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019話 キュリウスの街。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達はムランドリア王国の国境の街リカンドを出てから1時ほど街道を走らせて、お昼休憩を取る為に街道の端に馬車を寄せて停車した。


私は馬車から降りるとモモカの頭を撫ぜて労い餌と水を与えてから、馬車に戻りエリカと二人で鏡の部屋に入り簡単なパンサンドに8個作って水筒を4個を持って車内に戻り皆で昼食を食べた。


「ふぅ~、でも一時はどうなるかと思ったわね」

リソナは憲兵隊が目の前で自分達が捜索されていると知り、冷や汗をかいたくらい緊張していた。


「アッハハ、そりゃ~そうだよね、目の前で憲兵隊に捜索されていると知ったら誰でもビビるよね」

ミーヤが思わず苦笑いをしながらリソナの心境を代弁する。


「でも、憲兵隊が【若様がご所望だ】とか言ってたわよ」

リソナが憲兵隊の一人が言ってた事を口にする。


「あれですよね、あの街の覇気のなさの原因はその若様の所為かもしれませんね」

エリカは大の貴族嫌いなので、どうしたも貴族の子息を毛嫌いする傾向があるけど、内心では今回は当たっていると自負をしている。


「ところで、次のキリュウスの街で少し肩慣らししていかない、魔物のそれなりに居るみたいだしね」

ミーヤはダンジョン都市に行く前に魔物相手に戦っておきたいと思い、皆に提案する。


「そうね、チームとしてもまだ戦闘経験は多くないものね、連携の確認も兼ねて良いじゃないのかな」

リソナもミーヤの考えに賛成し、チームとしての戦闘経験を積んだ方が良いと考えた。


「うん、それでも良いと思う、ダンジョンは逃げないしね」

私は別にどちらでも良いと思っているのでリーダーのリソナの意見に従う心算でいる。


「私も賛成します。もっと魔物との戦闘経験を積みたいと思ってますから」

エリカも今まで大半は聖女として過ごしていたので、魔物の戦闘経験を積みたいと望んでいた。


「それじゃ、久しぶりに宿屋にでも泊まりますか、期限は1週間くらいでどうかしら、その間にダンジョン都市の詳しい情報も欲しいものね」


「うん、まぁ、それで良いかな」

ミーヤも肩慣らしなら、そのくらいで良いかと納得する。


「うん、リーダーの判断に任せる」

私はただ皆の一緒に居られればいいので、リーダーのリソナの判断に委ねるだけだった。


「はい、私もリーダーのリソナさんに従います」

エリカも先ずはリソナの考えに賛同した。


 私達は昼休憩を済ませると、直ぐに馬車を走らせてキリュウスの街へ目指して街道を飛ばして走り、日暮れ近くにキリュウスの街の防御壁が見える所で馬車を速度を落として、森へ向かう脇道を見つけて森の方へ馬車を進めた。


 森の手前に平坦な場所が在ったのでそこで馬車を停めて、一夜を過ごして早朝になってモモカを馬車から外した状態で異次元空間へ移動させて、私達はキリュウスの街の門まで歩いてけ向かった。


 キリュウス街の門に着くと既に検問を待つ馬車が6台くらい並んでいたけど割と空いていたので、私達は4人で列の最後尾に並んだ。


私達の番が来たの冒険者証を衛兵に見せると、衛兵は冒険者証を一人一人見て確認するとすんなりと検問が終り門を通して貰い、そのまま歩いて街の中に入り、4人で街路を歩きながら街並みを散策する。


 リソナが通りすがりの主婦に冒険者ギルドの行き方を教えて貰い、教わった通りの道順でいくと看板が見えたので、冒険者ギルドの中に4人で入ると割と混雑していた。


 リソナとミーヤが宿屋のパンフを貰う為に受付カウンターに並んで、私とエリカは掲示板の前に立ち依頼票を内容を眺めていた。


常時依頼は薬草のグリル草とルクリ草とあり、魔物の討伐はゴブリンとオークと馴染みの魔物が有り、発注依頼の方はグレンウルフの群の駆除がありDランクチーム4人以上とあった。


 後は護衛依頼が多くあり、いずれもDランクチーム5人以上となっていて、報酬額15万ルドと破格の安さであるけど、殆んどの依頼がCランクに上げさせる内容の依頼となっていた。


ダンジョンに挑むにはCランク以上でなければダンジョンに入場が出来ないので、ここでランクを上げやすい依頼が多いのだど感じた。


「よう、そこの嬢ちゃん、どうだ俺達のチームに入らねえか、そうすりゃ、すぐにCランクにあがるぜ」

ガラの悪そうな男が二人レティ達に絡む。


「ハッ、お断りします。その必要がないので」

私はきっぱりと断る。


「はぁ~、嬢ちゃん二人じゃ、Cランクに何か上がらないぜ、良いから一緒にやろうぜ」


「しつこい、私はこう見えてねBランクなので、ただここには肩慣らしに来ただけよ、しつこいと氷漬けにするよ」

私はBランク冒険者証を見せて男達を睨みつけ足元から冷気を出して、男達の足元から徐々に白く凍らせていく。


「ハッ、Bランクだと、うっ、足元が冷ッてぞ、オイ・・・」


「まだ、私達に絡むのなら、あんたらの股の間に下がってる物を凍傷した上げようか」


「うひゃ~、勘弁してくれ、頼から」


「頼む、止めてくれ、それだけわ、頼む」


「ふっん、いいわね、今度絡んで来たら、二度と使えないようにするわよ」


「「はい」」

男二人は股間を押さえて、解除されて元に戻ると酒場の方へ逃げ行く。


「なら、今回は見逃して上げるわ」

私は魔法を解除して二人の男を元通りしてあげると直ぐに立ち去って行った。


「うふふ、流石はレティさんね、助かったわ」

エリカはレティを隣で見ていて心強いなと感心する。


「フッン、だから男って大嫌いなのよ、小綺麗な女と見たら直ぐに絡んでくるんだから」

私は逃げた男達の方を睨みつけて暴言を吐く。


「あらあら、早速レティったら絡まれてるのね、でも運が悪いわね可哀想な方達ね」

リソナはレティの声が聞こえて直ぐに見て、あ~あの男達はご愁傷様なことだと憐れむ。


「うふふ、普通にレティに絡んで勝てる男っているのかしら、まぁAランク以上の男くらいかな」

ミーヤはレティに勝てる男がいるとしたら、Aランク以上の男くらいかなと予想する。


「うふふ、そうね、それ位なら対等に戦えるかもね」

リソナはレティを見つめて、レティの底知れぬ強さに感心を抱く。


「はい、次の方どうぞ」


「はい、あの私達今朝来たばかりなので、宿屋のパンフと魔物の情報をお願いします」


「はい、そうですか、宿屋のパンフはこちらになります。それとですね、魔物の情報ですが、北側の森に最近になった強い魔物が出るという情報がありますので北側の森は控えた方が良いと思います。近々調査依頼が出されると思います」


「あっ、そうですか、北側の森ですね、分かりました」

リソナは北側に強い魔物と聞いて興味を持つ。


 リソナは宿屋のパンフを貰うと、ミーヤと一緒にレティの所へ行き、直ぐに冒険者ギルドを出ると宿屋のパンフを見ながら宿屋を探す。


「う~ん、見た目は良いかんじの宿屋ね、料金的にも問題なさそうね、部屋が空いてたら、いいだけど聞いて見ましょか」

リソナ好みの宿屋を見つけたので、とりあえず宿屋の中に入って部屋が空いているかを尋ねる。


「あの、すいません。4人なんですが部屋は空きがありますか」


「えぇ、4人でしたら2部屋ですかね、ちょうど空いてますけど」


「そう、ならとりあえず2泊で朝と晩とお弁当をお願いできます」


「はい、分かりました。今日の食事はどうなされますか」


「う~ん、晩からでお願いします」


「それでは会計は704百ルドになります」


「はい、それじゃ、冒険者証の口座で支払いをお願いね」

リソナは冒険者証を受付の女性の預ける。


「はい、お預かりします・・・・はい、確かに、支払明細と冒険者証をお返ししますね。ありがとう御座います」


「うん、それじゃ、今晩からお世話になるわね」


「はい、お気をつけて」

受付の女性がにこやかにリソナ達を見送る。


 宿屋を決めたので、それから私達は北の森へ行くために北門を目指して歩いて行き、北門森だけしかないので冒険者が数人並んでいただけなので、直ぐに北門を通った森へ向かう。

お読み頂きありがとうございます。

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