働かないクソ旦那を捨てようとしたら縋りついてきたけどもう遅い詩
いちばのはしに すてられた
にだいのすみの くさりかけ
さんじのおやつの みかんとぽんかん
よかんはてきちゅう はらくだし
ごろりとねころぶ ごみていしゅ
ろくにうごかぬ ごくつぶし
なうてのおとこも いまはかこ
やにさがるつらが みぐるしい
くろうをするのは わたしだけ
とうにわかって いたはずなのに
ようかんの ごとくあまえた くそしゅじん
いやなよかんよ もうすかん
わたしのろっかん だいごさん
とうにわがやは むいちもん
かんにんぶくろの おをせつだん
ないてすがっても おそまつさん
たたきつけたは みくだりはん
■□■□原文一部■□■□
羊羹の 如く 甘えた くそ主人
嫌な予感よ もう好かん
私の六感 大誤算
とうに我が家は 無一文
堪忍袋の 緒を切断
泣いて縋っても お粗末さん
叩きつけたは 三行半