5話 業務報告
今回はほぼ説明回です。短くてすみません。
「おい世界、取り敢えず1人目終わったぞ。」
1人目の回収が終わったあと俺は報告と休憩も兼ねて世界の意志こと世界のいる空間に戻ってきていた。
「そういえばベジタボーお前には幾つか聞きたいことがある、まず教えるの忘れてたのにお前どうやって能力回収したんだ?」
「...幻造魔法。」
「なるほどな、て言うかお前最初からそれ使って簡単に殺せばよかったじゃん。」
「お前なあ、それが出来れば俺は今頃世界最強だろ、いいか?口で言うと長くなって面倒だから俺の心の声での説明をよーく聞いておけ。」
俺の使う幻造魔法はステータスにもあったが魔力を消費し想像した現象を起こすことができる。それはもちろん動かない死体つまり抵抗しないものから能力を回収するのも簡単だ。
「だよな。」
しかしそれは万能ではあっても最強というわけではない。というのも確かに幻造魔法は他の炎魔法や水魔法などの魔法と比べても汎用性だけで見れば確かにとても強力だが例えば炎を出すだけなら同じ魔力を消費して出す炎魔法のほうが強力だ。
「へー。」
それに炎を出すだけならそれはあまり気にならない位の違いだが、この世界には生物を殺すことだけに特化した魔法がある。俺は死魔法と呼んでいる。その死魔法が生物を殺すのに使う魔力を100としよう、幻想魔法を使って殺そうとすると大体その100倍位魔力を消費する。
「100倍も なの か...。」
そもそも死魔法自体かなりの魔力を消費するので使うと少なくとも俺は死ぬ。
「...。」
だから俺は武器を生成したり傷を塞いだりレーザーを撃ったり程度で済ましている。起こす現象によって消費が変わってくるということはそれはあくまで魔法で殺しているのではなく対象の「死」という現象を幻造魔法で起こしているのでそもそも過程が違う。
「大体わかったか?」
「ZZZ...。」
「はあ。」




