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002話 家族への逆襲

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私は学園の授業が終るとクラスメイトが教室からクラスメイトがある程度帰宅するのを待ってから化粧室へ行き、個室トイレの中に入ってからインジブル魔法で姿を消してから瞬間移動する。


王城の門から少し離れた人混みの少ない垣根の所にインジブル魔法と併用して瞬間移動すると周囲に人が居ないのを確認してインジブル魔法を解除して城門まで歩いて行く。


 城門の前に立つ衛兵に登城許可証を見せると、衛兵も私が第2王子の婚約者である事が周知されているので敬礼して門を通らせてくれる。


私が第2王子オディアスの婚約者である事は周知されているのと同時に嫌われているのも周知されている為に、城の従者たちからも腫れ者扱いにされているのも周知されている。


しかし、これだけ私の悪評が広がっているのに陛下とお父様はなぜ婚約破棄なり解消しないのか不思議でなりませんでした。


 王城の廊下を歩き3階にある妃教育が行われる部屋まで行くと、ドアをノックしてからドアを開けて中に入ると誰もおらず、私はいつもの机の椅子に座り妃教育係の先生が来るまで外語の教本を広げて読みふける。


 暫らくしてドアがノックされると私が返事をすると先生がドアを開けて入室して来たので椅子から立ち上がりカーテシーを取り挨拶をする。


「先生本日も宜しくご指導をお願い致します」


「はい、分かりました。それでは着席してください。それでは本日は125ページから始めます・・・・・」


外語の授業が始まり読み書きと何度となく繰り返して終る1時間前にテストを行い、習得できたかを確認して問題なければ終わりとなり、出来てなければさらに1時延長される。


私は記憶力が良いので殆んど延長される事なく終るので、今日もすんなりと終わったので、このままお城を出てから人混みの無い所へ行きインジブル魔法で姿を消して王城から徒歩15分程で市場へと向かう。


 ただ私がインジブル魔法を使って姿を消すので王城から影が尾行してもいつも途中で見失うので、そのことも王家に報告されていているのは薄々気付いていたけど私にしてみれば些細なことであった。


市場を歩き金物の出店を探して歩き鍋などが売っている出店を見つけて、店主にドアの金具があるか尋ねると、店主がドア用の金具を後ろの木箱から出してくれたのを見て同じ物だと思い釘とセットで1200ルドを支払った。


 それから少し市場を見て回り、干し肉と野菜とパンを買ってから公爵邸へ帰り、物置小屋に入ると直ぐに部屋着に着替えてからドアの修理に取り掛かる。


 ドアの修理が終ると晩御飯に簡単な野菜スープを作りパンと一緒に食べていると、暫らくして嫌な足音が聞えて来たので、壊されると面倒なのでドアの鍵を閉める。


ドンドン、ドンドン


「ちょっとドアを開けなさいよ、聞こえているでしょう」


「嫌よ、貴女は乱暴だもの、また壊されたら面倒よ」


「あんた。今日が何の日が前に伝えたでしょう」


「あら、何かあったかしら、知らないわ」


「お父様があんたを呼んでいるの来なさいよ」


「そうなの、でも、私は屋敷に立ち入り禁止でしょう、この間もお母様と貴女が言ってたでしょう、たがらもう行かないわ、もう鞭打ちはまっぴらだから、お父様にも言っておいてね」


「もう、知らないわよ」

ティアラは頭に来て彼奴あいつなんか物置小屋ごと燃えて消えれば良いと思い火炎魔法で火の放つ。


「うふふ、ざまぁみろう、綺麗に燃えちゃいなさい」

ティアラは笑顔を浮かべて屋敷に戻る。


「あら、あの子ったら本当に物置小屋に火を放つなんて良いわ、拾った骨を置いて火を拡張して裏庭を大火災にしちゃおう」

私はベッド等の家財道具を異空間収納に仕舞い、物置小屋の裏の林まで火災を広げて燃やし人骨も置いて瞬間魔法でアパートへ瞬間移動した。


「お父様、お姉さまが来たくないそうですわ、困った姉ですわ」

ティアラは困った風に装い父に伝える。


「旦那様、裏庭で火災です。誰かが火炎魔法を放ったようです。このままではレイリア様が焼死してしまいます」

執事のジラルドが血相を変えて慌てて主のブライアスに伝える。


「それはどういう事だ、直ぐに救出しろ、ティアラさっきまで行っていたよな、まさかお前が放ったのか」

ブライアスはティアラを睨みつけて問い詰める。


「・・・・」

ティアラは父親の反応が思っていたのと違った事に恐怖を感じた。


「私も行く案内しろ、後で説明を聞くぞ」

ブライアスは妻のエブリナとティアラの二人を睨みつけて、使用人の後を追って裏庭へと走って行く。


「何だ火の周りが早すぎるぞ」

ブライアスは物置小屋が業火の如く燃え上がり火の粉が裏の林の木々に次々と飛び散り引火して広がっていく。


「レイリア様、お痛ましい・・・こうなるのなら早く旦那様に報告すべきでしてした。奥様とティアラ様のお二人による虐待と仕打ちを」

執事のジラルドがエブリナとティアラの二人による虐待と仕打ちを漏らす。


 使用人達に寄り、林の木々がこれ以上他に燃え広がらない様に伐採が始まり、物置小屋は既に手の施しようがなく業火で青白く燃え上がる。


現場はブライアスの指示に寄り保全されて、疑わしいティアラは部屋に監禁となり、妻も部屋で謹慎処分を受ける事になり、火災は明け方になってようやく鎮火する。


そして翌朝の現場検証に寄り、物置小屋の付近にはティアラの靴跡がくっきりと残っていた為に火を放ったのがティアラと断定されて公爵邸の地下牢に収容された。


 火災現場ではレイリアの人骨らしき物が見つかったが、もう本人かどうか判別できる状態ではなく棺桶の中にはレイリアの人骨らしき物を入れて、翌日の早朝に父親と兄の二人だけの葬儀が早急に行われて公爵家の墓に埋葬された。


 葬儀後に妻のエブリナは娘のレイリアの虐待容疑でティアラと同じ様に王城に移送されて地下牢に収容され、レイリアの食事に毒が盛られていたのも発覚し殺人容疑まで掛けられた。


 流石のブライアンもまさかそこまで酷い状況になっていたとは予想もしていなく、妻のエブリナが実の娘に鞭打ちや毒まで盛っていたと知りショックを受けて塞ぎ込んでしまった。


 国王ダクティスもレイリアが公爵家の母娘に虐待されていたのは影からの報告で知っていたが婚約者の第2王子オディアスに任せて放置した。


レイリアの婚約者でもある第2王子オディアスに託した結果が豊穣の加護を持ったレイリアが焼死してしまった事に反省と憤りを感じて判断ミスだったと嘆いた。


 この事件は瞬く間に王都中に知れ渡り、王侯貴族の間にも一大スキャンダルとして王家と公爵家に醜態を晒す結果になってしまった。


特に婚約者の第2王子オディアスは影からの報告書を一切読んでおらず、婚約者であるレイリアが虐待を受けているのに知る事を放棄しただけでなく加担していた。


オディアスはあまつさえ加害者の妹と結託して婚約者のレイリアをありもしない悪い噂を広げたり、二人ででっち上げた罪を公衆の面前でとがめたり等して虐めていた事が発覚し、その責任と罪が多くの貴族からも非難を受ける。


 オディアスは1週間の自室謹慎中に事件から2日後に行われた貴族会議の結果として、第2王子オディアスは王家の者として相応しくないと断定された。


貴族会議でオディアスに下された裁定は王位継承権の剥奪と王家から廃嫡となり加えて王都から追放処分を下された。


「オディアス、なぜ影からの報告書を読まなかったのだ。私は何度も読むように言ったはずだぞ」


「それは・・・すいません。無能だからと最初から相手にしてませんでした。だから報告書を読んでも意味が無いと決めつけてました」


「無能だと、レイリア嬢は豊穣の加護持ちだとお前に極秘だからと一度だけ言ったぞ、聞いてなかったのか、豊穣の加護がどう言う意味を持つか知っているはずだ。まさか知らんとは言わせんぞ」


「えっ、そんな、あの無能な女が・・・・・」


「はぁ、聞いていなかったのか、その時点で王家としての品格が無いと言うことだ。お前も加害者と共謀し差別を助長した結果が婚約者を死に至らしめたのだぞ、分かっているのか」

国王ダクティスは途中からオディアスの態度に激高して大きな声でオディアスを叱りつける。


「えっ、はい、すいません」

オディアスは激高する国王ダクティスに対してただ謝罪するしか出来なかった。


「今回のお前への処分に関して王家からは異議申し立てはしない。大人しく裁定を受けるがよい」


「はい、父上すべては私の不徳の致すところです。明日には王城を出ます」

オディアスは魔力を持たないレイリアを蔑み興味すらなく嫌いで仕方がなかった。


オディアスは常に『こんな無能な女がなぜ自分の婚約者なのだ』と拒絶していた為に、レイリアが豊穣の加護持ちだという極秘事項になるほどの重要な事を聞き逃していた。


「そうか、オディアス、達者で暮らせよ」


「はい、期待に応えられず。申し訳ございませんでした」

オディアスは自分のしでかした事が大きく国益を損なう結果となり、両肩を落とし自室へ戻り最低限の荷物を纏めて出て行く準備をする。


オディアスは翌日の早朝に当面の生活費だけを貰い、静かに1人で王城から出て行き乗合馬車乗り場へと向かった。


 エブリナとティアラは貴族院裁判で審議が行われているが調べれば調べる程、レイリアに対する横暴で悪質な虐めを繰り返していた事が判明した。


その事が世間に公表されると王都在住の貴族や民達までもが公爵家の母娘による実の娘であり姉に対して酷い虐めを繰り返し行われ、その鬼畜の所業に王都中が驚愕した。


 レイリアを良く知るクラスメイト達は家族の虐待に耐え、婚約者である王子からも嫌がらせを受け、そんな辛い状況に長い間ずっと耐えていた事を知る。


レイリアの口癖で公爵家から出たいと漏らしていたけど、実態を知りあまりの酷さに驚愕しショックを受け悲しみが止まらなくなったクラスメイトの殆どの女子が精神的な病に罹る。


エブリナとティアラによるあまりに鬼畜な所業に同情の余地が全く無いとして、刑罰として性奴隷として娼館送りか死刑のいずれかで審議がなされるいる。


なお、取調中にティアラは恋人の第2王子オディアスが王家の権力で助けて出してくれると強気の姿勢を見せて反省する気が全くなく、オディアスが王家から廃嫡となったと知ると泣き崩れた。


 エブリナは取り調べには正直に淡々と自分が実の娘にした事を自白し、いかに自分が酷い事をしていたのかと、無能な娘を憎むあまり振り返る事ができなったと自供していた。


 なおイブリシアン公爵家は今回の不祥事で当主のブライアスは騎士団団長を解任され、領地を魔物が多く棲まう辺境の領地と領地替えとなり子爵家に降格と裁定を国王ダクティスが下し決着をつけた。


 一方当事者のレイリアは火災が起こった時に瞬間移動で安く借りていた部屋に移動して翌日にはその部屋を解約した。


部屋を解約した後に乗合馬車乗り場へ行き、冒険者レティとして乗合馬車に乗って王都を出て先ずはルキリアス王国を目指していた。

お読み頂きありがとうございます。

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