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013話 魔術師エリカをメンバーに迎えてスタンピートに挑む。

この作品を選んで、お読みで頂きありがとうございます。

この物語はフェイクションです。

物語中の世界観は独自の世界観で書いておりますので、法律、慣習、習慣、常識等に異質な部分が多々ありますが、其れ含めて楽しんで読んで頂きたいと思います。

 ミーヤが馬車を走らせて半時ほどでムダンダロの街の門の前に到着して検問の列に並び、順番を待っていると衛兵が門の方から来て身分証だけ確認をしてきたのでミーヤが冒険者証を見せる。


「君は冒険者か、馬車の中にも乗っているのか」


「はい、メンバーが乗ってますが」


「そうか、一応中の者の冒険者証を拝見させて貰う」


「はい、どうぞ」


 衛兵は馬車の後方の扉を開けて中へ入り中に居るメンバー達の冒険者証を確認すると、直ぐに馬車から降りてミーヤの方へ行く。


「君達は左側を通って門を通り、そのまま街路を真っ直ぐ行き冒険者ギルドへ行くように、それでは失礼する」

衛兵は冒険者を優先的に検問をして冒険者ギルドへ向かわせていた。


 ミーヤは衛兵に言われた通り馬車を左側にゆっくりと移動し、モモカはノシノシと歩行し門の方へ向かい門を素通りし、そのままの街路をゆっくりと真っ直ぐお店が立ち並ぶ繁華街の街並みの中を冒険者ギルドへと向かう。


私達は車窓から見て繁華街を歩く人並みは少なく、スタンピートが発生するとの情報で非難した民達が大勢いるのだろうなと感じた。


 冒険者ギルドの看板が見えたので、その手前にある路地に曲がり少し奥へ入った所で停車して皆が馬車から降りたの確認して異次元空間にモモカと馬車を入れた。


 私達は4人で冒険者ギルドの中に入り、隣接している酒場で待機している多くの冒険者達を横目に空いている受付カウンターの列に並ぶ。


受付カウンターに並んでいる冒険者達はスタンピートの参加希望者で参加登録をしている様であり、割とスムーズに列に並ぶ人の数が減り並んで数分で私達の順番になった。


「次の方どうぞ」

受付嬢が張り付いた笑顔で私達を呼んだ。


「あの、スタンピートに参加とメンバー登録をお願いします」

リソナが受付嬢に用件を伝える。


「はい、畏まりました。それでは参加申請書とメンバー登録申請書の御記入くださいね」


「あっ、はい」

リソナは申請書を2枚記入してリソナとエリカの冒険者証を2枚を受付嬢に提出した。


「あの手数料はリソナの口座からお願いします」


「はい、畏まりました。少々、お待ちください」


「あぁ、分かった」

リソナが返事をして皆で依頼掲示板がある壁際の方へ移動して待つ。


「チーム・リソナ様、お待たせいたしまた」


「はい、行きます」


「大変お待たせしました。こちらが支払い明細書です。後は冒険者証をリソナ様とエリカさまです。後確認ですが、従魔にドラゴンホースと記載がありましたがスタンピートに参加させますか」


「う~ん、場合によっては戦って貰いますけど」


「でしたらBランクの方も居ますので前衛で参加して頂きますね」


「あぁ、そうですか、分かりました。ところで私達もここで待機しなければならないのですか」


「いいえ、交代制ですので発生しなければ、明日の朝にでも来ていただけば構いませんが、警報の鐘がなったら直ぐにお越し下さいね」


「そうですか、それで裏の停車場に私達の馬車を置かせて貰いたいの、ダメですかね」


「え~と、それは私からは答えられないのですが、ギルドマスターの承認が必要ですが、いかがしますか」


「あ~、面倒ね、まぁ、良いわ、取って貰えますか」

リソナは宿賃を節約したいので面倒でも許可を取る事にした。


「はい畏まりました。少しお待ちくださいね」


「良いぞ、停車場なら今はガラ空きだ。端の方なら問題ないだろう」

ギルドマスター・ゲイザスが所要で1階に降りて来た時に偶然聞いて即許可をリソナに出す。


「ギルマス、分かりました。リソナさん端の方に寄せて停車してくださいね」


「はい、ありがとう」


「しかし、冒険者が馬車持ちとは珍しいな、どんな馬車なのだ。見せてくれるか」

ギルマスのゲイザスは気晴らしに若い美麗な冒険者がどんな馬車を所有しているのか見てみるかとただの興味本意である。


「そうですか、ギルマスに見せる程のものではないですが、仲間を呼びますね、ミーヤ、レティ、エリカ、ちょっと来てくれる」

リソナは掲示板の近くいるメンバー達を呼んだ。


「ホォー、こりゃまた美麗麗しい女だけのチームとは好いね」

ギルマスのゲイザスは美麗麗しいメンバー達を見て、何となく馬車を持って旅をする理由が何となく理解した。


 リソナ達チーム・レミリのメンバー達はギルマス・ゲイザスの後を付いて廊下歩き、ギルドの裏手にある停車場に着く。


「そうだな、この辺りなら置いて良いぞ、馬車はどこに停車しているんだ」

ギルマス・ゲイザスは馬車を持ってくるようリソナに聞く。


「あぁ、馬車なら今出します」

私がギルマス・ゲイザスにモモカと馬車を異次元空間から出して見せる。


「オッイ、今、どこから出したんだ。まさか異次元空間魔法を使ったのか」

ギルマス・ゲイザスがレティが異次元空間からモモカと馬車を一瞬で出したのを見て驚く。


「はい、そうですが、それが何か」

私はいつもの事なので何を驚いているのかなと感じる。


「それにドラゴンホースがけん引してるのか、あっ、そのお嬢ちゃんはモランド支部のㇾギリスが言ってた不思議ちゃんか、守護聖龍の加護を持つとか言ってたな」

ギルマス・ゲイザスは親友のㇾギリスから通信水晶で聞いた話を思い出す。


「あ~、あの時のギルマスですか、でも、何なですか不思議ちゃんとは心外です。レティと言う可愛い名前があります」

私はゲイザスから不思議ちゃんと言われてカチンと来て反論する。


「あっ、それはすまんな、レティか、うん、だがよ異次元空間に仕舞えるなら停車場を借りる必要があるのか」


「私達は馬車の中にある異次元の部屋で寝泊まりしているからです。ただ異次元の部屋に出入りするとモモカと馬車が異次元空間から出入りするから停車スペースが必要なのです」


「ハッ、そうなのか、それも不思議ちゃんの例の特殊スキルという事か、まぁ良いだろう、一々驚くの疲れるからな、まぁ、スタンピートが起きた際にはお前達の活躍を期待してるぞ、前衛でしっかり暴れて貰うぞ」


「はい、なるべく期待に応えられる様に頑張ります」


「あぁ、まぁ、ゆっくり休んでくれ、それじゃな」

ギルマス・ゲイザスは馬車を一目みただけでギルドの建物に入って行く。


 ギルマスを見送ると私達は馬車の中に入り、明日の早朝にスタンピートが起こるとリリスのお告げを信じ、スタンピートに備えて食事をしっかりと食べで、ゆっくりとお風呂のお湯に浸り旅の疲れ癒して早めに就寝した。


 朝が明ける前に私達は起きて装備服を着てから朝食を軽く食べて非常食を用意して鏡の部屋から出て、スタンピート発生の合図の鐘が鳴るのを待った。


「そろそろ鐘が鳴っても良さそうよね」

リソナは初めてスタンピートに挑むので緊張をする。


「うん、何だか武者震いして来たよ」

ミーヤもスタンピートに初めて挑むので興奮状態になる。


「うん、そうだね、いつも通りで大丈夫だよね」

私は特に思う事も無く平然と居られた。


「レティは落ち着ているのね、私も割と緊張しないですね」

エリカも特に感じる事がなかった。


『お嬢、森の奥で魔物達が動き出したぞ、そろそろだな、頑張れよ、モモカも準備万端だからな遠慮なく戦わせてやってくれ』


『うん、分かった。ねぇ、私がモモカの背に乗って魔物の群に突っ込むのはアリかな』


『それは面白いな良いじゃないのか、お嬢なら何でもアリだから、思いっきり暴れれば良いさ』


『うふふ、任せて』


「ねぇ、リソナ、始まったら、私がモモカの背に乗って群に突っ込むから援護射撃をお願いね、ミーヤとエリカは撃ち洩らした魔物を倒してくれるかな」


「はぁ~、もうレティって突っ込むの好きよね、まぁ、良いわよ、気を付けてね」

リソナが呆れるけどレティだから仕方がないと諦めて言うことを聞く事にした。


カンカン、カンカン、カンカン・・・・・。


「鐘が鳴ったわね、行くわよ」

リソナが鐘の音を聞いて気合いを入れてメンバー達に号令をかける。


 私は皆が馬車から降りると、モモカを馬車から外してから異次元空間に移動させて、それからリソナ達メンバーと共に冒険者ギルトの中に入り、他の冒険者達と合流する。

お読み頂きありがとうございます。

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