僕じゃないやって
僕じゃないな
だって僕は
誰からも愛されるはずないもんな
愛することも許してもらえない
人から嫌われて
拒まれて
面白半分に傷つけられたりして
全く僕に否が無かったとは言えないんだろうけど
落ちていく
その先で
しがみついた夢
どうにか這い上がろうと
どうにか認めてもらおうと
気が遠くなるくらいの時間
這い回っていた
独りでいる時間が
僕には長すぎたみたいだ
だから僕には
みんなの中へ入るのも
認めてもらうのも
誰かに愛されるのも
愛するのも
僕じゃないな
僕には許されない
もう
もういい加減に
そんな自分を
打ち破りたい
大きくなりすぎた影
打ち消してしまいたい
これまで真正面から
何度も立ち向かって跳ね返されて
それでも
寝首を掻くような
卑怯な真似であっても
そんな自分を
乗り越えたい
僕はもう
僕を除け者にしない
いくら闘っても勝てない
未だにマウント取られ続けている
そんな自分に
打ち勝てるだなんて
思ってもいないけど
幸せの中に向かって
僕じゃないやって
自分を弾くのは
もうやめにする
じゃあなきゃ
いつまても
このままな気がするから