登録をしてから贈り、マジックバッグの中に装備品が一式が入っている事を説明をした。


私が説明するとエリザが早速マジックバッグから装備品を一式出して、その中で魔剣に目を輝かし手に持って眺めたり頬擦りをしたりして凄く喜んでくれた。


それから今後のチームとしての方針を話合い私以外はダンジョンへ挑む方針で決まり、私は当面魔の森の開拓に集中して行うことになった。


それからエリザから11階層からは迷宮に罠もあるので、その注意点などがチームのメンバー達に伝えられて、それから談笑しながらエリザからダンジョンでの経験談を聞かせて貰った。


 翌日の朝を迎えて公爵家の方々とチームメンバー達と朝食を摂ってから、私は護衛騎士を1人を連れて公爵邸から出掛けて街の中を歩いて向かい北門へ向かった。


街の中を歩いていると、多くの冒険者達がダンジョンへ向かって歩道を歩き私と護衛騎士とすれ違って行くけど、その時に護衛騎士の有難味が分かった。


すれ違う冒険者の中にはやはりガラの悪そうな冒険者も居て、私を嫌らしい目でガン見する者も居て隣に公爵家の家紋のバッチを腕に付けた護衛騎士が居たので絡まれずに済んだ。


ダンジョン都市クリジアでは公爵家の関係者に何かしら危害を加えたら、即刻都市から追放となり今後ダンジョン都市クリジア領において出入り禁止処分となるので下手に手出しが出来ないように政令で定めてある。


北門に着くと護衛騎士さんには門番の衛兵の待機室で待機してもらい、魔の森へは私の頭の上にはいつもの様にピンキーを乗せてモモカの背に乗って向かった。


 魔の森の樹木の前に着くと私はモモカの背から降りて、魔の森の樹木に街道の道幅の20リードを測り杭を打ち目印を作ってからやや北東寄りに向けて目印の杭の間の樹木の根元にエアーカッターを放ち20リード先までの樹木を切り倒していく。


 エアーカッターで樹木を切り倒して100リード進んだ所で右側の資材置き場として50リード✕50リードの資材置き場を魔法で造設して切り倒した木を積んで置いた。


 そこで小休止して水筒を取り出して水を飲み喉を潤してから、樹木の伐採作業を進めて、ある程度資材としての木材が集まればモモカに一気に焼き払ってもらう心算でいる。


 王都へ繋ぐ街道までの距離は最短でおよそ52ミッドもあり、その間の樹木を除去するのでかなりハードな仕事になる。


 私は小休憩後にもう100リード先まで樹木を伐採して資材置き場に木を積んでから、資材置き場の10リード先から試しにモモカに火力を少し抑えて貰い、火炎プレスを放って貰った。


「モモカ、少し威力を抑えて幅を18リードくらいで火炎プレスを放ってくれる」


「グゥオー」

モモカがレティの指示を聞いて返事をする。


 モモカは狙いすかのように森の樹木を見つめて、大きく呼吸をしてから火炎プレスを放つと樹木が熱風で根元から吹き飛び、地面は抉れて5ミッド先くらいまで樹木が除去されて行った。


「ホェ~、いい感じじゃない、流石はモモカね、偉い偉い」

私は良い感じで魔の森の樹木が除去できたのでモモカの頭を撫ぜて褒める。


「うん、この調子でバンバンと進めるわよ、モモカ、宜しくね」

私はこれは行けると思い、モモカの背に飛び乗って除去できた先まで向かった。


『リリス、このままモモカのプレスで行ける所まで進めるけど、反対側の街道に被害が出そうな状況になったら教えて貰えるかな』


『あぁ、分かった。しかし気にするな結界を張って被害を防ぐ。気にせずにやってくれ』


『うん、そうするね、お願いね、リリスは本当に頼りになるわ、ありがとう』

私はリリスに感謝の気持ちを込めてお礼の気持ちを伝える。


その日の内に昼休憩を挟んで王都に繋がる街道の手前の樹木の除去が終り、モモカに労いながら樹木を除去した跡地に沿って森の中を駆けぬけて森を出て、北門でモモカにお礼を言って異次元空間に移動して貰った。


北門で護衛騎士さんと合流して一緒に街の歩道を歩いて、公爵邸へ帰ると直ぐに公爵様の執務室へ行って、今日の作業報告として樹木の除去が終った事を公爵様に伝えると驚いていた。


「えっ、もう木の除去が終ったのかい、凄いな」


「はい、ただ樹木を除去した跡地を整地しなければなりませんので、そちらの方が時間が掛かると思います。森の先にある山に言って岩を採集して来ます」


「えっ、キリシアナ山に行くのかい、岩をどうするんだい」


「えぇ、モモカのプレスで除去したので地面が抉れてまして、抉れたところに岩を大まかに砕いて敷いて行くんです。その上から土を埋めた方が水捌けも良くなりますし路面を固めるのに最適です」


「そうなのか、しかしキリシアナ山に行くまでの間に結構強い魔物も棲んでいるからね、従魔のドラゴンホースのモモカが居るから大丈夫だとは思うけど、気を付けるんだよ」


「はい、まぁ、その辺は何とかなると思います。それに良い魔物がいればティムしても良いですしね」


「うん、まぁ、キリシアナ山の麓には神獣フェンリルが棲まうという伝説があるからね、気を付けるんだよ」


「えっ、神獣フェンリルですか会ってみたいですね、楽しみが増えましたね」

私は神獣フェンリルとぜひお友達になりたい思わず願望が持ってしまった。


 私は公爵様に報告を終えるとリビングルームへ行き、そしてソファーに座り、メイドさんが淹れてくれた紅茶を飲んで寛きながら、リソナ達が帰ってくるのを待った。

お読み頂きありがとうございます。

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