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014話 スタンピートにチーム・レミリが先陣を切る。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 私達チーム・レミリは4人はスタンピート発生を知らせる鐘の音が街中に鳴り響くと、直ぐに冒険者ギルド1階の受付カウンター前のフロアに集まり他の冒険者達と合流する。


「いいか、冒険者諸君、気合い入れて行くぞ、いいか」

ギルドマスター・ゲイザスは集まった冒険者達に気合いを注入する為に大声で叫ぶ。


「「「「「おー」」」」」

フロアに集まった冒険者達も気合いを入れて雄たけびを上げる。


 それから鐘が鳴る西門へ向けて冒険者ギルトから冒険者全員が出て行き、街の街路を行進して歩き向かうと私達もギルマスの直ぐ後方を歩いて付いて行く。


街の中を冒険者達が行進して西門に到着するとギルマス・ゲイザスが各ランクの冒険者達に大声で指示を出していく。


「いいか、EランクDランクのチームと単独の冒険者は後方支援を担当して貰うからこの場で待機だ。Cランク以上のランクの者は全員、俺と一緒に門の外で魔物どもを迎え撃つぞ、いいか!」


「「「「オー」」」」

冒険者全員がまた雄たけびを上げる。


「ヨッシ、行くぞ!気合いいれろよ」

ギルマス・ゲイザスは大声をあげて再度冒険者達に気合いを入れて、西門の外へ向かって歩きだす。


 私達もギルマス・ゲイザスの後を付いて歩き、門の外へ出ると森の奥の方から物凄い砂煙が立ち込めているのが見えた。


ギルマス・ゲイザスは門を出ると森の方に歩き続けて、門から200リード離れたくらいの地点で立ち止まる。


「おぅチーム・レミリに先陣を任せるから行ってこい、好きにやって良いからな」


「うふふ、その言葉に偽りはないわね、ならばリソナ行きましょうか」

私はリーダーのリソナに前に出るよと言い放つ。


「うふふ、そうね、何かレティ、悪巧みをしている様に笑顔になっているわよ、あまりやり過ぎないでよ、心配だわ」

リソナはレティの悪巧みを企んでいそうでやり過ぎないか心配になりながらレティの後を付いて行く。


「なんかレティがイキイキしてるけど、何かやらかしそうだな、大丈夫かな」

ミーヤはレティが絶対何かやらかすなと確信していた。


「そうなんですか、私もワクワクしてますよ」

エリカもリリスから授かった加護で何ができるかウズウズしていた。


 私はギルマス・ゲイザスから200リードくらい離れて前方の森を見つめて、暫らくしてからもう1人の守護獣のモモカを呼び出す。


「カモン・モモカ戦闘モードだ」


「グォゥオー」

モモカは8リーガの体躯となってレティの前に現れて。


「あれ、モモカ大きくなってない、確か5リードくらだったよね」


「グォゥー」


『お嬢、案ずるな、我が加護を与えただけだから、後はお嬢が好きに暴れればいいだけだぜ』


『アハハ、リリスって私に過保護だよね、ありがとう』


『我がレティに過保護になるのは当然だぞ、頑張って暴れろよ、期待してるぜ』


「ヨッシ、モモカ行くぞ」

私はモモカの背に飛び乗って森へ向かって突進する。


「モモカ、邪魔な木々を蹴散らせくれる」


「ガァオー」

モモカは前進しながら口から青白い火炎プレスを放つ。


グゥバーン、ズズズースススシューン、ドッカン、ドドドドドッカーン。


モモカの放った青白い火炎プレスに当たった魔物や触れた魔物は高熱で消失してしまい、これで1/4の雑魚な魔物が消失し数が減った。


「オゥー、凄いわね、派手な爆発だわ、ヨーシモモカ突っ込むわよ」

私は森の中に土が抉れて綺麗な道が出来て、森の奥まで続いてるのを見て感動する。


 私は先陣を切って真っ二つになった魔物の大群の右側に狙いを定めると、さらに突進してゴブリンやブラットウルフの群がレティ目掛けて襲い掛かるがモモカによってレティの後方に弾き飛ばされ行く。


 モモカに後方に弾き飛ばされた魔物達はギルマス・ゲイザスの前に次々と積まれて行き、それを見たギルマス・ゲイザスは直ぐに後方支援の冒険者達に指示を出す。


「オッイ、後方支援の冒険者達に積まれた魔物を直ぐに解体場へ運べと伝えろう」

ギルマス・ゲイザスが遅れて来た補佐の職員に指示を出して、直ぐ門の中へ走って向かい待機している冒険者達に指示を出す。


「良いレティが右側なら私達の獲物は左側よ攻撃開始」

リソナがミーヤとエリカに攻撃開始の合図を出す。


「行くわよ、千本雷矢」

リソナは魔弓の魔矢を上空に向けて放つ


 リソナは魔弓の弦を引き上空に魔矢を放つと魔矢が巨大化して左側の魔物の群の上空へ届く爆発して無数の黄色く輝く魔矢が魔物達の脳天に辺り倒れて行く。


「私も行くわよ、サンダーハリケーン、イッケー」

エリカが小さく電磁波帯びた竜巻を起こして左側の魔物の大群へ向かって行く。


 エリカが放った電磁波を纏った竜巻は魔物の大群に向うにつれて巨体化して行き倒れた魔物も巻き込み上空へ持ち上げて行き、弾き飛ばされた魔物はレティが積んだ魔物の上にドンドンと積まれて行く。


「もう一発、行きます。サンダーハリケーン」

エリカが二発目を電磁波を纏った竜巻を放つ。


 ミーヤは左側への攻撃で撃ち洩らした僅かなゴブリンやブラッドウルフを魔双剣で切り倒して行き、前衛いた冒険者達も右側からレティが撃ち洩らした魔物達を倒していく。


 モモカが放った火炎魔法で抉られ出来た道を通ろとした雑魚な魔物達は足を踏み入れただけで、グツグツと高温で熱された真っ赤な土壌の上で身体が燃え上がって絶命して行く。


「アイスブレード、えっい、行くよアイスプレス、どうだ」

私は魔物達を次々と凍り漬けにした魔物をモモカが鋭い角で次々と後方にいるギルマス達の方へ突き飛ばしていく。


 レティは右側の魔物の大群をモモカと共に次々と倒していき、左がの魔物の大群はリソナとエリカの二人が得意の魔法攻撃で撃退して行き、ミーヤは左側の撃ち洩らした魔物達を素早い動きで斬り倒していく。


レティが撃ち洩らした魔物達はCランク以上の冒険者達がチームを組んで、それぞれ協力し合って確実に討伐して行った。


 戦闘が始まって1時弱で親玉のミノタウロスエンペラ体長が20リードはあるかという大物であったけど、モモカの青白い火炎プレスの小型のブッ放っなして頭を抉り決着がついた。


 親玉のミノタウロスエンペラーが倒されると、我に返った僅かな魔物達が森の奥へ逃亡していきスタンダードは収まった。


私はミノタウロスエンペラーを異空間収納に収納して、他にもミノタウロスを5体とオークジェネナルを2体とキングを1体を異空間収納に収納した。


 ギルマス・ゲイザスの所に戻った時にミノタウロスエンペラーとオークキングとミノタウロスの亡骸を見せる為に置いた。


「今回の親玉はミノタウロスエンペラーみたいね、後はその周辺に居た大物です」

私は一応ギルド側に渡しても良いと思った魔物だけを異空間収納から出して置いた。


「そっか、まぁ、ここにある魔物だけでも凄い数だから、親玉がミノタウロスエンペラーとわな、偉くまたデカくてレアに魔物なんだ。しかも魔剣持かよ」


「なかなかレアなんですよね、この魔剣って噂だと1千万ルドは下らないとかですよね」

私が学園に通っていた時に魔物が持つ魔剣も1千万ルドくらいの値が付く事がざらにあると聞いた事があった。


「まぁ、物によってだがなコレクターには堪らん一品なんだろうな」


「あの、ところでギルマス・ゲイザスさん、私達は直ぐに旅に出たいのよ、報酬は一人当たり100万ルドで手を打たない」

リーダーのリソナがギルマス・ゲイザスに早速今回の報酬の交渉に入る。


「あぁ、そうか、4人分で400万ルドで良いのか、う~ん、まぁ、良いだろう、今回のスタンピートで軽症者が数人で済んだだ、それで手を打とうか」

ギルマス・ゲイザスはミノタウロスエンペラーと魔剣だけでも倍の値がつくだろと採算を考えれば、かなり得をすることは間違いないと踏んだ。


「あっ、それとエリカをCランクに昇格もお願いするわね、今回でCランク以上の活躍はしたでしょう」

リソナはついでにエリカのCランク昇格も交渉する。


「あぁ、確かにあの魔法は見事だった良いだろう、Cランクに昇格しよう」

ギルマス・ゲイザスはエリカと言う魔術師の実力はBランクでも良いくらい十分な技量を見せてくれたので快諾した。


 その後直ぐに冒険者ギルドへ行き、参加費として400万ルドとエリカのCランクの冒険者証を受取り、それから直ぐに私が御者席に乗ってムダンダロの街を出発した。

お読み頂きありがとうございます。

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